2009年02月

2009年02月28日


昨日は雪が降りました。↓
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うっすらだけど、積りました。すぐ溶けたけど。

気温は5℃もない。

こういう寒い日には、こういう装備になります↓

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『目だし帽』

あったかいんだよ、これ!

しかもこの『目だし帽』、鼻から口の部分にチャックがあって開くんだ。

まるで、悪代官がかぶってる頭巾のよう。

だから、俺はこの『目だし帽』のことを勝手に『悪代官マスク』と言っている。

コレかぶると、勢い的に

「越後屋、そちも悪よのぅ?」

とか、


「フハハハハ!よいではないか!よいではないか!」

とかほざきたくなります。


でもね、いくらあったかいからと言っても、軽トラ運転してるときは脱ぎます。

なんでかって?

だってさ、

公儀隠密(警察)に見つかったら、間違いなく職質かけられるじゃん。パトカー

しかも、軽トラん中にゃ、野菜収穫道具の包丁とかカマとか常に入っているから、

「強盗準備確認!!」とかあらぬ疑いをかけられてしまう可能性大。


なので、『悪代官マスク』は『畑』や『作業場』限定でかぶるようにしています。

本当は温かいから、ずっとかぶっていたいんだけどね。チュー


ここんところ寒くて晴れない日が続いてるけど、『悪代官マスク』かぶって頑張ろうと思います。

さ?て、今日も元気に行きますかぁ!!太陽




at 04:42│コメント(0)本日の一品 │

2009年02月27日


昨日は妻がこんなものを作ってくれました↓

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『里芋のベーコン巻』

♪チャチャラチャラララ チャッチャッチャ?(3分クッキングのテーマ)
はい、レシピ公開します。

<材料>
( 小判型 13?14個分 )
●里芋 7個(1袋)
●ベーコン 7枚(半分に切って14枚にする)
●砂糖 大さじ1
●しょうゆ 大さじ2弱
●みりん 大さじ2
●酒 大さじ2


<作り方>

?里芋は皮をむき、軽く水で流したら少量の水と共にレンジ加熱で柔らかくしておく。
んで、水気を切ったら粗く潰しておく。

?13?14個分の小判型に形成しベーコンを巻く。
(里芋を小判形にするときは、水を少し手に付けながら行なうとやりやすい。)

あと、砂糖、しょうゆ、みりん、酒を合わせてタレを作っておく。

?弱めの中火でベーコンの閉じた方を下にしてしばらく触らずに焼く。
で、ベーコンが里芋にくっ付いていたら裏返して同様に焼く。

?両面が焼けたらタレを加え、中火にしてタレと絡めながら加熱する。
そして、煮詰めすぎない程度に仕上げて出来上がり!!


簡単でしょ?

里芋なんて煮物ぐらいにしか使えないと思っていた俺だけど、妻の料理に、こういう料理の仕方もあるんだと感心。

味はもちろん美味しかったし、食感も最高♪

この材料の里芋、もちろん自家製なのだけれど、先祖代々作り続けた里芋を半世紀かけて『味』と『食感』にこだわった上原農園オリジナルの種イモからできた里芋です。
だから、うまいんだよ!!(←自画自賛)


ちなみに今月28日まで募集している『ルッコラの花』活用企画の懸賞の『上原農園野菜セット』にも里芋入れるつもりです音符

どしどし応募待ってます(笑)

さて、雪が降りそうだから、畑の雪対策、しっかりやってこよっと。今日もがんばるぜ炎


at 06:12│コメント(0)お料理レシピ │

2009年02月26日


先言っときます。
今回のネタはメシ時には読まないこと。
じゃ、いきます。


いきなりだけどカミングアウト。

俺さ、小学校あがる前までさ、


『おねしょ』の常習者だった。
チュー
はい、そこ引かない!

もうさ、親が泣きたくなるような、2日に1回とかいうペースでやらかしてました。本当に。泣く

でさ、いい加減、小学校に上がる前までにおねしょを卒業させたかった俺の両親は、祖父(上原農園15代目)に相談しました。
「何とかならない?」と。


そしたら、15代目は

「コレ食えば治る」っていってある物を俺に食べさせました。料理

それは




カミキリムシの幼虫キラキラ


はい、そこちゃんとついてきて!!

このカミキリムシの幼虫、祖父的には『漢方薬』って感覚らしい。

うちさ、俺が小さい頃は風呂もストーブも薪で焚いていたから、薪がたくさんあったのね。

で、薪割りしてるとさ、体長3cmぐらいの長細い黄色ぽい幼虫が出てくるんだ。
その幼虫が『カミキリムシの幼虫』(と祖父は言っていた。)なんだ。

で、その幼虫をどうやって食べるかというと、火にあぶって調理(?)すんだけど、

その幼虫をね、火のついたダルマストーブの上に置くとね、


ニョーンって伸びるの。


なんだろ、幼虫ってさ、身体をバネみたいに伸縮させて移動するじゃん。
あの伸縮する部分が伸びて、3cmぐらいの幼虫が6cmくらいの長さになるんだ

で、ちょと焦げ目のついたこんがり焼けたその幼虫を、YOU喰っちゃいなよ!って勢いで喰わされた料理


普通の人ならギャーって感じだけど、実はこれ、結構美味い。

他の食べ物に例えると、


細いポッキーの食感で、味がちょい苦いスコーンって感じ。


『漢方薬』っていうより、お菓子に近いかな。

俺はこの味にハマってしまい、それから祖父が薪割りしている横で、鳥のようにじーっと幼虫探ししてた。宇宙人

食べるためにな。キラキラ


その後、カミキリムシの幼虫が効いたかどうかわからないが、おねしょの回数が減っていき、小学校上がる前までに、おねしょを克服。

ただ、このことがきっかけで、


ゲテモノ系でも結構いけるようになってしまった。チュー


だから、俺はアブラムシとかも躊躇なくたべれるというわけ。

…15代目に食べさせられた「普通じゃ喰わないもの」ネタのは、まだ他にもあるが、今回はこの辺で。

最後に「カミキリムシの幼虫」がおねしょに効くのは医学的には証明されていないので、くれぐれも真似をしないようにしてくださいねウインク

さーて、今日も元気に行きますか!!


