格言・名言・迷言(まよいごと)
2012年04月29日
2011年11月21日
その甲斐あって、なんとなくだが、ブロッコリー祭りのゴールが遠くの方にチラってみえた!!
多分、今週中には祭りは終了できそう♪
毎日霜が降りるようになると、ブロッコリーの品質も良くなくなるので、その前にケリをつけようと思います。
さて、話は変わるが、野菜全般的に市場価格が安値です。
これは11月が予想以上に暖かく、予定よりも早く野菜が成長、前倒し出荷となっているから。
思い出したんだけど、俺が市場に価格決定権がある市場出荷でなく、自分で価格決定できるスーパー出荷に切り替えるきっかけになった出来事があったのも、8年前の今の時期。
その年はブロッコリーの大豊作の年で、市場にはブロッコリーが溢れててさ。
収穫のピーク時に、いつも出してる地方市場だけじゃ置ききれなくて、たまに持っていっていた、ちょっと離れた大きめの市場にブロッコリー持って行ったんだ。
でもさ、市場の従業員にさ、「ああ!?ブロッコリー持ってきたの!?ブロッコリー溢れてんの見てわかんねーのかよ!?」とあからさまに嫌な顔されたんだ。
まあ、普段持ってきてない奴が、ここぞとばかりに溢れてるブロッコリー持ってきたら嫌な顔もするのも当り前なんだけど、でもそこは「お願いします!」と頭下げてさ。従業員に「ケッ!じゃああの隅に置いておけよ!」って言われて何とか30箱だけ置かせてもらってさ。
で、その日は帰ったんです。
当時、ブロッコリーを入れる段ボール箱は一枚60円で、その中にブロッコリーを大きさをそろえて5~8個入れたものを出荷してたんだ。
当時の平均的な市場価格はブロッコリー一箱500円前後が相場だったから、ブロッコリーが市場に溢れているとはいえ、一箱200円以上(30箱だから6000円以上)で売れるかなって思ってたんだ。
でもね、翌日電話で市場に問い合わせてうちのブロッコリーの価格を聞いて力が抜けたんだ。
その時の俺の出荷したブロッコリー一箱の取引価格は、
50円。
ブロッコリー入れるダンボール一箱60円なんですよ?
朝からブロッコリー収穫して、60円のダンボール箱にブロッコリーが5~8個入って、かつ、その市場までガソリン使って往復2時間かけて市場まで持っていったのに、
その日のその市場での売り上げは、
たった1500円。
・・・その時、俺は決めたんだ。
「自分で価格を決められる農業のやり方に変えよう」って。
それから、色々動いてさ。んで、今現在では自分で価格を決められるスーパー出荷がメインになってるというわけです。
卸売市場の必要性っては十分理解しているし、なくてはならないものだと思う。うちもいまだに、馴染みの市場には定期的に出荷してるし(まあ、ブロッコリーは出荷することないがw)。
でも、卸売市場だけに頼った農業経営では、もう都市近郊農業で生き残っていくことはできない時代なんさ。
農業経営ってのは画一的な答えがあるわけじゃない。
その地域にあった、自分にあった農業経営ってのがある。
それを早めに見つけることができれば、もっと農業って面白くなると思う。
そして、長く続けることができる。
『時代にあった農業経営をしろ』
これは今は亡き14代目の言葉。
その言葉を毎年野菜が安くなると思いだして、戒めとし、自分に問いかける。
「おい、お前。時代にあった農業経営してるか?」
2011年01月11日
大学時代、俺一人暮らししてまして、まあ、見事に友人たちの『溜り場』になっていたんですね。
で、ある時、ある友人が「痛い話」っていうすげえマニアックなビデオを持ってきまして、「みんなで集まってA-GYOんちで見よう!」っていうんですよ。
俺も、「痛い話」なんてすげえシュールな題名に心打たれまして、早速皆でうちで見たんです。
で、その内容は、なんていうか、もうね、痛いんですよ。
この世の日常に潜む「痛い話」が盛りだくさんでしてね。
このビデオを見ると、あるものは顔をしかめ、あるものは鳥肌が立ち、あるものは「見たくない!」と逃げ出します。
で、その「痛い話」の中で、俺がギャーってなったのが、「足の小指をドアに挟み切断」ってやつでして(汗)
もうね、俺、足の指に対しての痛みが非常に苦手でして。
あの痛み、逃げらんないじゃないですか。
あの痛みから走って逃げようにも、当然足の指は付いてくるし、走った衝撃で何度も指からの激痛がくるじゃん!
