2007年05月15日


農家の悩みの種が不法投棄されたゴミ。
道路沿いの畑で信号がある交差点は、空き缶やペットボトルを車からポイポイ捨てていく輩がいる。しかもわざわざ畑の中に投げる。
トラクターでうなう(耕す)時など、機械の故障の原因になるから掃除してからの作業となる。本来はやらなくていい仕事なのに。

ちょっとひとけのない畑は家庭ゴミをまとめて捨てていく輩がいる。
いらない服だったり、ビニールゴミだったり、ビールの缶だったり。
分別して決められた日に出せ。

特に困るのが、専門業者が捨てたとしか思えないもの。ソファーや冷蔵庫、テレビ、エアコン、断熱材、畳、絨毯、タンス、ガラスetc…。
金もらって処分するんだから、しっかり処理場にもってけや。

これらのゴミは、市の「不法投棄パトロール」が回収して市のクリーンセンターに持っていく。こちらとしては助かるのだが、本来は「不法投棄パトロール」なんてものはなくてもいい。不法投棄があるから必要なのだ。


先日車に乗っていて、橋の上で信号待ちをしていると、くわえ煙草をしたおっさんが、橋の下に「ピン」と煙草を投げ捨てた。胸がむかつき、悲しくなった。
JT(日本たばこ産業)。喫煙者のマナー意識、まだまだ足らない。


こんな時、ドラえもんがいたらなあと思う。

「ドラえもん、なんか道具出してよ!」
『不法投棄カウンター!』
「どうするの?」
『これは、ある人が不法投棄したゴミを一定期間カウントして、一定期間終了後、まとめてその人の頭上に、一気に降り注ぐという道具さ!しかも不法投棄されたゴミは、その瞬間に時間と空間を超えるかから、ゴミが捨てされた場所は綺麗なまま!』
「じゃあ、例えば、1年間毎日10本の火のついた煙草をポイ捨てした人には、1年後、3,650本の火のついた煙草が頭上から降り注ぐわけだね!
『その通り!火のついた煙草なら頭に毛も生えないほどの大火傷ぐらいで済むけど、冷蔵庫とかエアコンなんか不法投棄した人は大変だろうね!』
「罪には罰!みんな、不法投棄や煙草、ゴミのポイ捨てはやめようね!」

…こんなCM、AC公共広告機構は作ってくれないかなあ。子供のうちからしっかり教えていかないと不法投棄は永遠になくならない。

子供は親の背中を見て育つ。
私は子供の目の前で車からゴミをポイ捨てするような、痛い親にはならないようにしようと思う。


at 05:25│コメント(0)物申す! │

2007年05月12日


昨日はあの強風の中、お茶摘みを始めた。
機械で刈り採るのだが、強風のため刈りづらかった。
俺は腰が痛いので、後ろで袋持ち。
今年の茶葉の出来は、まあまあいいと思う。


作業が終わり、腰が痛い俺。
それを見かねて父が「とっておきのやつを持ってきてやる。」と奥から歯磨き粉のような箱に入った、チューブ式の軟膏薬を持ってきた。どう見ても医療業務用の薬にしか見えない。

父が「おい、俺が塗ってやるから腰を見せてみ。」というので、言われるままに塗ってもらう。
塗ってもらったとたんに、腰の部分がポカポカしてきた。確かに効きそうな薬だ。

俺「おお、なんか効きそうだね、この薬。」
父「だろ?俺も筋肉痛とか関節が痛くなったときに使うんだ。」
俺「へー、でもこんな薬、薬局じゃ見たことないけど、どうしたの?」
父「あ、これか?これは同じ腰痛持ちの、ほら、養豚やってる○○さんから分けてもらたんだ。」
俺「じゃあ、農家御用達ってやつだね。」
父「そうだな。○○さんも獣医さんからもらって、使ったら腰痛にはコレがいいと言ってたからな。で、俺もわけてもらったんだ。」
俺「…獣医?あ、その獣医さんも腰痛もちなんだ。」
父「あ?…いや、そうじゃねえけど。とにかくこれは効くぜ。なんたってサラブレットもこれ使ってんだからな。
俺「…サラブレット?ちょ、その薬見せて!」

