2007年05月03日
先日、近くの神社でお祭りがあった。
我が家ではその祭りでダルマを買うことが習わしとなっており、今年もじいちゃん、ばあちゃん、娘、かみさん、私の5人でダルマを買いに行った。
ダルマを買うのは、じいちゃんとばあちゃんに任せて、娘、かみさん、私の3人で出店を見て回ることになった。
年々、規模が縮小している気がする祭りだが、結構出店が出ていたりする。
だんご、焼きトウモロコシ、スーパーボールすくい、綿あめ、くじ屋etc…
そんな中、てくてく歩いていた2歳の娘が「金魚すくい」で足を止め水槽の中の金魚を眺めだした。
それを見たかみさんが「金魚すくいやってみる?」と娘に聞くと「うん」とこたえた。どうやら金魚がほしくなったらしい。
一回300円の金魚すくいは、決して安いものではなかったが、色んなことを体験することはいいことなのでやらせてみた。
金魚すくいをやったことのある人はわかると思うが、金魚をすくう道具には2種類ある。針金に「もなか」をさしただけのタイプと、円形の穴のあいたプラスチックに紙をはったタイプである。
この店は、円形の穴のあいたプラスチックに紙をはったタイプだった。
娘はそのプラスチックタイプの道具を手に取ると、どうしていいか分からなかったようで、プラスチックを持ったまま金魚を眺めている。
かみさんは「こうやるんだよ。」と娘の手をとり、水槽の金魚を追い始めた。
一生懸命やっているが、なかなかすくえない。しばらく金魚を追っていたが、一匹も取れずに紙が破れていしまった。
かみさんは悔しかったらしく、娘に「ちょっと見ててね」といい、金魚すくい屋のおじさんに「もう一回」と300円を渡して、また金魚を追い始めた。
かみさんは真剣である。そんなかみさんを娘と一緒に見ていると、金魚すくい屋のおじさんが、「旦那さんもやってみれば?娘さんにいいとこ見せてあげなよ!」と声をかけてきた。
本当はやる気はなかったのだが、「娘さんにいいとこ見せてあげなよ!」と言われたからには、やるしかないだろう。おじさんに300円渡して金魚すくいを始めた。
金魚すくい屋のおじさんにとっては、私たちはいいカモに見えたのだろう。
おじさんはニコニコしていた。
そんなおじさんを見てたら、私、なーんかスイッチが入りました。
さーて、本気出しちゃおっかなー
まずは軽ーく、小さな金魚を1匹GET。
娘大喜び。かみさんちょっと悔しそう。おじさんニコニコ。
続いて2匹目。
娘また喜ぶ。かみさん1匹すくい喜ぶ。おじさんニコニコ。
3匹目。
娘、すくった金魚を凝視。かみさんの紙がついに破れる。おじさん「いやー残念だったねぇ」とうれしそう。
4匹目。
娘「おとうちゃん、ちゅごいねえ」。かみさん「次はでめきん!」おじさん「ハハハ、そろそろ旦那さんもだめじゃねえの?」
5匹目。でめきんGET。
娘、かみさん「お父さんすごいねえ、次は尾びれがヒラヒラしてるやつ!」
おじさん「ハハ、旦那さんすごいねえ…。おっ、そこのお譲ちゃん、見てってよプロがいるよ。このおじさんプロだよ、ハハハ」
6匹目。尾びれがヒラヒラしてるやつGET。
娘、かみさん「次はこの紅白のきれいなの!」
おじさん「ハハハ…」
7匹目。紅白のきれいなのGET。
娘、かみさん「今度はこの元気な赤いちっちゃいやつ!」
おじさん「…」
8匹目。元気な赤いちっちゃいやつGET。
娘、かみさん「次は真っ白いの!」
おじさん「…旦那さん、マジですごいね…」おじさん笑顔がひきつってきている。
9匹目。真っ白いやつGET。
娘、かみさん「もうそろそろいいんじゃない?」
おじさん「…うん、俺も思う…」
10匹目GET。
娘、かみさん「あ、じいじとばあばが来たよ!」
おじさん「旦那、そろそろ…」
11匹目GET。
娘、かみさん「もういいんじゃない?行こうよ!」
おじさん「お客さん、この辺で勘弁してもらえますか…ハハハ…」
俺「じゃあ、今回はこのくらいにしときますよ。(笑)」
そう言うと俺は、使っていたすくう道具の紙をわざと破いて、おじさんに返した。
娘とかみさんの羨望のまなざしが気持ちいい!
