2007年07月04日
結婚してから初めてマクドナルドの製品を食べる。マクドナルドなど5年ぶりだろうか?
食べたのは「メガテリ」。肉2枚にチーズ、それと特製テリヤキソース。
胃がもたれる
悲しいかな胃が年をとったらしい。舌では「懐かしい」と感じ、腹では「重い」と感じた。
結婚してからファーストフードと言えば「モスバーガー」か「ケンタッキー」だったからなあ…
マクドナルドって牛肉100%って言ってたが、あれは普通のハンバーガーやチーズバーガーだけなのだろうか?
テリヤキバーガーは何の肉なのだろう?軟骨の小さいようなものが入ってて奥歯でごりってしたのだが?
ミートホープのことがあってから、加工業や飲食業関係に対しても、「この肉は大丈夫か?」と思ってしまう。
一つ言えることは
俺はマックよりモスだな
モスはトマトが入っているから好きだ。
2007年07月02日
私は消防団員である。
先刻も「カンカーン カンカーン」と警鐘を鳴らしながら、消防車を運転して地域をまわっていた。
消防団は普段は別の仕事をしているが、いざ災害が発生したときには集合して災害現場で作業にあたる、特別公務員である。
団員は色々な職業の人がいる。農業、お茶屋、土木業、建築業、理髪師、市の職員、サラリーマン、車修理業、お坊様、畳屋、ガソリンスタンドetc…。
普段は自分の仕事をしているが、いざ召集されれば、消防車に乗って現場に急行する。
大体は火災での召集だ。消防署の応援という形で出動がかかる場合が多い。
年にもよるが、大体半年に一回ぐらいは召集がかかる。
召集の合図はサイレン。地域のいたるところに設置してあるスピーカーから「ウ゛?」という音が大音量で3回流れたら出動である。
この合図は夜中だろう大音量で鳴り響く。
うるさいだろうが、地域内で火災が発生したことを全世帯がわかるためには必要のもの。なくしてはならない。
消防団は年々人数が減っているが、災害が起こったときには絶対に必要な組織である。
事実、各地で起きている大震災でも消防団の活躍があった。
備えあれば憂いなし。
あなたも興味があったら、お近くの消防署に問い合わせてみてください。
え?なんで俺が消防団員になったかって?
親父もやってたし、ちょっとでも地域に貢献できたらってものあったし、地域の人と知り合いたかったし、まあ色々な理由があるが、最大の理由は
消防車に乗りたかったから
小さい頃、消防車がかっこよくて乗りたかった記憶が未だにある。
消防団員になる理由はなんでもいい。
「消防車に乗りたい」と思っていたが、今はできるだけ出動の機会が少ない方がいいと思っている。
なぜなら、消防車で出動ということは、災害が起こっているからだ。
できれば召集・出動したくないと思う今日この頃。
…今日は話がまとまらなかったな。
2007年06月30日
近くに米軍の「横田基地」がある。私の家、及び畑はちょうど滑走路の延長線上にあって、毎日のように旅客機や空母やジェット機、その他セスナ機、レーダー機、ヘリコプターetcetc…が轟音と共に離着陸していく。
特にこの時期は、空軍の新人パイロットの訓練か何かでやたらジェット機が飛ぶ。しかも4、5機で編隊組んで飛んでくる。
最近はもう慣れたが、子供の頃は怖くて、飛行機が来ると家の中に隠れたものだ。
畑はより基地に近いので、着陸態勢に入った飛行機の腹の部分がよく見え、車輪が出ているのが肉眼で簡単に見える距離だ。
高圧線ギリギリに飛ぶつわものパイロットもいて、見てるこっちが高圧線に引っかからないか冷や冷やする。
戦後間もなく横田基地ができたころ、本当に高圧線にひっかかって裏山に墜落した飛行機がいたから余計気になる。