嫌な予感がして俺は父から軟膏薬を受け取り箱を確認。

そこには「カンメルパスタ」と商品名が書かれた下にこう書かれていた。




動物用医薬品




俺「うおい!これ動物用じゃん!」
父「あ?大丈夫だよ。俺が使って大丈夫なんだから。」

あっけにとられている俺を見ながら、父は続ける。


父「俺は馬年生まれだから大丈夫なの。お前もひつじ年生まれだろ?馬も羊も同じ家畜なんだから大丈夫だって。大体、馬も豚も羊も人間も同じ哺乳類だろ。だから、薄く塗っときゃ大丈夫だよ。」


俺「…」



さらに、カンメルパスタの[用法・用量]にはこう書かれていました。


適宜家畜の患部に適量を塗布する。



俺は家畜じゃねえ!


人間も同じ哺乳類だけどね。
親父の心の広さに感服しました。



at 05:28│コメント(2)格言・名言・迷言(まよいごと) │

2007年05月11日


接骨院に行きました。この前やったぎっくり腰の治療で。
処置が終わり、起き上がろうとしたら

息が止まりました。


またぎっくり腰です。




まさか接骨院でぎっくり腰になるとは思わなかった。


また腰から背中にかけてパンパンに腫れています。

今日からお茶摘み開始です。
頑張ります…



at 05:28│コメント(0)日常 │

2007年05月10日


昨日は暑くて、場所によっては30度を超える気温を記録したそうな。

んで、今年初めての光化学スモッグ注意報が発令しました。

気象庁によると光化学スモッグは、工場・事業所や自動車などから大気中に排出された、窒素酸化物や炭化水素、 揮発性の有機化合物などが、紫外線を受けて光化学反応を起こして汚染物質を生成することにより発生。
陽射しが強く、気温が高く、風が弱いなどの気象条件が重なると、汚染物質が大気中で拡散されずに滞留して濃度が高くなる。すると、光化学スモッグが発生する。空気中の光化学オキシダント(汚染物質)の濃度が0.12ppmに達すると、注意報が各自治体から発令される。ちなみに、濃度0.1ppmを超えると、粘膜に強い刺激を与えるため、目や鼻、喉が痛くなるといった症状を引き起こすことがある。

【発生しやすい条件】
・ 日中の最高気温が25度以上
・ 午前9時以降の日照時間が2時間半以上
・ 無風、または弱い風
・ 地表と上空1,000mの気温差が7度以上
・ 夏型の気圧配置で等圧線の間隔が広い


昨日はもろに、その条件が揃いました。


関東地方では去年よりも23日早かった。

この前の遅霜といい、今年も気象が荒れそうです。

じいさん曰く「いのしし年は色々な面で荒れる。」らしい。
関東大震災や阪神淡路大震災もいのしし年だったし。台風も多いんだよなぁ…

光化学スモッグは発令された翌日の、今日の午後の天気は雷を伴う雨らしい。
…この時期、絶対きてほしくないモノ。それは雹!

今日の気象条件だと、降る確率が高いんだよなあ…。
この時期に雹が降るとお茶はダメです。新芽がズタズタにされて枯れてしまうから。5分間降っただけで、お茶はほぼ全滅確定です。
明日からお茶摘みの予定なのに(泣)
そう言えばこの前降ったとき、俺はウイルス性の胃腸炎に苦しめられてたっけな…

あの後もホウレンソウに傷が無数について商品価値がガクンと下がったし、他の人は定植したばっかの枝豆が全滅したし。

光化学スモッグが発令されるようになると、雷を伴った激しい雨が降るようになる。去年もそうだった。

今日雹が降ると、リアルな話、○十万円の収入が消えます(泣)


