2009年02月
2009年02月16日
ビニールハウスの一角に、自家用のホウレンソウを育てているんだけどさ、アブラムシが半端なくついている。↓
なんでこんなになるまでほっといたの?って突っ込まれそうだが、結局自家用でしょ?作ってる量も少ないからさ、
わざわざ農薬使うのがもったいなくてさ。
それに、水で何度が洗えば綺麗に落ちちゃうからさ、自家用で喰う分には問題ないわけ。
んで、前々から疑問に思っていたんだけどさ。
アブラムシって喰えるのかな?
だってさ、『アブラムシ喰って死んだ』なんてこと聞いたことないしさ。
それにアブラムシの出す汁は、蟻は大好きなわけでしょ?
大好きなその汁を守るためにテントウムシ守るくらいでしょ?
どんだけ美味しいんだって話ですよ。
だからさ、アブラムシってどんな味がするのかすげえ興味が湧いてさ、
食べてみた。
とりあえずこいつを↓
パクッとな。
食べる前まではさ、蟻が大好きなくらいだから甘いものかと想像してたんだけど…
うーん…
なんだろ、ホウレンソウの味がする気がする。
多分ホウレンソウの汁を吸ってるからそういう味がするのかなと。
と、言うことは
アブラムシはついた作物によって味が変わるのではないだろうか?
これは想像なのだが、トマトについたアブラムシはトマト味で、キュウリについたアブラムシはキュウリの味がするのではないだろうか?
もし、この理論であれは、
イチゴやメロンについたアブラムシは甘くなるんのではないだろうか?
とりあえず、今年の夏色々試してみようと思う。
ちなみに俺結構ゲテモノいける口です。
なんでかって言うと、幼少の頃、亡き上原農園15代目に色々な物を食べさせたれたから。
だから正直、アブラムシくらいは屁でもねえ。
一体何を喰わされたのか?
…それはまた別の時といたしましょう(笑)
2009年02月15日
2009年02月14日
やっぱりさ、野菜を栽培する上で、他の農家さんを見学するってのは必要だと俺は思うわけよ。
…と、いうわけで、
昨日は、群馬県昭和村まで行ってきました!
今回訪問した農家さんは『蟻塚農園』の吉澤さん。
んで、目的の作物はアスパラガス!
俺はアスパラガスの栽培を初めて今年で5年目になるのだが、『蟻塚農園』の吉澤さんは俺にとって『アスパラガスの師匠』というべき人物。
俺が吉澤さんに初めて会ったのは5年前の冬。
俺がアスパラガスを栽培してみたいと懇意にしている種屋さんに言うと「?みかど協和」のSさんを紹介してくれて、で、そのSさんが「アスパラガスならこの人!」と紹介してくれたのが吉澤さんだった。
俺はそれから毎年最低1回は吉澤さんに会いに行っている。
では、ここで『蟻塚農園』のアスパラガスを紹介したいと思います。
アスパラガスは春先から夏にかけて収穫するのが一般的なのだが、「蟻塚農園」では『伏せ込み栽培』と呼ばれる方法で冬?春先にかけて収穫する作型である。
『伏せ込み栽培』ってのは、1年ないし2年育てたアスパラガスの株を掘り上げて、ビニールハウス内で電熱線で加温して寒い冬場に収穫する栽培方法だ。
まあ、言うより見てもらったほうがいいかな。
コレが『伏せ込み栽培』のアスパラガス(ブログに掲載許可済み)↓
すごいっしょ?
アスパラガスがにょきにょき出ているでしょ?
でも吉澤さん曰く「今年は昨年夏の天気が悪くてアスパラガスの株の出来がイマイチであまり量が取れない」とのこと。
いやいや、俺から見たら十分すげえアスパラガスだと思いますよ!
さらに吉澤さんは3年前からホワイトアスパラの栽培も始めている。
普通ホワイトアスパラは、露地栽培で上にもみ殻を厚く敷き詰めて、アスパラガスを日に当てないように栽培するもの。
だが、吉澤さんはホワイトアスパラも『伏せ込み栽培』で栽培している。
多分、今現在日本でこの栽培方法でホワイトアスパラ作っているところはこの『蟻塚農園』以外ないと思われる。
本来はこの栽培方法は企業秘密的なことなのだが、今回は特別においらのブログに乗せることを許可してもらいました(吉澤さんありがとうございます!)。
では、早速どういう風にホワイトアスパラを作っているかを見てみましょう!こんな感じで栽培してます↓
こういう風にハウスに遮光フィルムを張って、そこにアスパラの株を伏せ込み加温します。
するとこんな感じでホワイトアスパラができます…↓
スゴくね?ホワイトアスパラがにょきにょき生えてます!
本当にすげえ!毎年見てるけど、何度見ても感動できる光景です!
ホワイトアスパラの国産は多分この時期ここ以外はないと思われるから、それも手伝ってなんかすげえ感動する。
俺もいつかこんなアスパラガスを作るぞって思うよ。
さて、アスパラを見せてもらったら、次は色々な話をする。
実は俺が吉澤さんに会うわけはアスパラガスの勉強だけが目的ではだけではない。
吉澤さんって人は、俺にとって『プロのアスパラ生産者』であるとともに、『優れた農業経営者』であり、『尊敬できる子育ての先輩』である。
なんだろ、『第二のオヤジ』って感じかな?
