2006年11月13日

毎朝、野菜の納品に向かう車の中から見える富士山がとてもきれいだ。
気がついたら山肌が白くなっている。
毎朝霜が降ってくる季節になると、野菜がさらにうまくなる。

年末になると、「寒締めほうれん草」なる、葉が縮れたほうれん草がスーパーに出回り始める。これはうまい。
ほうれん草を生育途中から寒さに当てることによって、えぐ味(シュウ酸)が甘味(糖)に変化するという。これがうまさの秘密みたいだ。

どんな野菜も寒さに当たるとうまくなる。
ブロッコリーや小松菜など、花蕾や葉を食べる野菜はこの時期からおいしさが加速する。

寒さが野菜をうまくする。

at 22:35│コメント(0)農想記 │

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