雹、頼むから降るんじゃねーぞー!(心の叫び)


at 05:35│コメント(0)つぶやき │

2007年05月08日


5月5日の日本農業新聞の記事に俺のアンテナがピコーンとなったものがあった。

高級貸農園 利用料50万も

記事によれば、高級住宅地の東京・成城で「アグリス成城」という会員制の貸農園がオープンしたらしい。
運営しているのは小田急ランドフローラ。場所は、地下化した小田急電鉄の線路を覆う5,000平方メートルの地上部分を利用していて、300区画がある。ビルの屋上のように荷重制限があるから土の代わりに屋上緑化使う軽量の人口培土を使っている。設備はシャワー付きのクラブハウスや英国製の農具があり、常駐スタッフもいる。

驚くべきはその利用料。
畑1区画(6平方メートル)の利用料は年間10万5千円(年会費3万1500円)。
さらに『栽培代行サービス』や『栽培講座』の特典付きだと、47万2500円(年会費5万2500円)。


線路を地下化した地上部に、この様な貸農園を開くのはすごくいいアイデアだ。東京・成城といえば高級住宅が立ち並ぶ地域。駐車場の料金だって月3万円なんて当たり前の場所だ。年間利用料が10万5千円という料金設定もわかる。わかるけど…


そこまでして家庭菜園がしたいのか?


料金のことは置いといて、まず他の事を突っ込みます。

まず、1区画の広さ。狭すぎます。せめて倍の12平方メートルあれば、栽培できる作物も増えます。
シャワー付きのクラブハウス。この面積じゃ、作業をして汗をかいたり、泥まみれになることはありませんから。汗かくとしたら、暑い夏ぐらいか?シャワー付きの畑なんてうらやましい…。
英国製農具。野菜を育てるのに、道具はデザインよりも機能性です。この狭い面積であれば、スコップ一本あれば、ある程度のことはできます。ジョーロだって100円ショップで売っている、プラスチック製の軽いものの方が楽です。まあ、料金的に、ある程度収入がある方が利用するから、高級志向なのかも知れませんが
人口培土。土の性質が写真からだと判断しづらいが、排水性がよい場合、肥料分とかがどんどん下に流出しそう。そのとき、培土の一番深い所で、排水処理や防水処理がきちんと設置してあるのならいいのだが、もしそれが不十分だった場合、下を走っている小田急線の線路に影響がでるので?もっとも、その辺をクリアしているから事業をやっているのだろうが。

さて一番の突っ込みたいところは次。

『栽培代行サービス』は必要か?
「特典付きの料金が50万円近くて高い」とかではなく、いくら時間がないとはいえ、家庭菜園をやる以上、一番楽しいところを他人に任せちゃまずいでしょ?野菜てのは毎日変化していくものだし、野菜の成長を見たり、害虫防除したり、追肥したり、色んな過程があって収穫するから楽しいんでしょうが!
極端な話、「種まきして、あとは収穫まで管理お願いしまーす。」じゃ、この立地でこの料金で家庭菜園する意味がないよ!
収穫物だけほしいのであれば、スーパー行って買ってください!この料金よりもずっとお買い得だし、種まいて管理してもらって収穫したものと変わりませんから!
たぶん、栽培代行サービスを利用する人は、その辺を理解できない人なんだろうなあ。過程を見て体験するから野菜がおいしく感じるんだけどねぇ。


さてもしも、農家である私がこの1区画で野菜をつくろとしたら?

1区画6平方メートル。つまり2坪弱。4畳半もない土地で作れる野菜はトマト、ピーマン、サラダ用の葉物etcか?
カボチャなんか植えて、放任栽培にしたらどんどんつるが伸びて2ヶ月もたたないうちに1区画からはみ出すから×。
人口培土が何メートルぐらい深いのかにもよるが、1メートルもないようなら、根菜類(大根、ごぼう、里イモetc)はキツイ。人参ならギリギリ大丈夫かな。大根は1区画の広さから考えれば、私ならやらない。排水性のよさそうな人口培土を使っているなら、サツマイモなんかはいいかも?…いやあれもつるがえらい伸びるしなあ…。

