畑
2013年06月03日
が、まったく雨が降りません。
天気予報を見ても雨マークが見当たらない(汗)
こりゃ、6月全然雨降らないで、7月の梅雨明け間際の一週間で、それまでの干ばつをチャラにするような土砂降りの雨が降るとかそういうオチか?うーん、今年の梅雨は「潅水作業」がキーになりそうです。
さて、梅雨入りしてから定植しようと思ってたネギ。
パッサパサの砂漠のように乾燥した土ですが、雨を待ってられないので定植しました。

自作したアタッチメントのおかげで、ネギの苗も立ち上がってスムーズに定植。

このあとスプリンクラーで潅水。早期の活着を目指します。
今年のネギはゆっくり育てて冬になったら一気に出荷する予定。
色々試しながらのネギ栽培だけどうまくいくといいなあw
2012年08月03日
ブログ更新が滞っております。申し訳ない(汗)
ブログ更新よりも睡眠時間。今の俺のトレンドです。毎日更新を楽しみにしている方、申し訳ない。
『毎日更新』は枝豆が終了したら再開したいと思います。よろしくお願いいたします。
さて、本題。
夏真っ盛り。夏といえばやっぱスイカ!!
周りの家庭菜園のおっちゃん達も小玉スイカを作っているのだが、ここ最近、俺の地区では小玉スイカが何者かに喰われるということが頻発している。
穴開けて、中身を綺麗に食べられる。こんな感じに。↓
スイカを爪でひっかき割り、中身を爪でほじくって食べるその生物とは、
『アライグマ』!!
ええ、ラスカルでお馴染のアライグマです。
数十年前にペットとして輸入されたものの、持ち前の気性の荒さから飼い主が手に負えなくなり、逃がしたために野生化。環境適応能力、繁殖能力が高く一気に生息数を増やし、農産物への被害が多発するようになったわけです。
ちなみに特定外来生物に指定されていて、捕獲&駆除すべき生物としてリストに入ってます。
で、私、このアライグマの捕獲従事者になってまして(詳しくは過去ブログ記事参照)。
これは、ついに『アライグマ捕獲従事者』たる俺の出番だなと。
と、いうわけで早速役所に連絡入れてアライグマを捕まえるための『箱罠』を借りました。↓
アメリカ製?。パッケージにはアライグマの他に『アルマジロ』まで捕獲可能!的な絵つきです(笑)
さて、この罠を仕掛ける訳なんですが、おびき寄せるための餌、皆さんは何が一番いいと思いますか?
トウモロコシ?
スイカ?
メロン?
答えは・・・
↓
キャラメルコーン
アライグマの好物の共通点は、油を使っていて、砂糖を使っていて甘いこと。
これを教えてくれたアライグマ捕獲のプロ曰く
「キャラメルコーン最強」。
ちなみに次点は「あんドーナツ」。
で、このキャラメルコーンを枝豆ネットに入れて封をして、箱罠の中にセット↓
それを被害があった畑の近くに設置しました。↓
この箱罠は、餌に釣られて入ってきたアライグマが床面にある銀板を踏むことで出入り口が閉まるという構造。
それと箱罠に閉じ込められたアライグマが暴れて箱が倒れると逃げられる恐れがあるので、金属製の棒を突き刺して固定。(金属製じゃないと喰い切られるため)
これで準備OK。
あとはアライグマは引っ掛かるまで毎朝確認しに行きます。
毎日確認するのは、この時期炎天下でアライグマが死んだ場合、死後数時間で、ハンパない死臭を放つため。だから放置できないんさ。
で、捕まえたら役所に連絡入れて獣医さんに薬殺してもらいます。で、死体は役所が引き取ってくれます。
(ちなみにハブ1匹捕獲に付き報奨金がもらえる沖縄とは違い、アライグマは無報酬。まあ、死体処理してくれるだけ良しとしたい。)
さて、はたしてアライグマは捕獲されるのか?
――――――
アライグマの被害はここ数年爆発的に増え、捕獲数も急激に増えているらしい。
隣の飯能市ではすでに100匹を超えるアライグマが捕獲されているという。
入間市も今年に入って9匹が捕獲されてるから、油断できない。もしかしたら、捕獲数が少ないだけで、頭数だけならかなりの数が生息しているかもしれない。
被害がこれ以上広がらないためにも、確実に捕獲していきたいと思います。
人の一時的なペットブームで日本に連れてこられた挙句、飼い主の無責任な行動で野生化。
そして繁殖して害があれば駆除される・・・。
日本に輸入されなければ、アライグマはこんな運命にならなかったのにと、アライグマを哀れずにはいられない。
2012年06月20日
見事に予想を裏切り関東甲信越を縦断。
台風ってのは太平洋側に沿って進む時は大雨に特に注意するのだが、今回のように内陸を縦断したりすると、うちの地域(関東地方)はものすごい強風になります。
農業にとって最も警戒すべき気象の一つに風があります。これはわずかな時間の強風で農作物や農業施設にダメージを与えるから。
今回の台風4号、うちの被害はこんな感じ↓

写真のように葉物野菜の防虫ネットが飛んだり、近くの堆肥舎のトタン屋根が吹っ飛んできたり・・・

トウモロコシが根こそぎ倒伏しまたりしました。
その他、ゴボウの葉が泥だらけになったり、枝豆が一部風で倒されたり(汗)
不幸中の幸いはビニーハウスへのダメージがほぼ無かったことぐらい。
本当、風ってやつは怖いです。
6月に上陸した台風は8年ぶりとか言ってたが、この風の強さはなかなかないのではないだろうか。
とにかく一つだけ言えることは、関東圏の広い範囲で農産物に被害が出てるから、今後数週間野菜が高騰しそうだなと(汗)
しかし、今回の台風はそれなりに対策してあったとはいえ、非常に経営的に痛かったなあ(汗)
まあ、そうは言うけど、ここは早く切り替えて次の種まきに尽力したいと思います!
・・・今年は台風、多そうだなあ(汗)
2012年05月29日
2012年05月17日
俺、春先「今年はケヤキの芽吹きがまばらだから遅霜要注意!」って散々言ってました。
でも、先日雹が降ったりしたものの、今年は遅霜がなかったので、ものすごいホッとしてたんだ。
そして俺は思ったんさ。「俺の予想、外れてよかった!!」って。
でもね、その想いを打ち破る事実が昨日発覚。
実はこの前の日曜日の朝だったかな。かなり冷え込んだのね。正直遅霜も覚悟してたんだけど、ギリギリ大丈夫だった。
ギリギリセーフ。そう。ギリギリだったんだよ・・・。
昨日ね、「なんかサツマイモの植えた畑の様子がおかしいぞ?」って話になり様子を見に行ったら・・・↓
遅霜喰らってるじゃん!!
サツマイモ、遅霜喰らってるじゃん!!!!(号泣)
先週植えたサツマイモの苗500本、そのうち400本が遅霜のダメージ喰らって枯れてました。
ちなみにこのサツマイモの畑を含む200~300mの範囲内だけが遅霜が降ったみたい。
なんていうか、ちょうどそこが遅霜の通り道だったぽい。
つまり、その畑だけは
ギリギリアウト!!!
確かにちょっと傾斜があって位置的に窪んでるかのような地形の畑ではあったんだけどさ。
その辺はギリギリセーフにしとこうよ、遅霜さんよ~(泣)
教訓。
『サツマイモは5月20日以降の定植、もしくはお茶刈りが終わったら定植しよう。』
・・・痛ーい、勉強代だったな~。これから植え直しだ・・・