今は慣れたが、ジェット機うるせえ
さて本題。参議院選挙1か月を切ったので先に各党にお願いしたいことがある。
それは正午?午後3時までの間は住宅地、及び保育所近辺での広報車の活動はやめてほしいということ。
そのくらいの時間、乳幼児や保育園児はお昼寝の時間です。
そんな時間帯に、広報車が政党広報をスピーカー全開で鳴らしたら、子供たちの安眠を妨げます。
子供たちの安眠を妨げると、せっかく寝かしつけたお母さんの努力を奪い、イライラさせます。
結果、旦那に八つ当たりという悲劇も生まれます。
しかもその広報車が、子供のお昼寝タイムに大音量で「○○党は子育て支援に力を入れています!」とか言ってると痛過ぎます。
選挙前の活動の時点で公約に矛盾していることに気付いてないのでしょうか?。
今のところ、こんな常識がない行動をやってくれているのは、「確かな野党が必要です!」とか、ズレたこと言ってる某政党です。
しょうがないか。そんなこと言ってる政党だから、
こんな常識ない行動とっちゃうんでしょうねぇ。
与党にならなきゃ自分達の意見を通すこともできないのに…それもわかってないのか・・・痛いなあ…
とりあえず次の選挙では、正午から午後3時までの間に選挙広報車を住宅地及び保育所付近で走らせ、かつ「子育て支援に力を入れます!」と大音量で鳴らした政党には
清き一票などやらん!
全政党が『正午から午後3時までの間に選挙広報車を住宅地及び保育所付近で走らせ、かつ「子育て支援に力を入れます!」と大音量で鳴らす』なんてことやっちゃったら、どうしよう…
投票する政党がなくならないことを強く願っている。
2007年06月29日
「風の谷のナウシカ」が読みたくなる。
「風の谷のナウシカ」…原作:宮崎駿の作品。スタジオジブリの初期の作品で、未だに金曜ロードショーで何回も放映される超人気アニメ映画。
映画版を知っている人は多いが、原作のマンガがあることは意外と知られていない。俺も初めは知人から薦められ買って読んだ。全7巻。
映画版のナウシカで満足しているそこのあなた!是非原作を読むべし。
映画版のナウシカは宮崎駿の描きたいことの10分の1も表わせていない。
俺にとってこの「風の谷のナウシカ」は哲学書と言っても過言ではない。
百聞一見にしかず。面白いよナウシカは。
さっき読み始めて今3巻目に突入。読み終わったら寝よ。
2007年06月28日
高齢者の農業作業時の事故が頻発しているらしい。
先日も隣の市でトラクターに乗った男性が、後ろから乗用車に激突され、地面に頭から落ちて亡くなった。
ぶつかった乗用車の若い男性は「考え事してて気がつかなかった」だと。
運転中に考え事してただけで、一生を棒に振る。
車の運転は集中するべし。
話は変わるが、俺も昨日農具で怪我した。
使い終わった一輪管理機(小型の耕運機)を軽トラに乗せようとしたら、左腕の裏を熱々のエンジン部分に押し付けてしまった。
エンジンに腕の裏が触った瞬間「ジュ」って音とともに香ばしいにおいが…そのまま気合いで一輪管理機を軽トラに乗せたが、小さい面積(1?四方)が赤黒くなっちゃった。火傷決定です。すぐに冷水で傷口を冷やしたけど、火ぶくれになりました。
奇麗な火ぶくれです。この火ぶくれ、潰した方がいいのか迷っている。別に痛くないからそのままにしてもいいのだが、気になるんだよなあ…
2007年06月26日
♪ハッピバースデイ お?れ?
ハッピバースデイ お?れ?
ハッピバースデイ ディア お?れ?
ハッピバースデイ お?れ? ♪
本日は私の誕生日!こんにちは28歳の俺!
