2013年10月

2013年10月15日

台風26号が素敵なコースで関東に突っ込んでくるようです。

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最大瞬間風速60mだとおおおおお?

ブロッコリーの収穫が始まりまして、そろそろ『ブロッコリー祭宣言』(※収穫量が一日200個オーバーしたときに出す宣言)をしようかと思ってところに、この台風!!(泣)

ブロッコリーが風でぶん回されて倒されたところに、土砂降りの雨くらったら花蕾に泥はねし、病気激増!とかそういうパターンでしょうか。

まあ、そういうリスクを回避するために風が防げるような畑に作付けしたり、ブロッコリーを密植気味にして収穫時期の倒伏防止用の管理はしているが心配です。

昨日の時点で急遽ネギの土寄せを親父にやってもらい、今日は畑の細かい台風対策に時間を費やしそうです。

そんなに被害が出なきゃいいなあ~。



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 07:03│コメント(0)トラックバック(0)つぶやき | 

2013年10月09日

本日は農家のこせがれネットワークのW氏からお誘いあり、第四回全麺業青年連合研修会埼玉大会に行きました。

そこで麺業との方々とのディスカッションをし、農家と麺業とのコラボでどういうことができるか、話し合いました。すげえ楽しかったw

で、その議論で浮かび上がってきた事柄のなかに「辛味大根」というキーワードが。

現在辛味大根は安定供給できる産地が不在で、正直、野菜農家にとってはニッチ狙える品目。
ニーズとしては、気温が上がり需要が増える春から夏にかけて安定した価格での供給を望んでいるとのこと。(その時期は辛味大根育てにくい時期ではある。)

辛味大根にもさまざまな品種があるので、蕎麦屋さんの望む辛味大根の品種をリサーチしたら、カブのように丸いタイプの辛味大根が人気があった。
今日参加してた蕎麦屋さんは100人以上。もしも多くの人と契約できたら一人一人のロットが小さくても、数で補えるので、結構いい品目になりそうな予感。
とりあえず、数種類の「辛味大根」を作って蕎麦屋さんの望む味に近い品目を探して、それから蕎麦屋さんに流通できれば面白いなあと。

とりあえず参考までにこんなのがあるよと↓

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これが多分蕎麦屋さんが好むカブ型の辛味大根。


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これは楕円形の辛味大根。周年栽培できるのもいい。




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ちょっと変わり種の中が緑色の辛味大根。おろしにすると色は目立つね。


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これは辛味大根ではないが、おろしにするときれいな赤紫色になりそうだ。


つうわけで、辛味大根作ってみたい農家さんています?夏場の安定供給だと東北や北海道の農家さんが作りやすいのかなと。俺は夏場はちょっと栽培が難しいかなと。
もし、このネタに興味のある方は一報ください。もし先方(蕎麦屋さん)がOKなら、農家さんに蕎麦屋さんを紹介したいと思います。



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 23:41│コメント(0)トラックバック(0)農家のこせがれネットワーク | 考察

台風が次々と発生して、天気予報とにらめっこしてしまう10月。
ここ数年は10月に台風が来ることが珍しくなくなってきているとはいえ、台風の影響による高温や雨などに気を付けながら種まきや管理には気を使う。

で、これからは「暑い秋」と「寒い秋」両方を想定して、暑さが得意な品種と寒さが得意な品種を同時に播いて、どっちの天候で来ても全滅ということにならないような品種策定と作付け計画が必要なんじゃないかと思うわけである。

今年は小松菜でそれを試してみようかと思う。大体暑さが得意な品種と寒さが得意な品種は同時に播いても数日ではあるが収穫日に差ができる。
つまり品種の成長差を利用して、同時に播種して収穫期間をずらせば、悪天候などで種まきできる日が限られれても、一度の作業で実質的に収穫期間を長くでき、しかも採り遅れんが防げるので収量も増えることが期待できる。

秋冬作なんか特に差が出そうだから、面白うそうだなと思っている。

さて、久しぶりにうちの野菜の様子。↓

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大根収穫開始。寒冷紗をかけていたので、害虫による葉の食害が極めて少なくて、葉付き大根で出荷中。

