2011年04月

2011年04月30日

昨年8月にひっぱりくんで定植したネギ↓

negihuyugosi1

5月下旬~6月のネギの端境期に収穫しようと企んで育ててるネギです(ニヤリ)
冬越しで一時は無くなりかけたけど、ここまで復活!しかも『ネギ坊主』が一切ついてない。
あれ、この作型、結構いけんじゃね?(笑)

あと一回土寄せして仕上げたいと思います。
楽しみ~♪


昨日はさ、農作業に集中してるハズなのに色んなことを考えてしまった。

農業のことはもちろんなんだけどさ、地震や原発、政治とかのことも。

いやさ、震災復興にお金がかかるってのはわかるんだけどさ、こっちに伝わってくるのは「増税なんたら」とか税金の話ばっかでさ。

こっちが知りたいのは「何が必要でそのためにどのくらいの規模のお金が必要なのか」ってことなんだけど、それがぜーんぜん伝わってこない。

「〇〇復興会議」って、どのように復興していくかってことを話合うのが目的なのに、こっちに伝わるのが「増税が必要との結論」って結論だけ。過程が全くわかんねーのさ。

まあ、増税にしてもさ、増税する前にやるべきことはたくさんあるだろうーにって思うわけさ。


例えばさ、「ふるさと納税」ってのがあるじゃん、自分が納税する税金の一部を自分の好きな自治体に納税できるってやつ。

あれをさ、もっと拡大できないかなって思うわけさ。

今払ってる税金のうち「ふるさと納税」できる割合って決まってるじゃん。
それを撤廃してさ、自分の納めたいところに納税できるように出来たらいいなって思うんさ。

だからさ、「俺のこの納税分、全部被災した地域の自治体に納税したい!」ってときにそれができるシステム作りとかしたら「必要な場所に必要な資金がいく」ってことになるじゃん。

要するに、中央の会議室のコピー代になるより被災現場での一枚のマスク代になってもらった方が、納税者としては自分が納得した税金の使われ方をしたと思うわけさ。

納税の『納』は納得の『納』でもあるからね。

それにさ、これだったらさ、

「選挙」以外に国民が政治に対して評価できるようになると思うんだ。

例・え・ば、国民の声を全く聞かずやりたい放題の一部の国会議員達にまで俺らの納税した税金から給料出るってホントに腹立つじゃん。

だから、国の政策を評価する人は国に納税すればいいし、国の政策よりも地域の政策の方がいいと思ったら、その地方自治体に税金を納めるできるようになれば、ちったー意識も変わってくるのかなと。

つまり、政府の在り方が、納税の額で評価されることになって、世論調査なんかよりももっとダイレクトに国民からのメッセージが政府に伝わるのかなと。

まあね、これはあくまでも一案だし、メリットだけじゃなくデメリット(マスコミを上手に使えるところだけに資金が集中するなど)もあるけど、行き詰った状況を打開するには必要なのかなと。

ダメだったら戻せばいいし。臨機応変にね。


会議室で数字とにらめっこしてちゃベストな答えは絶対に出てこない。
やっぱ現場が大事です。

農業も政治もね☆

ああ、久しぶりに政治につぶやいてしまった。
俺が政治についてつぶやかなくてもいい政治になってくれると、こっちも仕事も集中できる(国にとっては納税額が上がる)んだけどな~(笑)

さて、GWでも働くぞ!!


A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:37│コメント(0)トラックバック(0)つぶやき │

2011年04月29日

A-GYOの最近のマイブーム


『草むしり』


人参畑。右が除草前、左が除草後ね↓

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4月下旬になるとさ、気温も上がってきて雑草達が土の中から「オンギャー」って産まれてアッと言う間に花が咲く。

そこで、花を咲かせて実をつけて種を落とされでもしたら、その畑、この夏ずーっと雑草に悩まされる羽目になります。

なので、種をつける前に除草!元を確実に叩く!!

