2011年01月31日
昨日、そろそろ収穫終わるロマネスク(カリフラワー)の畑に行ったらね、緑色の畑に一か所赤いところがあってさ。
ビニールか何かかと思ってそれを見てたら、微妙に動くんです。
んで、そいつ、俺と目が合ってさ。
なんかそいつ「おい、ここは俺の縄張りだぜ?入ってくんじゃねーよ?」って目でこっちをじーっと見てんの。
何?これは俺に対する挑戦?
カチンと来ました。
そして俺、走ります。↓
キジ(オス)でした。
まあ、そういうわけで、1月に入ってから毎日のように鳥と戦ってます。
カラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キジ・・・
もうね、この辺にいる鳥類という鳥類が種類問わず畑に来ては作物を食べていく。
大根、キャベツ、人参、ロマネスク(カリフラワー)・・・みんな鳥類に襲われてます。
一昔前(俺が生まれる前)だったら罠を仕掛けてとらえて、カラスだったら見せしめに半殺し(これがポイント)にして畑に吊るしたり、キジだったら喰ったりしてたんだろうけど、
今のご時世、やれ「免許が必要だ」、やれ「動物愛護だ」と色々言われてしまうので、これらを上回る有効な手立てはなく、結局俺ら一般農家は、防鳥ネット使ったり、棒振り回して追っ払うしかできないわけです。
動物愛護も必要だと思います。
でもね、過度な愛護は愛護ではないと思います。
保護しまくってその数が増えてこちらの生活を脅かす。
そういう事例はこの世界にたくさんあります。
「自然との共生は大切!自然を保護しよう!」と多くの人は言うけれど、本当の意味での『自然との共生』っていうのは、お互いの生活が成り立つギリギリのライン、それこそ紙一重のバランスを保つ状態だと俺は思う。
今の畑の状態を見ると、バランスが崩れてる。
でも、それをどうすることもできない。
なぜなら俺も人間社会の一員であるから。
まあ、そういうわけで
今日も棒を振り回して鳥を追っ払います。
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この記事へのコメント
北海道では、なにやら最近 漁業関係者がアザラシやトドと闘っているようですね。
コメントありがとうございます!
やはりどこの地域も「鳥害」「獣害」に悩まされてるみたいですね(汗)
アザラシやトドとも闘う人間。やはり最終的には食料の取り合いになるんですかね~(汗)