だからね、日々足の指は気をつけるようにしてたんです。
で、これを踏まえて本題。
2日前の朝のことです。
俺、
左足の中指の生爪剥がしましたァァァァァァ!!!!!!
その日の朝は消防団の出初め式ってのがありまして、普段は絶対履かない靴(ローファーっての?)を履こうとしたらさ、ちょっとつまづきまして。
んで、その靴のヘリに変な感じで足の中指が当たりましてね、ええ。
なんか、「めり」って嫌な音がしたんですよ。
で、俺、心の中で大絶叫!もうね、言葉が出てこないのその痛み!!
顔はムンクでしたよ、マジで。
で、集合時間もあるんで、やった中指の状態も見ずに「これはツキ指だ、ツキ指だ」とわけのわからない自己暗示をかけ、車に乗り込み会場まで行ったんです。
で、集合場所に行って、足の中指見ようと靴脱いだらさ、靴下が血まみれでして、ええ。
この瞬間、俺は軽く魂抜けましたよ、マジで。
慎重に靴下を脱ぎ、『生爪剥がした』個所をおそるおそる見たらさ、
全体の8割程イってまして。ええ。
目を伏せ、なぜか「オーマイゴット」と言葉が出てきました。
とりあえず、絆創膏でツメがくっつくように固定して、式典に臨みました。
ええ、歩くたびに魂抜ける程の痛みに耐えながら、
行進しましたよ!行進!!
市長やら議員さんをはじめ、市民の皆さんが見てる前で、無表情でね(遠い目)
もうね、一年分の我慢、そこで使いきった感じです。
で、現在に至ります。
とりあえず、現在、今年で一番の教訓は、
『日常にこそ、危険は潜む』
皆さんも日常の中に危険があるので、気をつけてください。
A-GYOからのお願いです。
ちなみに、
冒頭の「痛い話」のなかで、2番目に『痛かった話』は、
『歯ブラシと間違えて、カミソリで歯を磨く』
ってやつでした。
・・・これは、間違えたくないわ・・・
2011年01月02日
新年明けましておめでとうございます!
本年もA-GYO農伝記をよろしくお願いいたします。
さて、本年はウサギ年ってことでね。
ウサギのようにピョンピョン飛べるような年にしたいと思いまして、ゲン担ぎに公園にいって『ウサギの遊具』に乗ってきました(笑)↓
一緒にウサギに乗っているのは次男(1歳4カ月)。
ハイ、そこ、「遊具がウサギに見えねえ」とか言わない。
確かにパッと見えねえけどさ(笑)実際俺も子供たちに言われてウサギだって気付いたからさ(爆)
まあ、ウサギ云々の前に、遊具的にはなかなか面白い一品なので、新年早々、年甲斐もなく子供と一緒にはしゃいで遊んだけどね(笑)。
ま、そういうわけで、今年は仕事だけでなく、今まで以上に子供たちにしっかり向き合おうと思います。
さて、本題ね。
毎年毎年、年頭に俺はこのブログで今年の目標を四文字熟語で表わしてきました。
なので、今年も四文字熟語で今年の目標を表したいと思います。
今年2011年の目標はこれです!
