2008年11月22日


『里芋貯蔵』やってます。

毎年恒例となっている、『里芋貯蔵』(通称『里芋しまい』)を今日から始めました。

『里芋貯蔵』ってのは、畑に埋まっている里芋を一度掘り出して、別の場所にまとめて保存するっていう作業なのだけれど、これがまた大変。

順を追って説明します。

まずはじめに、霜にあたって枯れた茎をでっけえ鎌で刈り取ります。

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(ちなみに写真が遠いのは、近くによって撮影すると、「んなことやってないで、さっさと仕事しろ!」ってうちのばー様にどやされるから。遠くでこっそり撮影。)

次にトラクターで掘り上げます。↓

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とにかく機械で一気に掘り上げます。

んで、次に軽トラックに掘り上げた里芋を乗せます。↓

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ここは人海戦術。人数がものを言います。
バケツリレーのように運ぶとサクサク乗せれます。

んで、積み上げた里芋をユンボーで掘った貯蔵穴(通称『イモ穴』)に、里芋を入れます。
昨年までは、軽トラでイモ穴の近くに運び、ひとつひとつ丁寧にイモ穴に積み上げていったのだが、「面倒くさくね?」って話になり今年はこういう方法をとりました。↓
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ダンプでドーン!

土砂のごとく一気にイモ穴に流し込みます。
もちろん後で、平らになるように積み上げます。


この方法にしたら、時間が一気に短縮。おそらく今までの2分の1以下の時間で同じ量の里芋をイモ穴に貯蔵することができたと思います。

ちなみに「一体、去年までの苦労はなんだったのだろう…」とか思っても、絶対口に出しません。
言えば凹むだけですからね(笑)

あとこれは補足ですが、積み上げるとき、ところどころに『にんにく』を小分けにして投入します。
これはネズミ予防のため。
なんか知らんが、にんにく入れとけばネズミが貯蔵してある里芋を食べに来ない。ネズミはにんにくの匂いが嫌いなのかねえ?


そして、イモ穴がいっぱいになったら、厚めのベニヤ板でイモ穴を塞ぎ、ユンボーで土をかけます。↓

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これが、『里芋貯蔵』の一連の流れです。

んで、この貯蔵された里芋は年末の贈答品用に使ったり、仕事の少ない年明けにちょっとずつ掘り上げて、出荷していきます。

今年の里芋もなかなか良い出来にっこり


明日もガツガツ掘り上げます!がんばるぜィ力こぶ



at 22:02│コメント(3)畑での出来事 │

この記事へのコメント

1. Posted by とっち   2008年11月23日 06:52
なつかしいね?
週末おじゃまして、手伝いしたのを思い出したよ…。
これが、終わると冬だね
2. Posted by Kaito   2008年11月23日 18:07
なんか農家の仕事が詳しく書かれているブログっていいよね!!
3. Posted by A?GYO   2008年11月24日 06:47
>とっち様
ここ最近は毎回「家族の人数でコツコツやろう」って話が出るのだが、結局弟の友達を動員して一気に『里芋貯蔵』やってます{チュー}
霜も毎日降りるようになってきたし、これから風邪に気をつけなきゃね{風邪}
>Kaito様
ありがとうございます{音符}
これからもちょくちょく詳しい仕事内容書いていきたいと思います{ウインク}

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