今日はとても素敵な誕生日プレゼントをもらったので報告します。
誰からもらったって、自然の神様から!しかも珍しいプレゼントをもらいました。
今日の朝のこと。いつものように畑の見回りに行くと、トウモロコシの畑に動く小さな物体を発見!それは…
セミの幼虫
今はまだ6月。しかもうちの周りじゃ今年はまだセミの鳴き声を聞いていない。
間違いなく今年初のセミです。
3?ぐらいのセミの幼虫。目が赤い。
でも、そのセミの幼虫、高い所に登るどころか、地面に穴掘ってもぐろうとしてます。
どうやら、出てきたはいいが、「やっぱちょい早すぎたかな」と思ったらしく、土の中に戻ろうとしているようだ。
セミの成虫より早く、セミの幼虫を見るのは初めてだし、土の中にもぐろうとするのも初めて見た。
こんな自然からのプレゼントなかなかないと思う。
さて、朝からそんなことがあったので、今日は何か予感があった。
まだ何かある。
直感でそう感じた。その予感は朝の配達途中に「鬼嫁」とプリントされたTシャツを着ていた主婦を見ても「まだ何かある。」という予感は続いた。
朝の配達を終わらせ帰宅後、妻と娘を連れてドライブに行く。
俺の誕生日を口実に、遊びに行きたい妻と娘の願いをきいてあげたのだ。
目的地は、奥多摩・小河内ダムにある「水と緑のふれあい館」。
ここは、妻と結婚する前に何回かドライブで行った場所だ。
特に何が楽しいというわけではないが、森に囲まれたダムを見るのはいいものだ。
娘が喜びそうな展示物もあるし、近くのスーパーでおにぎりを買って、そこで食べようという計画。
ダムについたのはちょうど正午。平日なのであまり人はいない。早速ダムを見ながらおにぎりを食べようと、適当な場所を見つける。
初めは、木の屋根がついた大きな休憩場で食べようとしたのだが、天井付近に相当数のツバメの巣があり、フンが結構落ちていたのでその場所は断念。
すぐ近くにフジのような木を天井に這わせた休憩場所があったので、そこでおにぎりを食べようということになった。
さあ皆さん、本日最大のネタの時間です。
備え付けの木でできた机にお弁当を広げ、木のベンチに座り、食べ始めた。娘がおにぎりを食べ始めた瞬間、娘を膝に座らせていた妻がおにぎりを落とし叫んだ。
「お父さん!これ!背中!とって!」
妻がこわばった顔で娘の背中を指差した。
尋常でないその様子に、私は立ち上がり、妻が指さした娘の背中を見てみる。
私は思わず絶句した。
毛虫がいる。しかも今まで見たこともないくらいの大物。
その毛虫は深い緑色で、全身に無数の黒い毛をまとい、目の付近は黒光りし、赤い斑点がところどころについている。「俺、毒持ってんから」と言わんばかりのその姿。しかもでかい。太さは俺の人差し指より一回り大きく、体長は間違いなく10?を超えている。
そんな毛虫の王様が、今まさに、娘の首筋めがけて背中を這い上がっていたのだ。
俺「服を脱がせ!」
すぐに妻と二人で娘の上着を脱がす。その間もどんどん毛虫の王様を娘の背中を這い上がる。
半ばパニックの俺と妻。
毛虫の王様が娘の肩甲骨あたりまで来たとき、毛虫は動きを止めた。
チャンスだ!そっと、しかし、素早く私たちは娘の服を脱がせることに成功した。
きょとんとして、「おにぎり落ちちゃったねえ」とのんきな娘。
とりあえず、娘に毛虫の存在を悟られることなく娘から毛虫を遠ざけようと毛虫がついたままの娘の服を左手でつまみ、その休憩所から離れる。
しかしそこでまた妻が叫んだ。
妻「足もとにいっぱいいる!」
振り返ると今いた休憩所の地面には数十匹の黒い影がうごめいている。
その中で娘を抱き抱え、弁当を袋に戻す妻の姿があった。
俺は左手に持った服を地面に落とし、ダッシュで戻り、弁当の袋と荷物を持ち、娘を抱えた妻とともにその場から離れた。
そして振り返る。
さっきまで座っていたベンチには大小の毛虫が這い上がり、机の上にも数匹の大物毛虫が張っている。
ぞっとした。あんな場所で俺達はのんきにご飯を食べようとしていたのか…。
食欲が一気に遠のいた。
また妻が叫んだ。
「お父さん!服についてる!」
はっと我に返りズボンを見るとものすごいスピードで右ももから這い上がってくる毛虫の王様が!