季節にもよるが、春から秋にかけてなら、トマト、ピーマン、サラダ菜、ルッコラetcのサラダ系の野菜になるかな。自分で栽培して収穫する最大のメリットは「鮮度」!特にサラダ系の野菜は生でいけるから、採ったその場で食べるのが一番おいしい。トウモロコシだって採れたては生でおいしく食べれるものです。
トマトなら完熟まで待って収穫。これがうまい。私も毎年、自分でやっているからわかる。ミニトマトもいいんだよね。
キュウリは毎日収穫できる人じゃないともったいない。週末しか家庭菜園をしない人がキュウリを栽培すると、ものすごくでかいキュウリしか取れない。きゅうりの品種にもよるけど、おおむね20cmぐらいが食べごろ。
サラダが好きな人はベビーリーフをこまめにまいておくと、毎日ベビーリーフが食べられるかな。あ、でもこの面積じゃ毎日は無理かも。

秋から冬だったらホウレンソウかな。小松菜もいいな。小松菜を収穫せずにそのままにしておくと、春先おいしい菜花が取れます。花が咲く前に、おひたしにすると最高です。

さてこの高級家庭菜園、はたしてどうなるのか?今後が非常に楽しみです。




at 05:59│コメント(0)農NEWS │

2007年05月07日

GWが終了しました。長い人だと9連休もあったらしいですが、私はこれといって休みがなかった。まあ農家だから連休なんぞとろうと思えば、いつでも取れるからその点は農家でよかったと思うが。

しかしなぜ日本人はGWになると、遊園地に行くやら実家に帰省とか、海外旅行へ行くのだろう。わざわざ混むの場所、しかもそれが事前に分かっていると言うのに。

高速道路だって30?渋滞なんて当たり前だし、遊園地のアトラクションだって1時間や2時間待ちが当たり前。
もっとも渋滞している車の中やアトラクションを待っている時間で、恋人たちはいっぱい話すことができるし、普段十分にとれていない家族のコミュニケーションの場になっているのなら、とてもいい時間の使い方なのだろうと思うし、そうであってほしいと思う。

農家やってていいなと思うのは、家族とコミュニケーションが取りやすいことだ。
毎食だいたい食事の時間は揃うし、その時に色んな話ができる。昼休みには子供と遊ぶことだってできるし、仕事を早めに切り上げて出かけることもできる。あと何か起こった時の対処が早くできる。たとえば子供が急に熱を出した時なんかは、仕事そっちのけですぐに病院に連れて行けるし。子育ての環境にはもってこいだと思う。
特にうちは3世代が1つの家に同居しているので、例えば、ばあさんが夕食の支度をしている時、かみさんが洗濯物をたたんで、その間ひいじいちゃんが娘の面倒みてたりする。
食事の時間も、特に夕飯はみんな一緒に食べてわいわい楽しい食卓になる。

つまりコミュニケーションだけなら、他の核家族と比べれば、私の家族は毎日がGW級のコミュニケーションをとっているわけである。

「毎日がGWの農家」って素晴らしいと思う。



at 06:08│コメント(0)つぶやき │

2007年05月06日

♪夏も ちーかづく 八十八夜? ♪
と、いうわけで新茶の季節です。

私の住んでいるところは『狭山茶』が有名。私もお茶を栽培している(少量だが)。

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」なんて唄もあるくらい、狭山茶は味がいい。
これはほかの産地と違って、冬の気温が低いため、冬の間無駄な養分消費がない分、茶葉のうまみがグーンと上がるからだ。

今TBS系で放映されているドラマ「夫婦道」はこの狭山茶のあるお茶やさんのドラマである。
実際の撮影も、狭山茶の産地入間市で行われている。夫婦道を見ていると、近所がよく映っているので不思議な感じがする。
(詳しくはhttp://www.tbs.co.jp/fufudo/)

ただこの「夫婦道」を見ていて、これだけは言っておきたいのだが、

康介(武田鉄矢)の乗っている軽トラ、ボロ過ぎます。

実際にあんな軽トラ乗ってる人はこの界隈にいません!…ドラマだからいいけどさ…。


お茶の手摘みも始まって、新茶のシーズン突入です。

ただ今年の私の茶園は葉揃いがイマイチ。
春先、じいさんが「今年はケヤキの葉の芽吹きがまばらだから、お茶の芽吹きもまばらだな。」と言っていたら、本当にまばらだった。

