勉強

2013年03月09日

研修生柳原君、本当に素直で真面目です。(ホウレン草の種を播いてもらってる様子)↓

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「絶対就農する!」という確固たる目的を持ち、出来るだけ早い独立就農を目指す彼。
とにかく色んなことを吸収しようとしているのが感じられる。まるで渇いた畑に雨が降って、一気に成長する野菜のようw

彼のそんな意気込みに、うちとしても大いに応えるべく、彼には俺や親父と一緒に、種まきや荷作り、その他栽培管理などなど、うちのやってる「動き」を一緒にやってもらう方針です。

実際の農作業の流れがわかる方が、彼にとってもプラスだし、彼が一緒に作業してくれれば、農作業の軽減となるのでうちらにとってもプラスなわけです。

彼が加入して数日ですが、これが家族以外の働き手を入れるメリットか!と今まさに感じているところです。
ま、そう感じられるのも柳原君がよくやってくれるおかげなんだけどw


そして、柳原君がうちにくるようになって、上原農園としても変化が。

今まで一日の動きは、ざっと仕事の段取り決めつつも、臨機応変にお互いの動きを察しながら動いていたのだが(笑)、彼が入ってくれたおかげで、今まで以上に仕事の段取りについて親父と話すようになりました。

「どういう仕事の段取りが最も効率的かつ、彼にとってプラスになるのか?」

それを家族で話会いながら、一日のスケジュールを組み立て、それを全員が把握できるような体制作りを、思考錯誤しながらつくるようになりました。
これは今後雇用を入れることを視野に入れている上原農園にとって、非常にいい経験でとても大事なこと。

彼だけでなく、上原農園にとっても、彼の『研修』は大きな学びのチャンスになりそうな予感ですw




A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:42│コメント(2)トラックバック(0)

2012年06月17日

久しぶりの更新です。

梅雨らしい天気が続いて、野菜の成長もちょっと停滞気味。
でも、今日あたりから気温がぐんぐん上がってきてるから一気に成長しそうな予感。

さて、ハウスのトマトはこんな感じ↓

tomato6gatu161

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一段目、第一果房はピンポン玉ぐらいの大きさ。
収穫開始は7月中下旬ぐらいかな。んで、収穫ピークを8月の中下旬にもっていきたい。
なぜならその時期は、地場野菜のトマトが減る時期。売り場のトマトが品薄になるからそこで出せるような生産ができれば、「地場野菜のトマトがほしい」というお客さんのニーズにも答えられるし。

で、今年はその作型プラス秋トマト(抑制)の作型に初挑戦してみようかと企んでますw
そうすれば8月~11月ぐらいまでトマト収穫ができるようになるかなと。
もちろん、初挑戦なので、それを作りこなす技術は現在持ち合わせてないんだけどね(汗)

今年は色々試してみて、自分の中にトマト栽培の情報(ノウハウ)を得たいと思います。


台風4号の動きがすごく気になる。
夏至と共に台風到来ってなっちゃうのかな~。ちょっと心配。


A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 23:23│コメント(2)トラックバック(0)

2012年05月08日

現在ビニールハウスの枝豆はこんな感じ。↓

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品種は『福だるま』(カネコ種苗)
左2畝が2月10日播き3月11日定植、右2畝が3月3日播き3月19日定植。

2月10日播き、3月11日定植の方は莢が大きくなってきた。↓

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生育期間中寒かったのと、凍結を恐れて潅水を控えたのが影響したのか、枝ぶりが貧弱で実付きはイマイチ。
樹ぼこりして「葉枝立派で実がならない」なんてことにならなかったので良しとする。

まあ、収穫時期は来月の『父の日』に合わせた出荷ができそうなので今のところ予定通りかな。


今年は枝豆をハウス栽培するのが初めてだったので、手探りの管理だった。なので品種としての『福だるま』の評価は来年へ持ち越し。
また、来年は、ハウスを利用しての早出し栽培としてチェーンポットが有効かどうかの検証も必要。

何が良くて、何が悪かったのかを検証し来年へ活かしたい。これは宿題だね。

俺、学校から出された宿題は好きじゃなかったけど、自分に課した農業の宿題は大好き(笑)

