2012年05月13日

昨日は市内の扇町屋公民館で野菜栽培の講師をしてきました。

今まで、小学生相手には何度も講師を引き受けてきましたが、今回のように人生の先輩方を相手にする講師は初めて。w

始めに講義を1時間半程、その後、公民館敷地内の菜園スペースにトマトやキュウリ、ナスなどの野菜を定植したり枝豆の種などを蒔きました。

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始めはものすごーく緊張しましたが、受講された人生の先輩方の『我が子の授業参観』を見るような温かい眼差しのおかげで、非常に話しやすかったです。w

講義の内容も、基本的な栽培方法ベースに、実際に自分がやっている細かい技術(プロ仕様)までお話しさせてもらいました。
流石に野菜の栽培に興味のある方ばかりだったので、結構詳しいところまで話しちゃいました(笑)
いくら家庭菜園だからって「上手に野菜栽培したい!!」って気持ちに応えるのは大事じゃないですか!

それにこういう向上心のある方々に農家の目線からの情報を提供することも、実はうちら農家にとっても大事なことなんじゃないかと思います。

それを特に思ったのが、害虫が媒介するウイルス系の病気について話した時。

「病気になってしまったら勿体ないけど、引き抜いて処分すること。これは病気が周りの野菜達にも広がるとともに、周りの他の家庭菜園されてる方、そして農家さんの圃場にもその病気が広がる恐れがある。」ってことを話したら受講されてる方が非常に納得されてました。


家庭菜園がブームになること自体はいいことなんですが、それに伴って管理がずさんな家庭菜園が増えてきているのが現実。

実はこれが、ウイルス系の病気の拡散に一役買っているという事実を、当の家庭菜園している方は自覚していない場合が非常に多い。


意識の高い方にこの事実を知ってもらうことで、他の家庭菜園をされてる方にも情報を拡散していただき、少しでも地域全体のウイルス系の病気のリスクが減っていくといいなあって俺は思います

そんなこんなで9時から始まった講義は12時過ぎまで続きました。
講義後、受講された方が「色々なお話し、目から鱗が落ちました」との一言で、この講師の話をひきうけてよかったなと思いました。w
予定よりも長い時間となりましたが、受講された方々には私の話にお付き合い頂き、この場を借りてお礼申しあげます。ありがとうございました!


しかし、アレだな。

俺、農業の教員免許持ってるから農業高校の教諭になる手もあったけど、農業に興味のある高校生だけに農業について語るよりも、立場・年代問わずに話せる今のプロ農家って立場の方が自分にあってるなと思った。

今さらながら、自分の選んだ道が自分にとっちゃ非常に良かったと思う。
ちょっと自分に自信が持て、昨日はそんな一日でしたw


A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:45│コメント(2)トラックバック(0)A-GYO先生! | 

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この記事へのコメント

1. Posted by 巫女   2012年05月13日 21:21
4 初めてコメントさせて頂きます。
農業で利益を出し、イキイキと農業をやっていらっしゃる貴方様をとても尊敬致します。私の地域は耕作放棄地が増えております。農業で本当の意味での利益を出すことがいかにたいへんなことか・・・。米つくりの時期になり、ため息が出るばかりです。農家の息子が、農業を馬鹿にして都市部へ出ていく。農業を馬鹿にする風潮が日本にはあるように思えてなりません。本当に農家だけが悪いのか?私の田んぼの隣も今年から放棄地になるようです。ショックです。しかし
貴方様のブログを拝見すると、とても元気がでます。
これからも書き続けてください。
2. Posted by A-GYO   2012年05月14日 06:09
>巫女様

初コメントありがとうございます!

私が子供の時は巫女さんのおっしゃる通り「農業=ダセエ」でした。
でも、最近はその風潮が変わりつつあります。(もちろん地域差は非常にありますが(汗))

昔から農業は景気が悪くなると都市から人が戻ってきた(失業の受け皿となった)ものらしいですが、最近は人が戻ってこない。
ですが、代わりに若い人が農業に興味を持って農業に携わるようになってきているようです。

水田が不耕作放棄地になってしまうのは、国の農政の失策にあるのは確実なんですが、厳しいことを言うと、補助金に頼り切った経営から脱却しようと努力しない農家(特に兼業農家)側にも問題があると思います。

今後農業を取り巻く環境は色々かわって来るでしょうが、時代にあった農業経営を続けていきたいと思っています。
もちろん、ブログも続けますので、よろしくお願いいたします!!

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