2011年05月
2011年05月21日
昨日は暑くって、身体が冷たいものを求めまして、『レモン牛乳アイス』なるものを初めて食べる↓
栃木では、『レモン牛乳』っていう乳飲料があるらしいのだが(俺は飲んだことは未だにない)、これはそれをアイスにしたもの。
味は、優しい甘さでレモンの風味がふわ~って口の中に広がる。
なんかすげえ『the☆懐かしい味』って感じ。
初めて食べるのに、懐かしい味がするってすごい不思議な気分。
こういう気持ちは大事だよね♪
ちなみに、『栃木レモン10%使用』って書いてあるのに、その下にデカデカと『無果汁』って書いてあるのが、なんか「ほら、ネタふってるよ、つっこんでみ」って感じがしてさらに好感度UP♪
世の中にはこういう表現って意外と多いよね~(笑)
このレモン牛乳アイス、今年の初夏の一押しアイスです。
とりあえず、飽きるまで食べたいと思います。
みんなも食べてみ~♪
2011年05月19日
今も変わらず、枝豆ドンドン種蒔き&定植してます♪↓
約95cm幅の畝にチェーンポット(株間15cm)で3条植え。
昨日で『湯あがり娘』の定植完了♪
次は黒枝豆『たんくろう』です。
とりあえず、ここまでの枝豆に関しての考察。
『おつな姫』の生育順調。ただ今回は2リットルしか播いていないので、数量的にもう少し播いておいた方が良かったかなと思う。
また、早播きできる大粒品種を探して試作し、味で『おつな姫』と比べるようなことを毎年やらなきゃなと思う。品種を決めて固定しちゃうと、そこで満足してしまって、成長できないからさ。
あと、チェーンポットに播種する際、枝豆の専用の播種板を使っているのだが、『湯あがり娘』は種が平べったいから上手く播種板の穴に入らなくて、かえって播種に時間がかかる。
播種板を使う際には、出来るだけ種が球体の品種を使うことを薦める。
この点では、先に播いた『おつな姫』と現在播きまくってる『たんくろう』は問題なし。
味の点で、『湯あがり娘』を超えるものがあるなら、品種を変更した方がより効率的に播種ができるのかなと。
…まあ、それがなかなかないのが現状だけど。
うーん、『おつな姫』をもう少し遅くまで播いて、『たんくろう』を早播きするのも手かもしれない。
もうそれが試せる播種時期は過ぎてしまったから、これは来年への課題。
誰か4月中旬~5月中旬に播種できる限りなく球状に近い種の形状で、食味において『湯あがり娘』上をいく品種を知ってる人、いない?
・・・こういうことを踏まえて、色んな人から色々聞いてみようと思います。
なんだかんだんで、情報収集も農業には必要だからね。
2011年05月18日
昨日は地元の小学校の1年生にうちの管理してる畑で、サツマイモを植えてもらいました!↓