雑草対策において最も効果的なのは、『とにかく雑草の種を畑に落とさないこと』です。

そういうわけで、


先日から、『一日一袋(30ℓ)除草』を自分の目標…ってかノルマとしてます。


土と向い合いながら畑で草むしり

草についてる虫を観察しながら畑で草むしり

人が行楽地に向かう道路の横の畑で草をむしり

人がサイクリングを楽しんでる横の畑で草をむしり

遥か上空に海外への旅行客を乗せた旅客機の下で草をむしり


・・・世の中はゴールデンウィーク、かぁ・・・(遠い目)


A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 07:02│コメント(4)トラックバック(0)農作業ネタ | つぶやき

2011年04月28日

あの、『リーゼント断髪事件』から3週間が過ぎた。

ついに俺らの『畑デビュー』だ。

あ、生徒指導のA-GYOが近づいてきた。

A-GYO「おう!お前ら準備はできたか?」

ネギ「当たりめーだ!身体も一回りでかくなったし、リーゼントも復活!!いつでも行けんぜ!」

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A-GYO「ふん、ようやく高校生らしいマシな面になってきたな。よし、行くぞ!」

ネギ「おおよ!!」

A-GYO「今日は思いのほか強風だ。オメーら気合い入れて定植されねーとふっ飛ばさせれちまうからな。ガチ気合い入れろ!!」

ネギ「へっ!あんたに言われんでもわかってるぜ!!」

A-GYO「ふん、相変わらず口が悪い奴らだ。よし、これに載れ!!」

ネギ「なんじゃ?こりゃ?」

A-GYO「ああ、これは『ひっぱりくん』ってやつでな。お前らみてーな手間のかかる奴らでもキレーに定植してくれるすげえマシンだ。かなり早えーから振り落とされんなや!!」

ネギ「へっ!俺らなめんな!乗りこなしてやんぜ!!」

A-GYO「じゃあ、行くぞ!オラああああああ!!」↓




A-GYO「ふん、オメーら全員20分で定植終わったぜ。どうだ畑に定植された気分は?」

ネギ「おお!最高だぜ!!」

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A-GYO「これから風が強くなるらしいから埋まんねーよーに気ィつけろよ?じゃあな!!」

ネギ「ああ!俺らの気合い見せてやんぜ!!」


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はい!ってなわけで、ネギの定植始めました!
昨日はえらい強風ですげえ作業しづらかったけど、ひっぱりくんのおかげでサクサクっと定植出来ました。

この後順次定植してきます!

いや~ひっぱりくん、やっぱすげえや♪



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:45│コメント(4)トラックバック(0)野菜ドラマ | 農作業ネタ

2011年04月27日

ども、俺ら「ダイ&コン」。種蒔きの時から一緒の大根ブラザーズさ!↓

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そんな俺らが発芽から一カ月たった時、岐路に立たされた。

ある日、このハウスの監督にこう言われたんだ。

A-GYO監督「お前らが本葉6枚超えたら、どちらか一方を『間引き』する。どちらが間引かれるか、二人でよく話し合うんだな。」

監督に言われなくても、いつかはそういう日が来るということはなんとなく気付いてた。

『マルチ一穴に一本』というのは、この世界での常識だからな。

だが、実際に言われると俺らはひどく動揺したぜ。

俺らは播種から1カ月、離れることなく、競い合ってお互いを高めあってきた兄弟でありライバル。

そう簡単に結論が出るわけがない。

でも、本葉が6枚を超えた日、俺らは一つの結論を出したんだ。↓

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そして、運命の日が来た。


A-GYO監督「さて、どちらが間引かれるか、決めたか?」

ダイ「いえ、決まってません。」

監督「じゃあ、俺が決めていいんだな。」

コン「いえ、僕達両方とも間引かれたくありません!」

監督「そんな我儘が通用すると思っているのか!それにここで間引かなければ、お前ら両方出荷できなくなるかもしれないんだぞ!大体「マルチ一穴1本」とは教科書や種苗メーカーのマニュアルにも書いてある常識だ!」

ダイ「でも監督!二人で互いに競い合って、マルチ一穴で2本収穫出来たら、面積当たりの収量は単純計算で2倍になるんですよ?それに監督、あなたいつも「間引き、超めんどー」って言ってるじゃないですか!」

監督「いや、そうだが、種苗メーカーのマニュアルには書いてないし、前例もないし・・・」

コン「『前例がない』って?・・・監督!あなたはいつも某JAに『前例がない』難題をふっかける時に言ってるじゃないですか!