俺「○×△■◎@×?!!」
とっさに木の棒を拾い上げ、その棒で毛虫の王様を払い飛ばす。
そして、その棒を持ったまま、さっき地面に落とした娘の服に駆け寄ると10?超えの毛虫も棒で払い飛ばした。
すぐに服を持って娘と妻の所へ。そして互いに自分に毛虫がついていないかチェック。娘もスカートの中をチェック。
…大丈夫。他にはついていない。
ホッとして、ふとさっき娘の服が置いてあった方向を見てみる。
向こうからものすごいスピードでまっすぐこっちに向かってくる毛虫の王様を発見!
私たちはダッシュでその場を離れた。
自然の神様よぅ…こんなサプライズプレゼントはいらないっすよ…
確かに普段めったに見れない物を見せてくれたことには感謝するけど、毛虫だけは勘弁してくれ!
今思い出しただけでもぞっとする。何であんなにでかい毛虫があんな大量にいるのか…奥多摩だからか?普通の毛虫ではありえないあのスピードは体がでかいからか?
下手な遊園地のアトラクションより怖かった…。
その後は気を取り直して、草木のない日当たりのよいベンチに腰掛けお弁当を食べる。食欲は戻らなかったがな。
お弁当を食べ、その後は「水と緑のふれあい館」の見学。
娘は予想通り水の流れをボールで表した展示に興味津々だった。
売店で「わさびジェラート」を食べ、お土産を買う。本当は「鹿肉カレー」を買いたがったのだが、売り切れ。次回の納品は材料が手に入り次第製造予定としてあった。
鹿肉が手に入らないらしい。
「わさびジェラート」は静岡で食べた「わさびソフトクリーム」に比べると、甘さ控えめ。だが、わさびの香りがのどを刺激するのがいい。
結局お土産は、妻の強い希望で「いわしせんべい」に決定。
「奥多摩にいわしはいないのに…」といったら「なかなか売ってないからいいの!」と妻に一蹴される。確かに妊婦にゃカルシウムは必要だ。
毛虫に背中を這われていた事実を知らない娘が、一番楽しんだみたいだった。
トンネル大好きの娘が「お父さん、ありがとう!」と言ってくれたので、28歳の誕生日は良き一日だったと思う。
さて、29歳に向けて頑張りますか!
ハッピバースデイ お?れ?
ハッピバースデイ ディア お?れ?
ハッピバースデイ お?れ? ♪
本日は私の誕生日!こんにちは28歳の俺!