at 06:36│コメント(2)本日の一品 │

2009年02月25日


俺は基本的に昆虫が好きである。

小学校の低学年の頃なんか、本気で昆虫博士になりたかったからね。
んで、よく昆虫を観察してたんだ。蟻や蝶とかはもちろん、カブトムシやトンボ、果ては昆虫じゃないダンゴムシまで観察してた。

そんな俺は昆虫博士にはなれなかったけど、未だに昆虫を観察するのが大好き。

と、言うわけで今回のネタは昆虫ネタです。

さて、早速ですが問題です。
これな?んだ(黒丸で囲ってあるやつ)↓
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茶色いけど、見た目アブラムシぽいでしょ?
そう、これアブラムシ。
でも、正確には元はアブラムシだったもの。

実はこれ、寄生バチに寄生されたアブラムシなんだ。
で、この茶色いのもは『マミー』と呼ばれる、寄生バチの蛹なのだ。

コレがその寄生バチね↓

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1mm程度のちっちゃい虫だけど、これでも立派な成虫。
寄生バチの図鑑を持っているわけじゃないから、正確な名前はわからないけど、こいつがアブラムシに卵を産みつけ、アブラムシをやっつけているというわけ。

俺がオランダで研修していたパプリカ農家(ガラス温室)では、こういう生物農薬を使ってアブラムシを予防していた。

オランダではこういう生物農薬が普通の化学農薬よりも多く支持されている。

なんで、オランダの農家が生物農薬を使っているかというと、

?収穫を休まなくて済む(化学農薬だと数日間収穫ができない)
?生物農薬の販売会社のサポートがしっかりしている
?コストが化学農薬よりも安い。

…などの、理由があげられる。

特にオランダってすげえなって思ったのが、?の生物農薬の販売会社のサポート。

日本の生物農薬の販売会社は農家に売ったらハイ終わりだが、オランダのコパート社は販売した農家に定期的に来て、生物農薬についてのノウハウを伝授していくのだ。

これなら、生物農薬を失敗することなく安全に使える。
これは是非日本の生物農薬販売会社にも見習ってほしいものだ。


さて、話を戻します。
こういう寄生バチのように生物農薬になりうる生物ってのは、畑にたくさんいる。
でも、その生物を区別できる農家は一体どれだけの人がいるだろう?
多分、そう多くはないだろう。

俺が思うに、自分の畑の生物を把握するってことは、非常に大切なことだと思う。

それは普段からこういう生物のことに気をつけていると、今まで見えなかった、害虫の発生過程とかが分かるようになって、結果、早めに対策を打つことだってできるようになるのだ。

だから俺は、自分の畑にどんな生物がいるかということを農家自身が知るべきだと思う。



畑という1つのフィールドには、様々な生物が暮らしている。畑を統べるものとして、もっと農家は畑の生物に目を向けることが大切だと思う。



at 00:30│コメント(0)畑での出来事 │

2009年02月23日


昨日は、翌日雨が降るってんで、先日の茶の肥料散布の続きをやりました。

前回同様、『365歩のマーチ』を口ずさみながら散布機を押してたんだけど、いい加減同じ歌も飽きたので、同じテンポで他の歌をチョイスしてみました。

それは、
『水戸黄門のテーマ曲』
♪じーんせい らくありゃ くーもあるさぁ?♪ってやつね。

これを口ずさみながら、散布機を押していたら、今は亡き上原農園14代目(俺の祖父)を思い出す。

『水戸黄門』大好きだったからなあ…14代目。
特にお銀の入浴シーンが!
にっこにこしながら見てたからね。あ、俺もだけど(笑)

う、うほん。

本題に入ります。

今日はちょっとこれ読んでる人に聞きたいことがあります。

まず、これを見てください↓

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この白い花、実はルッコラの花なんだ。
んでさ、このルッコラの花って、生で食べれるんだけどさ、

どういう風に使っていいかわからねえ。

花の味は基本ゴマ風味で、微量ながら花の蜜があるらしく、ほのかに甘いんだ。それと葉っぱと違い、辛味があんまりない。
ただ、花が付いてる茎は後味が非常にエグイのであんまり食べれない。

本当はこういう花も売ってみたいなあと思っているのだが、いかんせん、どうやってお客さんにアプローチしていくのがいいかわからない。

なので、できたら、「ルッコラの花って、こういう風に使えるんじゃね?」ってアイデアあったら、是非教えてください。

もちろん、ただとは言いません!

アイデアアイデア出してくれた方の中から抽選1名様に、上原農園の野菜セットをプレゼント♪


応募したい人はagyo0626@hotmail.comに「ルッコラの花」とタイトル付けてメールください!
締切は今月中(2月28日)です。

多数のご応募待ってま?す!




at 12:30│コメント(0)日常 │