(左側に入ってる手は恐妻の手w)
毎年、上原農園では、この時期に子供たちにサツマイモの苗を植え付けしてもらって、9月下旬~10月上旬ぐらいに収穫も体験してもらってます♪
ちなみに、今回サツマイモの苗の植え付けを体験してもらった一年生の中にうちの長女もいました。
家での父と、畑での先生としての父、長女にはどう見えたのかな~(ドキドキ)
ちなみに、長女は俺や家族をチラチラ見ながらも、先生や友達の前なのを気にしてか、俺や家族に話かけてくることまなく、大人しくサツマイモを植えてました(笑)
うん、空気を読める娘に育ってくれてるようです(爆)
みんなで植えてくれたサツマイモ、大きくなるように、おじさん達がしっかりと育てるからね~♪
2011年05月17日
『2年1&2組 A-GYO先生』久々の登場です(笑)
(ちなみに今回は写真なし)
昨日は2年生にミニトマトの植え付けを教えてきました。
もちろん、恒例のトマトクイズもやってきました♪(トマトの種はどれ?とかトマトの生まれ故郷(原産地)はどこ?とか。)
やっぱね、子供たちに野菜を育てるの楽しい!って思ってもらうことが、『農業を小学生の希望職業ランキング1位に!』という俺の野望を叶えるためには必須だと思うんさ(爆)
それにゲーム世代の子供達が植物を育てることで、思い通りにならなくて失敗してもリセット出来ないリアルな経験ってのに触れてもらいたいし、上手にミニトマトを育てるためにはどうしたらいいのかを考えるって経験が、今後彼らの人生にとって大きなプラスになると俺は思うしね。だからこそ、2年生にはそういう経験をしてもらったうえで、自分の育てたミニトマトを食べてもらいたい!
もちろん、失敗させないようにミニトマトの育て方をしっかり伝えるのが俺の役目だから、俺の力量も試されるし、俺にとっても非常に良い経験になるので、一生懸命頑張ります♪
さて、話題をガラッと変えます。
ツイッター上では土壌の放射性物質の除去にアブラナを作付ける方法があると流れています。
まあ、チェルノブイリの土壌浄化の実績があるからこの手法はアリだと思うんだけど、除去するまでに何年も時間がかかる=その間作物が作付られないってなことになる。
その場合、農地が復活する頃には、農業という産業自体が衰退しきってしまうと俺は思うんさ。
だからね、俺は土壌の放射性物質の除去と共に、放射性物質を吸収しづらい作物の作付も必要だと思うんだ。
もちろん、作ったものの検査は徹底して行われるべきだし、基準を超えてしまったものに関しては、原発事故の原因企業である東電と原発推進してた国に全て買い取らせればいいし。ってか原発が原因なんだがらそのくらいやって当り前だと思うしね。こっちに非はねーんだからさ。
ぶっちゃけ、原発で放射性物質が飛散して、各地で出荷制限かかった時も、俺は野菜を作り続けることを推奨してた。これは、上から降ってくる放射性物質よりも土壌に降り注いだ放射性物質を如何に除去、または生産物に放射性物質を蓄積させない方法(栽培技術や野菜の種類の選定)を考えて試していかなきゃいけないと考えたから。
あんま良い言い方じゃねーけど、これは自らの栽培野菜を犠牲にした壮大な土壌浄化への挑戦。
しかも出来た生産物(流通可能な生産物)は、国の基準をクリアしたってだけで、絶対に安心安全!って言い切れるものではない。常にリスクと隣合わせの綱渡り。
(お客さんには自己判断でって言うしかないのが、非常に心苦しい。このブログ記事事態が『自爆』なんじゃねーかと思うけど、それも踏まえて現状を受け入れないと。)
でも、自分が農業続けられ、かつ、次の世代に出来る限りツケを回さないようにする最善の策が、現時点ではこれなのかなと俺は考えてる。
そう考えないと。
次世代に出来る限りツケを回さないようにするのが、現世代が最低限やらなきゃいけないことだからさ。
ネットのニュースに近いうちに農林水産省が各野菜の放射性物質の放射能吸い上げ比率データを公表するという。(情報ソースはこちら)
農林水産省はそのデータを早期に出して貰って、それを見て、今後の作付計画も考えなければならない。もちろん、そのデータが意図的なもんだとしても、ね。
真面目に事態を受け入れて色々考え、確実にコツコツ実行してくよ、俺はね。
2011年05月16日

『その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし』(風の谷のナウシカ)って言葉はお茶畑にも使えそうです。
すごく綺麗な緑がかった金色の一番茶♪
これを茶刈り機で収穫していきます↓

昔は全部人力で刈ってたそうですが、今は機械でサササッと一気に収穫していきます。
ちなみに新芽だけを収穫していくので、刈り取った後も美しい深緑になります。↓

うーん、さすがうちの地域の5月の風物詩。本当に綺麗♪
収穫直後はすげえ気分良かったよ!
・・・でもね、今はお茶の収穫も何もかも手放しで心から喜べない。
先日、神奈川でお茶から放射性物質が検出されたのを受け、14日に国が各主要お茶産地の放射性物質の検査をしました。結果、静岡も狭山茶も国の基準内でした。
正直、すげえ心配だった。
いやさ、一昨年、去年と2年続けて遅霜喰らって、ここんところ一番茶の収量(収入)が減ってて、ましてや今年は例年にないくらい、すげえいい感じで一番茶が伸びていたから、もしもこれで基準オーバーして収穫出来ないなんてことになってたら、本当に気持ちが凹みに凹んだだろうなと。
んで、その落胆ぶりと原発への憎しみは、加速度的に増幅されたに違いない。
もう、言わなくてもわかると思うけど、俺は反原発的な考え持ってます。だって、いくら安定的な電気生産で安全だとか言われても、一度ダメになった時に本当に取り返しのつかないことになるって、今回嫌というほど思い知らされてるから。
ましてや、原発って一度失敗すると自分達の代がだけじゃなくて次世代にまで影響してくるものでしょ?
『人は次世代のために生きる』もんだと俺は思ってるから、次の世代にツケを回すような生き方・考え方を人はするもんじゃねーと思うわけさ。
大体、老後を楽しむために問題を先送りして『事なき人生』を目的に生活してても、毎日の人生を楽しめないひとが、老後に楽しめるかっていうと、絶対楽しめねーと思うし。
老後ばっか気にするよりも、今出来ることをしたほうが人生楽しいし、結果次世代にツケを回さないことを考え実行するのが現世代の最低限の生き方なんじゃねーかと思うよ、俺はね。
まとめに一言。
うちの亡き14代目&15代目は言いました。
『わしらの持ってる頭(知恵・知識)は、次の世代のために使うもんであって、老い先短いわしら自身が生きのびるためだけに使われるもんではない。』
俺も、この言葉を胸に、次の世代の礎になれるように生きていこうと思います。