今日はとても素敵な誕生日プレゼントをもらったので報告します。
誰からもらったって、自然の神様から!しかも珍しいプレゼントをもらいました。
今日の朝のこと。いつものように畑の見回りに行くと、トウモロコシの畑に動く小さな物体を発見!それは…
セミの幼虫
今はまだ6月。しかもうちの周りじゃ今年はまだセミの鳴き声を聞いていない。
間違いなく今年初のセミです。
3?ぐらいのセミの幼虫。目が赤い。
でも、そのセミの幼虫、高い所に登るどころか、地面に穴掘ってもぐろうとしてます。
どうやら、出てきたはいいが、「やっぱちょい早すぎたかな」と思ったらしく、土の中に戻ろうとしているようだ。
セミの成虫より早く、セミの幼虫を見るのは初めてだし、土の中にもぐろうとするのも初めて見た。
こんな自然からのプレゼントなかなかないと思う。
さて、朝からそんなことがあったので、今日は何か予感があった。
まだ何かある。
直感でそう感じた。その予感は朝の配達途中に「鬼嫁」とプリントされたTシャツを着ていた主婦を見ても「まだ何かある。」という予感は続いた。
朝の配達を終わらせ帰宅後、妻と娘を連れてドライブに行く。
俺の誕生日を口実に、遊びに行きたい妻と娘の願いをきいてあげたのだ。
目的地は、奥多摩・小河内ダムにある「水と緑のふれあい館」。
ここは、妻と結婚する前に何回かドライブで行った場所だ。
特に何が楽しいというわけではないが、森に囲まれたダムを見るのはいいものだ。
娘が喜びそうな展示物もあるし、近くのスーパーでおにぎりを買って、そこで食べようという計画。
ダムについたのはちょうど正午。平日なのであまり人はいない。早速ダムを見ながらおにぎりを食べようと、適当な場所を見つける。
初めは、木の屋根がついた大きな休憩場で食べようとしたのだが、天井付近に相当数のツバメの巣があり、フンが結構落ちていたのでその場所は断念。
すぐ近くにフジのような木を天井に這わせた休憩場所があったので、そこでおにぎりを食べようということになった。
さあ皆さん、本日最大のネタの時間です。
備え付けの木でできた机にお弁当を広げ、木のベンチに座り、食べ始めた。娘がおにぎりを食べ始めた瞬間、娘を膝に座らせていた妻がおにぎりを落とし叫んだ。
「お父さん!これ!背中!とって!」
妻がこわばった顔で娘の背中を指差した。
尋常でないその様子に、私は立ち上がり、妻が指さした娘の背中を見てみる。
私は思わず絶句した。
毛虫がいる。しかも今まで見たこともないくらいの大物。
その毛虫は深い緑色で、全身に無数の黒い毛をまとい、目の付近は黒光りし、赤い斑点がところどころについている。「俺、毒持ってんから」と言わんばかりのその姿。しかもでかい。太さは俺の人差し指より一回り大きく、体長は間違いなく10?を超えている。
そんな毛虫の王様が、今まさに、娘の首筋めがけて背中を這い上がっていたのだ。
俺「服を脱がせ!」
すぐに妻と二人で娘の上着を脱がす。その間もどんどん毛虫の王様を娘の背中を這い上がる。
半ばパニックの俺と妻。
毛虫の王様が娘の肩甲骨あたりまで来たとき、毛虫は動きを止めた。
チャンスだ!そっと、しかし、素早く私たちは娘の服を脱がせることに成功した。
きょとんとして、「おにぎり落ちちゃったねえ」とのんきな娘。
とりあえず、娘に毛虫の存在を悟られることなく娘から毛虫を遠ざけようと毛虫がついたままの娘の服を左手でつまみ、その休憩所から離れる。
しかしそこでまた妻が叫んだ。
妻「足もとにいっぱいいる!」
振り返ると今いた休憩所の地面には数十匹の黒い影がうごめいている。
その中で娘を抱き抱え、弁当を袋に戻す妻の姿があった。
俺は左手に持った服を地面に落とし、ダッシュで戻り、弁当の袋と荷物を持ち、娘を抱えた妻とともにその場から離れた。
そして振り返る。
さっきまで座っていたベンチには大小の毛虫が這い上がり、机の上にも数匹の大物毛虫が張っている。
ぞっとした。あんな場所で俺達はのんきにご飯を食べようとしていたのか…。
食欲が一気に遠のいた。
また妻が叫んだ。
「お父さん!服についてる!」
はっと我に返りズボンを見るとものすごいスピードで右ももから這い上がってくる毛虫の王様が!