『「前例がない」っていうのは「できない理由」にはならない。それは理由じゃなくただの言い訳でしょ!今ここで前例を作ればいいじゃないか!前例は作るものでしょう!』

って言ってるじゃないですか!あんたが役所みてーなこと言ってどうするんですか!!」

監督「うぐ!・・・それを言われると・・・」

ダイ「監督、俺ら出来ます!前例になります!後輩達に俺らみたいな苦渋の選択をさせたくない!」

コン「そうです!俺ら二人、今まで競いあいながら二人で互いを高めてきたライバルです!絶対出来ます!やらせてください!」

監督「・・・ううむ、確かにやってみなけりゃわかんねーしな。よし!お前ら『前例』になってみろ!」

ダイ&コン「ありがとうございます!」

…ってわけで俺らはそのまま間引かれることなく、お互いを高めて成長し・・・↓

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そしてこのライバルの関係を保ったまま収穫されたのさ!!↓

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ダイ&コン「監督!どうです!俺ら前例になれましたよね?」

監督「うむ!お前らは『良き前例』になれた!!今度から『ハウスの春大根は間引き無し』でいこうと思う!ただ、お前らのように互いを高めあって、よい大根に成長してくれるライバル同士は全体の7割ほど。それに成長もややゆっくりだ。これからはどうやったらさらに秀品率をあげられるかが課題になってくる。お前らの後輩にも協力してくれと伝えてくれ!」

ダイ&コン「はい!わかりました!」

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ってことで、来年からの春大根は「マルチ一穴2粒播きの間引きなし」という栽培方法にしたいと思います。

野菜栽培の面白いところは教科書に書いてないことも正解ということが数多くあるということ。
それだけ未知の部分が多いってことです。

その未知の部分を探すのって、すげえ面白い。気持ちは冒険家。

今後も色々未知の部分を探していこうと思います!!



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:18│コメント(5)トラックバック(0)野菜ドラマ | 技術

2011年04月25日

昨日は久しぶりに俺のライブ会場・・・もとい『下北沢ママンカ市場』で野菜売ってきました!↓

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雨上がりで最高に気持ちいい天気♪そしてのんびりとしたこの空間↓

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さすが下北沢のパワースポット「真龍寺(道了尊)」で開かれるママンカ市場。
癒しがポイント高いです(笑)

昨日も色々な方に会えました!

「ブログいつも見てます!」と言って野菜を買ってくれたお客さん。(いつもありがとうございます!)

数年ぶりに再会できた友人。(パンありがとう!)

「上原さん、鼻毛出てる」と教えてくれた某デザイナーさん。(指摘してくれたあなたが素敵♪)

そして、

初対面にもかかわらず、わずか15分後には俺に店番を押しつけられた挙句、片付けまで手伝わされた、某種苗メーカーの営業であり、農大の後輩Iくん。

(いや~、ダメだよ~☆初対面で「農大の後輩です!」って俺に言っちゃ(爆))

彼を捕まえたことは大きな収穫です(ニヤリ)
Iくん、種のことでなんかあったら、いきなり電話するからそのつもりで(ニヤリ)

昨日も色々な人と出会えたことが嬉しかった!やっぱ「ママンカ市場」最高です!!

来月はお茶の収穫が入るから行けないかもしれないけど、できるだけ毎月行けたらいいな~と思っています!

気力充実!さあ、今日も頑張るぜ!!



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:55│コメント(0)トラックバック(0)お出かけ | 上原農園の日常