先人の知恵はすげえ。


at 06:21│コメント(0)畑での出来事 │

2007年05月03日

先日、近くの神社でお祭りがあった。
我が家ではその祭りでダルマを買うことが習わしとなっており、今年もじいちゃん、ばあちゃん、娘、かみさん、私の5人でダルマを買いに行った。

ダルマを買うのは、じいちゃんとばあちゃんに任せて、娘、かみさん、私の3人で出店を見て回ることになった。

年々、規模が縮小している気がする祭りだが、結構出店が出ていたりする。
だんご、焼きトウモロコシ、スーパーボールすくい、綿あめ、くじ屋etc…

そんな中、てくてく歩いていた2歳の娘が「金魚すくい」で足を止め水槽の中の金魚を眺めだした。
それを見たかみさんが「金魚すくいやってみる?」と娘に聞くと「うん」とこたえた。どうやら金魚がほしくなったらしい。

一回300円の金魚すくいは、決して安いものではなかったが、色んなことを体験することはいいことなのでやらせてみた。

金魚すくいをやったことのある人はわかると思うが、金魚をすくう道具には2種類ある。針金に「もなか」をさしただけのタイプと、円形の穴のあいたプラスチックに紙をはったタイプである。
この店は、円形の穴のあいたプラスチックに紙をはったタイプだった。

娘はそのプラスチックタイプの道具を手に取ると、どうしていいか分からなかったようで、プラスチックを持ったまま金魚を眺めている。
かみさんは「こうやるんだよ。」と娘の手をとり、水槽の金魚を追い始めた。
一生懸命やっているが、なかなかすくえない。しばらく金魚を追っていたが、一匹も取れずに紙が破れていしまった。
かみさんは悔しかったらしく、娘に「ちょっと見ててね」といい、金魚すくい屋のおじさんに「もう一回」と300円を渡して、また金魚を追い始めた。

かみさんは真剣である。そんなかみさんを娘と一緒に見ていると、金魚すくい屋のおじさんが、「旦那さんもやってみれば?娘さんにいいとこ見せてあげなよ!」と声をかけてきた。

本当はやる気はなかったのだが、「娘さんにいいとこ見せてあげなよ!」と言われたからには、やるしかないだろう。おじさんに300円渡して金魚すくいを始めた。

金魚すくい屋のおじさんにとっては、私たちはいいカモに見えたのだろう。
おじさんはニコニコしていた。

そんなおじさんを見てたら、私、なーんかスイッチが入りました。






さーて、本気出しちゃおっかなー




まずは軽ーく、小さな金魚を1匹GET。
娘大喜び。かみさんちょっと悔しそう。おじさんニコニコ。

続いて2匹目。
娘また喜ぶ。かみさん1匹すくい喜ぶ。おじさんニコニコ。

3匹目。
娘、すくった金魚を凝視。かみさんの紙がついに破れる。おじさん「いやー残念だったねぇ」とうれしそう。

4匹目。
娘「おとうちゃん、ちゅごいねえ」。かみさん「次はでめきん!」おじさん「ハハハ、そろそろ旦那さんもだめじゃねえの?」

5匹目。でめきんGET
娘、かみさん「お父さんすごいねえ、次は尾びれがヒラヒラしてるやつ!」
おじさん「ハハ、旦那さんすごいねえ…。おっ、そこのお譲ちゃん、見てってよプロがいるよ。このおじさんプロだよ、ハハハ」

6匹目。尾びれがヒラヒラしてるやつGET
娘、かみさん「次はこの紅白のきれいなの!」
おじさん「ハハハ…」

7匹目。紅白のきれいなのGET
娘、かみさん「今度はこの元気な赤いちっちゃいやつ!」
おじさん「…」

8匹目。元気な赤いちっちゃいやつGET
娘、かみさん「次は真っ白いの!」
おじさん「…旦那さん、マジですごいね…」おじさん笑顔がひきつってきている。

9匹目。真っ白いやつGET
娘、かみさん「もうそろそろいいんじゃない?」
おじさん「…うん、俺も思う…」

10匹目GET。
娘、かみさん「あ、じいじとばあばが来たよ!」
おじさん「旦那、そろそろ…」

11匹目GET。
娘、かみさん「もういいんじゃない?行こうよ!」
おじさん「お客さん、この辺で勘弁してもらえますか…ハハハ…」




俺「じゃあ、今回はこのくらいにしときますよ。(笑)」



そう言うと俺は、使っていたすくう道具の紙をわざと破いて、おじさんに返した。

娘とかみさんの羨望のまなざしが気持ちいい!