吉澤さんは人間的にものすごい魅力のある人。だから、俺は毎年会いに行きたくなるんだと思う。
初めの2年間ぐらいはアスパラメインだったけど、実はここ数年はアスパラよりも農業経営に対する考え方や、父親として子育てのアドバイスとか、一人の男としての生き方とか、そういう人生相談的な話をすることが多くなった。
今回も人生相談的な話がメインだったりして(笑)。
おかげで今回も自分の進む道のヒントを得ることができました!
しかし、吉澤さんは本当にすげえよ。
俺と4時間ぶっ続けで、会話が途切れず話すことのできる人はそうそういないからね(笑)
吉澤さん、今回も貴重な時間を俺に頂きまして本当にありがとうございます!
さ?て、吉澤さんと話して気力120%UPしたし、今日からまた頑張るぞ!!
2009年02月13日
昨日、妻から少し早目のバレンタインチョコを貰った。
その名も
『恋納豆チョコ』↓
さすが我が妻だ。
俺の『ツボ』をよく知っている。
ありえなくねえ?納豆のパッケージだよ?
見た目スーパーとかで3パック118円で売ってるやつだよ?
しかも、売り文句が
『愛情は極小粒』だよ?
マジでツボにハマったよ(笑)
早速開けてみる。
アレ?ちょっと想像してたのと違くね?
俺的には納豆にチョコがコーティングされているB級グルメ品を想像してたんだけど。
…これって、
麦チョコじゃん!
納豆じゃないの?麦チョコなの?
くそう、…まあ、百歩ゆずって中身が麦チョコってのは目をつぶろう。
だが、俺としては、
極小粒じゃねえところが気に入らない!
どう見ても大粒の納豆サイズだろ?
『愛情は極小粒』って書いてあるんだから、極小粒サイズの麦チョコいれとけよ!
そこまで考えて、徹底した商品作りをしなきゃダメだろ!これ作ったメーカーさんよう?。
ちなみに買ってきた妻も予想外の中身だったらしく、二人で『納豆のパッケージに入った麦チョコ』に突っ込みを入れたよ。
まあ、二人で爆笑できたかよかったけど。
あ、そうそう、3パックの中身はそれぞれ違う味で、ミルクチョコとイチゴチョコとホワイトチョコの三種類の麦チョコだったよ。
どれも味はよかったから、まあ、いっか。
明日はバレンタイン。今年は逆チョコってのをメーカーが仕掛けてるみたいだから、それに乗って俺もチョコ買おうとおもう。
…妻のセレクトを超えるチョコを見つけられればいいなあ
さて今日はこれから群馬に行ってきます。
なんで行くかはまた明日のブログで!じゃ、行ってきまーす!!
2009年02月12日
ついにイノシシが、うちの地域の裏山(狭山丘陵)にまで進出してきたらしい。
今までこの辺にイノシシなんざ出たことはなかったのだが、先日近所のおじさんが、裏山の竹林でタケノコを掘ってるイノシシ数匹を見たらしい。
んで、そのおじさん、手に持っていたミカンを投げつけて追っ払ったらしい。
「ミカンでイノシシが撃退できるのか?」「そもそもなぜ、おじさんはそのタイミングでミカンを持っていたのか?」…まあ、その辺は置いといて、とにかく『裏山にまでイノシシが進出してきた』ってことは事実らしい。
農家にとって、このイノシシってのは『獣害』の原因の一つ。
とにかく増える前に駆除するするのが一番なのだが、残念ながら裏山は『禁猟区』。なので、増える前に駆除ってのは難しそうだ。
幸いにもうちの畑は川の向こう側なので、イノシシが住宅街を突っ切って橋を渡らない限りは畑に被害が広がることはないと思うのだが、それでも、裏山にイノシシが住み着いたってのは、不安でしょうがない。
特に子持ちの俺にとっちゃ、
住宅街でイノシシ爆走!子供がはねられる!とかあったらマジで嫌だし。
もし子供と一緒にいてイノシシに襲われたら、子供抱えてダッシュで逃げるよ。
え、戦わないのって?無理無理。
俺、『アシタカ』じゃねえし。
俺さ、生理的にイノシシが怖くてさ。
なんかさ、イノシシって勢い的に『タタリ神』っぽいじゃん。
(『もののけ姫』に出てくる、でっけえイノシシの主が人間への恨みで化け物になっちゃたアレね。)
なんかああいうイメージが大きくて、俺にとってイノシシは『食材』って言うより『怖れの象徴』って感じなの。
だから、住宅街であったらとにかく高い所に逃げるよ。
…でもさ、もし畑にまで進出してきちゃったら、奴らと戦わないといけないじゃん。
どうしたらいいのか?ちょっと考えてみた。
?畑の周りに電気柵を張りめぐらす。
?落とし穴を掘って、奴がハマったら埋めて畑の肥料にする。
…うーん、このくらいしかパッと思いつかん。
とにかく、今はイノシシが川を越えて畑に進出しないことだけを祈るしかない。
皆さん、今のうちからできる何かいいイノシシ対策、ないですかね?