2009年04月15日


昨日は雨降る前に急いで大根の種を播きました。
最近雨が全然降らなくて、畑はパサパサに乾燥しているから、普通種播いたら水撒かなきゃいけない。
けど、雨が降る前に播いておけば潅水しなくていいからね。省力化、省力化笑い

よく家庭菜園の手引書みたいな本には、「大根は一か所5?6粒ぐらい播きます。」なんてことが書いてありますが、うちの場合、2粒だけしか播きません。↓

bbb0b82f.jpg


これには次のような理由があります。

・種がもったいない。
・間引きがめんどくせえ。


うちの場合、大根の種まき一回につき、ビニールマルチ100mほど播きます。

ビニールマルチの穴に換算すると大体700穴ぐらい播くわけ。
一穴に6粒播くと4200粒、一穴に2粒播くと1400粒。

播く量が3倍違うということは、種代も3倍かかるということ。
貧乏農家にゃこれは結構堪えます。

それにその後100m分の間引き作業があるわけですが、マルチひとつの穴に5?6本もあると、ごちゃごちゃして間引き作業がしづらい。下手すると、根が絡まりあって、一穴全部間引きしちゃったりする。

一穴2粒播きしておけば、間引きするまでの間、大根も気持ち良く育つし、何より間引き作業が楽でしょうがない。

なので、うちでは一穴2粒厳守。それ以上でもそれ以下でもいけない。あと根が絡まないように5mm以上種の間をあけることも必要。

ちなみに、「そんなに間引き作業嫌なら、はじめから一穴に1粒しか播かなきゃいいじゃん!」って思う方もいるかもしれない。

が、実は大根は間引き(本葉5?6枚)までの初期の生育期間に競争相手がいないと、まっすぐ伸びないんだ。
これは、大根が根っこをのばすとき、周りにライバルがいると、その相手より下へ下へと根を伸ばす性質があるから。
つまり、生育初期に競争相手がいるからこそ、大根はまっすぐの大根になるものなんだ。

これ、人間にも同じことが言えます。

人間もライバルがいたほうが、人間的に成長するでしょ?


だから俺は思うんだ。

人間も大根も一緒。ライバルは必要だ。

俺もいいライバルがいるからこそ頑張れる。だから幸せだ。

さて、今日はすでに雨も上がりいい天気!

今日もガッツリ仕事するぜ!!



at 05:38│コメント(0)畑での出来事 │

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