2007年11月29日


昼のニュースを見ていて気になったこと。

神戸税関で押収されたコピー商品、偽ブランド品の廃棄処分の様子をニュースでみた。

偽ブランド品やコピー商品の持ち込みは禁止されているし、押収されたそれらが廃棄処分されることは仕方のないことだと思う。が、なんか違和感を感じてしまう。

偽ブランドやコピー商品の財布やバック、それらは本来の使い方をすればまだまだ使えるものばかり。バックとして、財布としてみれば、不良品ではないものが多い。
なのに廃棄されるのは、それらのバックや財布が偽ブランド品であることが理由。

だから俺は思ってしまう。『偽物目的でつくられなければ、まだまだ使えるものなのに。』と。

財布なら財布で使えりゃいいじゃん。バックならバックで使えばいいじゃん。

ブランド品にこだわる人間がいるからこういう偽物、コピー商品が出回っている気がする。

よくブランド物に身を包んでいる人がいるが、俺はその良さがよくわからない。
特にブランドものロゴが全体にあしらわれたコートなどを着て歩いている人を見ると、そのブランドの宣伝をしているサンドイッチマンに見えてくる。なんとも滑稽だ。

ブランドものを身につけることは、自分の財力を他人に見せつけることになるが、反面、その人の判断基準が『金』であることを連想させる。

もちろん、ブランド品を使う人全てがそういう人であるわけないし、人の価値観をとやかく言っちゃいけないのかもしれないが、俺はそう思ってしまう。


コピー商品も偽ブランド品は一体何のために生まれた来たのだろう。本当ならボロボロになるまで使ってくれる人に出会うために生まれてくるのが、製品の本望であるはずなのに…

カッターで切り裂かれる、財布やバックを見ながら、彼ら(財布やバック)の無念さ感じた。

製品一つ一つを大切に使うこと。それが製品に対しての礼儀じゃないかなと思う。

あなたはどう思いますか?


at 13:37│コメント(0)つぶやき │

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