おじさん、ごめんな。俺、あなたが言った通り、プロなんです。

別の祭りで、30匹すくって、まだすくおうとしたら、店のおばちゃんに「本当、頼むからもうやめてくれ!」って泣きつかれたこともあります。


今回もはじめはやる気がなかったのは、すくった金魚を飼うスペースがなかったからだ。
30匹すくった時は、結局半分店に返したし。

結局今回はかみさんのすくった1匹を足して12匹GET。

5匹は外の水槽へ。残りは娘にいつでも見せれるようにバケツの中で飼うことにした。

c89148ca.jpg



金魚すくいのコツをここで教えます。


? 店はプラスチックに紙を貼ってある道具の店にすること。もなかタイプの道具はダメ!どうやってもせいぜい3匹ぐらいしか取れない。

? 小さい金魚が多い店にすること。小指くらいの大きさの金魚がたくさんいる金魚すくい屋さんがいい。小さいほうがすくいやすいから。金魚の種類も多いとさらにいい。

? すくう時は金魚の真下から金魚と平行にして、静かに上げていく。水際で暴れるようならあきらめる。基本的に、静かに上げれば意外と金魚も暴れずにすくわれてくれる。紙の中央ですくうより、プラスチックに近い紙のところで
すくうとよい。
? できれば午前中にすくう。午後だと金魚がへばっているので、持って帰っても長生きしないことが多い。




当然ですが、すくった金魚が飼えないような方は金魚すくいをお勧めしません。すくった金魚は責任もって育てましょう。
多く取りすぎたら、店に返すのもアリです。


あと最後に言っときます。


金魚すくいは意外と簡単です!落ち着いてゆっくりやれば、絶対取れます!


さあ、皆さんも金魚すくいにチャレンジ!!



at 22:22│コメント(0)日常 │

2007年04月24日

一言言わせてください








ぎっくり腰って痛いんじゃあああああああ






先週1週間、仕事にならねえこの痛さ。

でも接骨院の先生に言わせれば、軽度だってさ(泣)


よくドラマでぎっくり腰になるシーンを演じる役者さんが「イタタタ」とかやってるが、リアリティがねえ。

本当にぎっくり腰になると




声も出ねえ



現在、リハビリ中。大分良くなってきたけど。

ぎっくり腰、きついです。



at 07:14│コメント(0)日常 │

2007年04月12日


この数日間、いろんなことを書き込みたかった。

・都知事選のこと
・アメリカ産牛肉が今年4度目の義務違反
・雷による停電

いっぱい想いを書き込みたかった!

んが、日曜日からピタッと更新が止まった。
これには、訳がある。実は・・・



ウイルス性の胃腸炎になってた。


順を追って述べよう。

「投票にに行こう」のブログを書き終わった頃(朝)、なんか腹の調子がおかしい気がしたが、気にせず朝の配達に行った。んが、配達終わる頃には、顔面蒼白、頭はガンガン、ものすごい便意。自分で「運転がやばい」と思い、配達を切り上げ帰宅。
その後、「投票だけは行かなきゃ」とカミさんと娘を連れて投票所へ。
本当は歩いてもいける距離だが、俺のおなかが「歩かせねえよ」と言っており、車で行く。

後はさっさと投票をして、帰ってベッドへ直行!・・・したかったが、トイレに直行した。しかし、
トイレから出られなねえ。

いつもの「食あたり」でないことを強く感じた。

その日は、トイレとベッドの往復。飯も食べれない。熱も39℃を超え、全身から汗が滝のように出た。

下痢を少しでも止めようと、「正露丸糖衣A」を飲むが逆効果。すぐにリバース。(後で医者から聞いたのだが、この行為は絶対やっちゃいけないことだったらしい。)

