2008年04月28日


哀しいかな。聖火リレーのネタが尽きない。

26日、長野で聖火リレーが行われた。ものすごい物々しい聖火リレー。俺の「怪我人や逮捕者が出ませんように」って祈りも天に届かず、4人負傷、6人逮捕。他の国から比べれば、『穏やかな』聖火リレー。
でも、何のための聖火リレーなのかわからない。

昨日は韓国で聖火リレーが行われた。ここでもやっぱり小競り合い。投石合戦したり、チベットの旗を持った人を大人数で追いかけて、それを守ろうとした警官を負傷させたり…。

普通の聖火リレーってのは、聖火リレーが行われる国の国旗とオリンピックの開催地の国旗を6対4ぐらいの割りあいで、その国の人たちが沿道で小さい旗を振ってランナーを応援するもの。

が、今回の北京オリンピックの聖火リレーは異様だ。
どの国の聖火リレーの応援も中国国旗が大多数。沿道には聖火リレーの応援ではなく、反中国のデモ。

特に日本と韓国では沿道には中国の国旗が8割、聖火リレーが行われる国の国旗が1割、そしてチベットの国旗が1割
日本や韓国で聖火リレーしているのになぜか中国人の方が沿道に多い。
数で他を圧倒して調子に乗って暴れるところなんか、いかにも中国らしい。
すげえなあ中国人。どこにでもいるんだな。

さて、今日の聖火リレーは北朝鮮で行われる。

でさ、俺、思うんだけど、

この北朝鮮の聖火リレーが一番混乱なく終わりそうな気がするのは俺だけ?



だってさ、もしも北朝鮮国内で外国人が反中国デモとかやったらさ、
無事に北朝鮮から出れない気がする。
「国の治安を脅かした」とか難癖つけられて投獄されそうじゃん。

北朝鮮に住む人は、『デモ』っていう文化がない…というか『デモ』ができない環境だから、「フリーチベット」とか叫ぶ北朝鮮市民もいないんだろうし、大きな混乱は起きないのでは?

それに応援に駆け付ける中国人が中国に国旗を広げたとしても、今回は国家が動員した市民による、北朝鮮の国旗が大多数を占めるだろうから、今までの『普通の聖火リレー』に限りなく近い聖火リレーになるのではないだろうか?


見た目は理想的な聖火リレー。
が、北朝鮮だけ聖火リレーが成功しても素直に喜べない。
なんだろう、心が虚しくなるというか、何というか、すっきりしないのだ。
政治問題と聖火リレーは別物と頭では理解しているのだが…
こんな気持ちになる日本人は俺だけだろうか?

拉致をはじめとする、対北朝鮮問題は山積み。

さて、山口補選で民主が勝った日本の政界。
聖火リレー以上に注目していかないとな…


at 06:09│コメント(0)つぶやき │

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