俺「○×△■◎@×?!!」
とっさに木の棒を拾い上げ、その棒で毛虫の王様を払い飛ばす。
そして、その棒を持ったまま、さっき地面に落とした娘の服に駆け寄ると10?超えの毛虫も棒で払い飛ばした。
すぐに服を持って娘と妻の所へ。そして互いに自分に毛虫がついていないかチェック。娘もスカートの中をチェック。
…大丈夫。他にはついていない。
ホッとして、ふとさっき娘の服が置いてあった方向を見てみる。
向こうからものすごいスピードでまっすぐこっちに向かってくる毛虫の王様を発見!
私たちはダッシュでその場を離れた。
自然の神様よぅ…こんなサプライズプレゼントはいらないっすよ…
確かに普段めったに見れない物を見せてくれたことには感謝するけど、毛虫だけは勘弁してくれ!
今思い出しただけでもぞっとする。何であんなにでかい毛虫があんな大量にいるのか…奥多摩だからか?普通の毛虫ではありえないあのスピードは体がでかいからか?
下手な遊園地のアトラクションより怖かった…。
その後は気を取り直して、草木のない日当たりのよいベンチに腰掛けお弁当を食べる。食欲は戻らなかったがな。
お弁当を食べ、その後は「水と緑のふれあい館」の見学。
娘は予想通り水の流れをボールで表した展示に興味津々だった。
売店で「わさびジェラート」を食べ、お土産を買う。本当は「鹿肉カレー」を買いたがったのだが、売り切れ。次回の納品は材料が手に入り次第製造予定としてあった。
鹿肉が手に入らないらしい。
「わさびジェラート」は静岡で食べた「わさびソフトクリーム」に比べると、甘さ控えめ。だが、わさびの香りがのどを刺激するのがいい。
結局お土産は、妻の強い希望で「いわしせんべい」に決定。
「奥多摩にいわしはいないのに…」といったら「なかなか売ってないからいいの!」と妻に一蹴される。確かに妊婦にゃカルシウムは必要だ。
毛虫に背中を這われていた事実を知らない娘が、一番楽しんだみたいだった。
トンネル大好きの娘が「お父さん、ありがとう!」と言ってくれたので、28歳の誕生日は良き一日だったと思う。
さて、29歳に向けて頑張りますか!
2007年06月25日
食肉加工業者「ミートホープ」の一連の偽装。
ことの発端は「牛肉ミンチに豚肉の心臓とか血とか混ぜてました」という報道から始まった。
連日マスコミに叩かれ、行政から立ち入り検査が行われると、あとからあとから不祥事がどんどん出てきた。叩けばほこりがでるもの。
「賞味期限切れ」「産地偽装」「他会社の出荷用袋の偽造」「食品添加物基準値越え」「廃棄コロッケ横流し転用疑惑」…
まだまだほこりが出そうだ。
今回の「ミートホープ」の不祥事は、食品に携わる者としてあってはならないことだ。
利益を追及して、モラルを失っている。(今の日本全体に言えることだが…)
「食」は安全・安心であることが前提。「偽装」なんて言葉はついてまわってはいけないものだ。
この事件が食肉加工業者にとって、「氷山の一角」「明日は我が身」でないことを心から願う。
2007年06月21日
通夜の前日、方丈様(お坊さま)がわざわざじーさんに御経をあげに来てくれた。
この方丈様、ばーさんの時もひいじーさんの時も葬儀で御経をあげてくれた人物でもある。
一通り御経を済ませ、方丈様と家族で故人の話をしていた時のこと。
父が「故人は生前よく働く人で、畑にも毎日行っていた。」と話すと方丈様は次のような話をしてくれた。
ある位の高いお坊様がいた。このお坊様、高齢であるにも関わらず、毎日のように畑へと通っていた。
畑はきれいに管理され、雑草一本もない。にも関わらず毎日そのお坊様は畑に通う。
弟子達は高齢であるお坊様の健康を案じ、「畑には草も生えていないから、そう毎日畑に行かなくてもいいんじゃないですか。もっと体をいたわって下さい」と言った。しかし、お坊様は畑に行くのをやめなかった。