『和敬清寂(わけいせいじゃく)』
意味・・・穏やかで、慎み深く静かで落ち着いていること。特に心を和やかに保ち他人を敬いおのれを慎むこと。
昨年はね、『戒驕戒躁』(驕らず焦らず騒がず、慎んで静かに堅実に物事を進める)なんて目標を立てたものの、なんかちょい自信過剰な自分がいましてね。(汗)
つい他人様に対して敬いの心が薄いといいますか、自分と考えが合わない人に対して感情的になってしまう場面がありまして。(汗)
これはあまり良くないなと思いこの『和敬清寂』を今年の生き方の目標にしたいと思います。
ちなみに、仕事に対しての心構えは、
『風林火山』で行きます。
『風林火山』・・・戦いにおける行動の指針。時期や情勢に応じ適切な行動をとること。
特に『林』。俺的にこの『林』は竹林と思っているので、静かであると同時に、竹のようにしなやかに物事に対応できるような心構えで仕事に取り組みたいなと。そう思っています。
ちなみに、家庭の目標として
『亭主関白』を目標にしようかなと思いましたが、
まず、間違いなく達成不可能な目標になるので、
せめて『夫唱婦随(ふしょうふずい)』(意味は「夫が言い出し、妻がそれに従うこと。夫婦の仲がとても良く、和合していること。」)ができるようになりたいなと。
え、なぜなら今は、
『婦唱夫随』だからな!!
・・・まあ、臨機応変に『夫唱婦随』と『婦唱夫随』がバランス良くできることが理想の夫婦ってやつなのかな~。
まあ、そんなこんなで、今年一年、皆さんよろしくお願いいたします!!
2010年10月15日
子供時代の手伝いや自然遊び体験が結婚に有利 アンケートで判明
“婚活”準備は子供の時から-。子供のころの自然体験やお手伝い経験が豊富な人ほど、結婚している割合が高いことが、14日公表された独立行政法人「国立青少年教育振興機構」の調査結果で明らかになった。調査では、自然体験などが多いほどマナーや教養への意識が高いことも分かった。専門家は「子供のころの体験で人間として幅が広がり、異性にも好かれる魅力的な人物に成長できるのでは」と分析している。(詳しくはこちら)…だそうです。
そう考えたら、小さい頃から家が農家でお手伝いをした奴は、結婚に有利ってことですか!?
本当にそうか?
だったら、「農家は嫁不足」ってならないんじゃねーの?
昔(たまんじ今もやるけど)TVの番組で「農家の嫁探し」的な企画やってるの見るとすげえ違和感(バカにされた感)を感じてたのは俺だけでしょうか?
なんで農家だけTVのネタにされるのだろうって(遠い目)
子供ながらに悔しかったですよ、ええ。
だからさ、俺、15の時から婚活してたんです(笑)。
いやさ、実はそういう以前に、うちには、「上原家の長子たるもの25歳までに結婚すべし」なんて時代錯誤もいいところな家訓がありまして、ええ。
まあ、今考えれば非常に理にかなった家訓ではあるのだけれども。
(25歳までに結婚、30までに子供ができ、30~50歳の一番人間として脂がのって稼げる時期で子育てをし、子供が同じように25歳までに結婚すれば60までに孫を抱けるというわけ。)
小さい頃より、そう言われ続けれ育てられれきた俺なので、自分の結婚観もかなり若い時に固定されてたわけです。
多分、中学校時代にはほぼ固定されてた、というより結婚願望は一人より強かったと思う。
まあ、幸い、俺も家訓を守り、結婚し子供がいるわけだが、子供にこの家訓を言い続けるかは迷い中。
でもね、60までに孫は抱きたいのは事実。
ってわけで、将来的に俺が孫を抱きたがために(うわ~)、長男にお手伝いをさせてます↓

いや、今は、手伝いというよりも見学です。
里芋の「毛ば取り」機と選別機をじーっと見てます。
機械の音はガチャガチャうるさいのですが、ずーっと見てます。
そういえばさ、小さい頃って、こういうメカ的なもの男の子は大好きだよね。
俺もそうだった。
なんか、突然変形して人型ロボット化するみたいな。
そういう妄想が大好きでした。
小学校の頃『トランスフォーマー』が大好きでさ。
給食の時にグループごとに机を合わせるときに「トランスフォームヘッドオン!」て言って机を動かしてたら、友達の山口君に「やだ。」と即答され爆泣きしたのは俺の黒歴史です。俺は相当泣き虫でした。ええ。
さて、話はそれましたが、とりあえず言えることは、トランスフォーマーと婚活は全く関係ありません。
今日はそんな感じで話を散らかしてみました。
たまにはいいよね、こんなネタでも。
まあ、とりあえず、小さい頃から農業に関わっていることは良いことみたいです。はい。