農業技術ってのは医学と一緒で常に進歩してるから、毎年毎年技術情報の更新が必要。
変化のある、進歩のある技術ってが好きで、それを自分で見つけるのはもっと好き♪

もっとも、見つけるまでスゲェ苦悩するんだけどねwでも、それも含めて大好きw

・・・ってことは俺はドMだな(爆)

最近改めて、農業という職業を選んで良かったなあと思いますw
いや、ドMとか関係なくね(笑)



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:05│コメント(4)トラックバック(0)

2012年03月22日

昨日はアライグマ捕獲罠の設置研修を受けてきました。

市内でもちらほら被害が報告され始めてきたというアライグマ。
それが繁殖して家屋の破壊(屋根裏や壁に巣くい糞尿まみれにする)や農産物に大きな被害が出ないうちに駆除しなければ!

そこで登場するのが、『箱罠』です。

左が「踏み板」式、右が「釣り餌」式の箱罠↓

araigumahokakuwana1

踏み板式は罠の中の金属製の板を踏むと出入り口が閉まる構造。

釣り餌式は罠の中の餌をとろうとすると出入り口が閉まる構造。

この2種類がアライグマを捕獲する罠の主流です。

これを地区内で獣害に悩まされてる家の庭に設置↓

araigumahokakuwana2

ここでポイントになるのは、アライグマが警戒を解くように、始めの2回はワザと罠が作動しないようにしてアライグマに餌を食べてもらうこと。

どんな動物も始めは非常に警戒するんだけど、一度安全だと思うと警戒せずに躊躇なく箱罠に入ってくれる。

で、1回、2回と簡単に餌がとれると思わせといて3回目で罠を発動させる。
これで、ほぼ確実に捕獲できる。

ただし、一回でも失敗する(逃げ出す)と学習して、2度と罠には引っ掛からないので注意が必要

アライグマ捕獲は確実に一発で仕留めることが重要なんです!

ちなみに罠に使用する餌は「ベビースターラーメン(チキン)」「キャラメルコーン」「ドーナツ」など油を使ったお菓子。アライグマはこれらが大好物らしいです(笑)

これから繁殖期を迎えるアライグマ。
何としても抑え込みたいものです。

皆さんもアライグマ見かけたら、各自治体(市町村の農政課等)に連絡入れてください。
目撃情報が駆除の第一歩です!!よろしくお願いいたします。


A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 07:10│コメント(0)トラックバック(0)

2012年03月03日

今日のネタは昨日の記事の補足を。

この研修の数日前にビニールハウス近くの畑にこんな足あとがあったのさ↓

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右と左、ちょっと違う足あと。

なんの足あとだろう?とずーっと思ってて、その疑問を解決すべく、先日の研修で講師の方に写真見せて「これ、何の足あとでしょう?」聞いてみたんだ。

そしたら、この足あと、両方ともウサギの足跡だそうな。

右と左で足あとが違うから、2種類の動物の足跡だと思ってたんだけど、講師の方曰く「右がゆっくり移動した場合で、左が急いで移動した場合。進行方向は同じ方向だから2匹いるのかもしれないけど、もしかりたら行きと帰りで別の経路を移動している同じ一匹のかもね」と。

ウサギと聞いてちょっとホッとした。もし、もっと凶悪な動物だったら嫌だしね(汗)

しかし、あれだな。俺は就農してから一度も畑でウサギなんてみたことないけど、いるんだな、ウサギ。
もしかしたら、ペットとして飼ってたのを捨てたのかもしれない。

うちの人参畑が近くあって人参食われないか心配。だけど、よく考えたらうちの畑の周りには、カラスやトンビ、キツネなどの『ウサギは大好物♪』とのたまっているであろう動物も結構いる。

今のところ人参には一切被害がないので、もしかしたら・・・。

まあ、その辺は「弱肉強食」だからしかたないけどね。w


あ、そうそうもう一つ報告。

1月に研修受けてゲットした『アライグマ捕獲従事者』の免許が届きました。↓

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これで俺も捕獲罠(カゴ式)を使って、駆除を目的としたアライグマの捕獲ができるようになりました。
今後は入間市としても『アライグマ捕獲従事者』をドンドン養成していくとの事なので、興味のある方は問い合わせてみてください。

獣害は農業者だけの問題じゃなく、地域全体の問題ですから。


A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 07:00│コメント(2)トラックバック(0)