おじさん、ごめんな。俺、あなたが言った通り、プロなんです。
別の祭りで、30匹すくって、まだすくおうとしたら、店のおばちゃんに「本当、頼むからもうやめてくれ!」って泣きつかれたこともあります。
今回もはじめはやる気がなかったのは、すくった金魚を飼うスペースがなかったからだ。
30匹すくった時は、結局半分店に返したし。
結局今回はかみさんのすくった1匹を足して12匹GET。
5匹は外の水槽へ。残りは娘にいつでも見せれるようにバケツの中で飼うことにした。
金魚すくいのコツをここで教えます。
? 店はプラスチックに紙を貼ってある道具の店にすること。もなかタイプの道具はダメ!どうやってもせいぜい3匹ぐらいしか取れない。
? 小さい金魚が多い店にすること。小指くらいの大きさの金魚がたくさんいる金魚すくい屋さんがいい。小さいほうがすくいやすいから。金魚の種類も多いとさらにいい。
? すくう時は金魚の真下から金魚と平行にして、静かに上げていく。水際で暴れるようならあきらめる。基本的に、静かに上げれば意外と金魚も暴れずにすくわれてくれる。紙の中央ですくうより、プラスチックに近い紙のところで
すくうとよい。
? できれば午前中にすくう。午後だと金魚がへばっているので、持って帰っても長生きしないことが多い。
当然ですが、すくった金魚が飼えないような方は金魚すくいをお勧めしません。すくった金魚は責任もって育てましょう。
多く取りすぎたら、店に返すのもアリです。
あと最後に言っときます。
金魚すくいは意外と簡単です!落ち着いてゆっくりやれば、絶対取れます!
さあ、皆さんも金魚すくいにチャレンジ!!
我が家ではその祭りでダルマを買うことが習わしとなっており、今年もじいちゃん、ばあちゃん、娘、かみさん、私の5人でダルマを買いに行った。
ダルマを買うのは、じいちゃんとばあちゃんに任せて、娘、かみさん、私の3人で出店を見て回ることになった。
年々、規模が縮小している気がする祭りだが、結構出店が出ていたりする。
だんご、焼きトウモロコシ、スーパーボールすくい、綿あめ、くじ屋etc…
そんな中、てくてく歩いていた2歳の娘が「金魚すくい」で足を止め水槽の中の金魚を眺めだした。
それを見たかみさんが「金魚すくいやってみる?」と娘に聞くと「うん」とこたえた。どうやら金魚がほしくなったらしい。
一回300円の金魚すくいは、決して安いものではなかったが、色んなことを体験することはいいことなのでやらせてみた。
金魚すくいをやったことのある人はわかると思うが、金魚をすくう道具には2種類ある。針金に「もなか」をさしただけのタイプと、円形の穴のあいたプラスチックに紙をはったタイプである。
この店は、円形の穴のあいたプラスチックに紙をはったタイプだった。
娘はそのプラスチックタイプの道具を手に取ると、どうしていいか分からなかったようで、プラスチックを持ったまま金魚を眺めている。
かみさんは「こうやるんだよ。」と娘の手をとり、水槽の金魚を追い始めた。
一生懸命やっているが、なかなかすくえない。しばらく金魚を追っていたが、一匹も取れずに紙が破れていしまった。
かみさんは悔しかったらしく、娘に「ちょっと見ててね」といい、金魚すくい屋のおじさんに「もう一回」と300円を渡して、また金魚を追い始めた。
かみさんは真剣である。そんなかみさんを娘と一緒に見ていると、金魚すくい屋のおじさんが、「旦那さんもやってみれば?娘さんにいいとこ見せてあげなよ!」と声をかけてきた。
本当はやる気はなかったのだが、「娘さんにいいとこ見せてあげなよ!」と言われたからには、やるしかないだろう。おじさんに300円渡して金魚すくいを始めた。