選挙結果に沸く日本列島で、
トイレの中で落選者よりも、滅入っている俺。
軽い脱水症状の為、涙も出ません。一晩中、30分置きにトイレへ行くため一睡も出来ず。本当に辛かった。

翌月曜日に、すぐに病院に行って点滴を打ってもらった。幾分楽になるが、便意が止まらない。もう、トイレに行っても何も出ない。
かかりつけの医者に
「はあ?正露丸飲んだ?体が毒を体外に出そうとしてんのに、それを邪魔しちゃ症状は長引くだけだよ!」
と怒られる。
いつもの俺なら、「いやあ、ハハハ」と笑って気にしないのだが、このときは精神的にこたえ、うなだれた。先生もいつもと違う俺のリアクションに、ちょっと引き気味だった。

点滴を打ってもらったにもかかわらず、病状は一進一退。トイレとベッドを往復することはあまり変わらなかった。
夕方、外は雷を伴う豪雨、一時雹まで降ってきた。
俺の腹と一緒で大荒れだなとか思っていたら、ひときわ大きな雷が鳴り響き、家が揺れる。その瞬間停電になった。どうやら近くに落ちたらしい。

雷で停電になることはたまにあることで、今回も「すぐ復旧するだろう」と思っていたが、30分経過しても復旧しない。
外では東電の緊急車両がウーウーサイレン鳴らしながら、色々移動している。
破損箇所がなかなか見つからないらしい。
時間は午後6時を回ったぐらいだったので、手元が暗くて夕飯の支度が出来ないらしい。しかし幸いに、ガスは使えるので、夕食は急遽インスタントラーメンに変更になったみたいだ。


ああ、オール電化の家でなくてよかった。


当然だが、オール電化は停電に弱いことを強く感じた。

「夕飯が出来た」とカミさんが呼びに来て、台所に行く。とにかく何でもいいから食べなければ。

台所は、数本のろうそくの光で明るさを確保していた。まるで、誕生日パーティである。実際、娘が楽しそうに「はっぴばすで ちゅちゅー」なんて歌っている。
家族が笑いながら一緒に歌っているなか、


一人、死に物狂いの形相でラーメンをかっ込む俺

その形相は、ろうそくのぼんやりした光に照れされ、さらに恐ろしいものだったらしい。娘、顔が一瞬こわばる。俺、ラーメンでむせる。家族、ちょっと引き気味。

結局今回の停電の復旧には4時間程度かかった。今までにない復旧の遅れであるが、電気がこれほど便利なものということが非常によくわかった。
災害時のミニ体験になってよかったと思う。災害はこっちの体調なんぞお構いなしにやってくる。日々の体調管理は必要だねえ。

翌水曜日になると大分良くなる。相変わらず便意が取れないものの、一時間に何回もトイレに駆け込むことはなくなった。ただ一つ気になりことは、身体のだるさ。どうやら寝疲れしたらしい。
体重も3日で3?減った。
この3kgを取り戻すには相当の時間が必要だろうと思っていたら、翌木曜日には2?回復していた。
やっぱ、食わなきゃ元気になれない。
木曜日には仕事復帰。配達も再開。皆さんご迷惑をおかけしましたm(--)m。
こんな数日間でした。


何日か前のブログで散々、「インフルエンザウイルスに気をつけよう」なんて言ってて、ウイルス性の胃腸炎になるとははずかしい。
しかし、どこから伝染されたんだろう?限られた移動距離、限られた人としかあっていないのに?

配達復帰初日に、一緒にスーパーに出している出荷者数人に「迷惑かけてすみません。いやーウイルス性の胃腸炎がこんなにきついなんて思いませんでしたよ、ははは」って言ってたら、その中の一人、Nさんが「あれは、きついんだよホント。俺も先週の頭ぐらいになっててよう、出荷は休まなかったけど。まあ、お互い治ってよかったなあ。ははは。」




Nさん、あんたか!!




皆さんも、「ウイルス」には気をつけてください。キツイですよ。



at 06:04│コメント(1)日常 │