お坊様の健康を考えるあまり、弟子達はお坊様の農具を隠した。農具がなければ畑には行けまいと思ったからだ。
案の定、農具がないので、お坊様はその日畑には行かなかった。弟子達はほっと息をついた。
しかしその日の夕食のとき、お坊様は夕飯に手をつけない。不思議に思った弟子達はなぜ夕飯を食べないのかとお坊様に聞いた。
するとお坊様はこう答えた。
「働かざる者食うべからず。」
弟子達は言った。「そんなこと言わずに食べてください。それに、雑草一本生えていないのだから毎日行かなくてもいいじゃありませんか。」
するとお坊様はこう答えた。
「上農(じょうのう)、草を見ずして草をとり。中農(ちゅうのう)、草をみて草をとり。下農(げのう)、草を見て草をとらず。
私は毎日上農をしているのだ。草が見えなくとも草はある。」
弟子達は反省し、すぐに隠してあった農具をお坊様に返した。お坊様はにっこりとして、夕飯を食べ始めた。
ここまで話して方丈様は、一息つき、続けてこう言った。
「故人は上農をしていたのでしょう。」
生前のじーさんは雑草が嫌いだった。畑に少しでもあると、一人でこつこつ草を抜いては、じょれんで土を動かしていた。またたとえ草が生えていない場所であってもじょれんで作物の間の土を動かしていた。
じーさんは「雑草は生やしてもいいが、種を落とす前に除草しなさい。」とよく言っていた。じーさんは上農だろう。
はたして自分はどうだろう。…下農。まあ良くて中農だろう。
私はこんな失敗をしたことがある。
農業を始めたばかりのころ、私は自然農法を勘違いして実践していた。
自分では「自然に任せておけば勝手に作物ができるものなのだ。」と思いこみ、カボチャを定植したあと、畑にも行かなかった。
結果は雑草に負けカボチャは消え、畑は雑草だらけになった。
このときはじーさん及び父に「これは自然農法じゃなくてただの手抜きだ!」と喝を入れられ、ものすごく反省した。
それ以来、自分の管理している畑を見回るようになった。
草だらけになった畑は、未だに草が生えやすい畑となっている。草の種が落ち、それが未だに発芽しているのである。
じーさんが言っていた「雑草は生やしてもいいが、種を落とす前に除草しなさい。」という言葉は、自分にとって、いや農家にとって大切な名言だと思う。
農人たるもの上農であれ。
上農目指して畑に行こう。
2007年06月18日
祖父が亡くなった。享年82歳。
昨日葬儀も終わり、一息。
まだじーさんが亡くなったという実感がない。
とにかく急だった。先月、微熱が続き、息がしづらいと病院へ。即入院。
肺気腫と診断。
ただし、酸素を鼻から入れれば、退院して日常生活もできるとのことだった。
退院に向け、酸素ボンベやベットを用意している最中だった。
13日夜、急変。3時間後に亡くなった。
正直びっくり。信じられなかった。
葬儀は自宅で行った。故人がかねてから「自宅から送ってほしい」と言っていたからだ。
準備やらなんやら大変だったが、故人の願い通り自宅でできたのは良かったと思う。
まだ、うまく気持ちの整理ができないが、切り替えないと。
畑の野菜たちは生きていている。
『死』にこだわるな。『生』にこだわれ。
じーさんは俺の心の中で生きている。忘れない。
2007年06月07日
2年分の領収書が見当たらないどころか、オランダ研修中の13か月間、国民年金を払っていない可能性があった俺。
年金ダイヤル(Tel:0570051165)にて納付状況を確認させてもらったら、
不明だった2年分、ちゃんと払ってました!
どうやら母は「健康保険料」と「国民年金」を勘違いしてたみたいだ。
自分の国民年金の番号さえわかっていれば、結構簡単に確認できた。
あなたも払ったかどうか曖昧なら確認してみましょう!