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ニンジンはまだもう少しかかりそう。あと3週間ほど経てば収穫できるかな。

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そして秋のメイン作物の一つ「ブロッコリー」。
今年は約15,000株。多分11月はブロッコリーの収穫に追われること確実(汗)

たまに暑い日もあるけど、季節はもう秋。
これから農繁期に突入するので体調管理に気を付けねば。



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 07:18│コメント(2)トラックバック(0)上原農園の野菜 | 考察

2013年10月06日

栗の栽培を始めて3年目。
今年ようやく少しは販売できるぐらいの収量が取れたんだけど、拾う前の草刈の作業が結構大変なことに気付く。

そこで、「なんか草刈しねーでもいいような方法ないかな~」と探してたら、ナギナタガヤを利用した草管理(草生栽培)に当たった。

なんでも秋に種を播くと、夏ぐらいまで他の草の日照を奪い、他の雑草の成長を抑えながら大きくなり、一定の大きさになると勝手に枯れて9月の栗収穫までほとんど草管理をしなくていいらいい。

というわけで、早速試してみる。↓

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草刈した後、ナギナタガヤの種をパラパラ~と種まき。
本当は9月中に種まいたほうがいいらしいのだが、この方法に辿りついたのが、9月下旬でそこから種を注文だったから仕方ない。
間に合ってくれるといいな。

今回の種はタキイ種苗のナギナタガヤ。(日本在来と表示してあるのに、生産地がアメリカっていうところに突っ込みを入れたい気はするが(笑い))

上手に育って、来年俺に楽させてくれw楽しみだ~♪



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 21:34│コメント(0)トラックバック(0)技術 | 

2013年10月03日

先日、来年4月から消費税増税が決定した。
政府ってか総理は「全額社会保障に当てます」とか言ってるけど、現在の社会保障の予算を増税分(消費税3%分)カットして、そのカットした部分を消費税で補てんして、浮いた予算で経済対策とか、まあ、他のことに使うんだろう。
ちょっと考えればわかることなんだけどね。嘘は言ってないけど、言うべきことを言ってないって話。
これで、説明したとか言われても、ねえ、って感じですが。

ま、ともかく消費税が5%から8%に引き上げられることは確定したわけです。

さて、消費税増税した場合、野菜を売ってる農業者としては、価格をどうしようかって話。
前回の3%から5%に上がった時は、なんだかんだでこっちが増税分のコストを負担することになったからね。コスト削減で表示価格維持という形になり、完全に割喰った感じ。

今回もそうだが、野菜は価格が安定しない商品だから、消費税を含めた値段の設定に頭を悩ます。

特にスーパーの値付けはどうなるのか?ってすごく気になる。
大体どこのスーパーも値札の1の位の数字は「8」や「9」で統一していることが多い。
99円とか、198円とかね。

で、現在販売価格198円のうち、188.1円が商品の値段で消費税は9.9円なのだが、これが8%になると188.1円×8%+188.1円=203.148円。
まあ、実際小数点以下は切り捨てになるから、店頭表示価格203円になるわけだ。

で、お客さんは198円と203円、パッと見て200円以内と200円オーバーじゃ全然イメージが違う。
そのとき、お客様のことを考え198円の据え置き価格にしたら、前回みたいに割を喰うこと確実。

こればっかりは取引のあるスーパーがどういう価格設定でくるのかで大きく違うかな。
理想は、消費税増税分をそのまま価格に反映してくれることだけど。
まあ、大手の〇オンとかは、自分が一番だからメーカーや生産者に割を食わして来るんだろうけど、中堅もそれに倣っちゃうと、結局増税分の負担はこっちにくるのかな・・・(汗)

価格表示の見た目を優先した価格設定と原価を考えたうえで増税分をそのままプラスする価格設定。

このどちらが主流になるかわからないが、できることなら後者であってほしい。




A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 21:25│コメント(0)トラックバック(0)悩み事 | つぶやき