金魚すくい屋のおじさんにとっては、私たちはいいカモに見えたのだろう。
おじさんはニコニコしていた。
そんなおじさんを見てたら、私、なーんかスイッチが入りました。
さーて、本気出しちゃおっかなー
まずは軽ーく、小さな金魚を1匹GET。
娘大喜び。かみさんちょっと悔しそう。おじさんニコニコ。
続いて2匹目。
娘また喜ぶ。かみさん1匹すくい喜ぶ。おじさんニコニコ。
3匹目。
娘、すくった金魚を凝視。かみさんの紙がついに破れる。おじさん「いやー残念だったねぇ」とうれしそう。
4匹目。
娘「おとうちゃん、ちゅごいねえ」。かみさん「次はでめきん!」おじさん「ハハハ、そろそろ旦那さんもだめじゃねえの?」
5匹目。でめきんGET。
娘、かみさん「お父さんすごいねえ、次は尾びれがヒラヒラしてるやつ!」
おじさん「ハハ、旦那さんすごいねえ…。おっ、そこのお譲ちゃん、見てってよプロがいるよ。このおじさんプロだよ、ハハハ」
6匹目。尾びれがヒラヒラしてるやつGET。
娘、かみさん「次はこの紅白のきれいなの!」
おじさん「ハハハ…」
7匹目。紅白のきれいなのGET。
娘、かみさん「今度はこの元気な赤いちっちゃいやつ!」
おじさん「…」
8匹目。元気な赤いちっちゃいやつGET。
娘、かみさん「次は真っ白いの!」
おじさん「…旦那さん、マジですごいね…」おじさん笑顔がひきつってきている。
9匹目。真っ白いやつGET。
娘、かみさん「もうそろそろいいんじゃない?」
おじさん「…うん、俺も思う…」
10匹目GET。
娘、かみさん「あ、じいじとばあばが来たよ!」
おじさん「旦那、そろそろ…」
11匹目GET。
娘、かみさん「もういいんじゃない?行こうよ!」
おじさん「お客さん、この辺で勘弁してもらえますか…ハハハ…」
俺「じゃあ、今回はこのくらいにしときますよ。(笑)」
そう言うと俺は、使っていたすくう道具の紙をわざと破いて、おじさんに返した。
娘とかみさんの羨望のまなざしが気持ちいい!
おじさん、ごめんな。俺、あなたが言った通り、プロなんです。
別の祭りで、30匹すくって、まだすくおうとしたら、店のおばちゃんに「本当、頼むからもうやめてくれ!」って泣きつかれたこともあります。
今回もはじめはやる気がなかったのは、すくった金魚を飼うスペースがなかったからだ。
30匹すくった時は、結局半分店に返したし。
結局今回はかみさんのすくった1匹を足して12匹GET。
5匹は外の水槽へ。残りは娘にいつでも見せれるようにバケツの中で飼うことにした。
金魚すくいのコツをここで教えます。
? 店はプラスチックに紙を貼ってある道具の店にすること。もなかタイプの道具はダメ!どうやってもせいぜい3匹ぐらいしか取れない。
? 小さい金魚が多い店にすること。小指くらいの大きさの金魚がたくさんいる金魚すくい屋さんがいい。小さいほうがすくいやすいから。金魚の種類も多いとさらにいい。
? すくう時は金魚の真下から金魚と平行にして、静かに上げていく。水際で暴れるようならあきらめる。基本的に、静かに上げれば意外と金魚も暴れずにすくわれてくれる。紙の中央ですくうより、プラスチックに近い紙のところで
すくうとよい。
? できれば午前中にすくう。午後だと金魚がへばっているので、持って帰っても長生きしないことが多い。
当然ですが、すくった金魚が飼えないような方は金魚すくいをお勧めしません。すくった金魚は責任もって育てましょう。
多く取りすぎたら、店に返すのもアリです。
あと最後に言っときます。
金魚すくいは意外と簡単です!落ち着いてゆっくりやれば、絶対取れます!
さあ、皆さんも金魚すくいにチャレンジ!!