2007年05月15日
農家の悩みの種が不法投棄されたゴミ。
道路沿いの畑で信号がある交差点は、空き缶やペットボトルを車からポイポイ捨てていく輩がいる。しかもわざわざ畑の中に投げる。
トラクターでうなう(耕す)時など、機械の故障の原因になるから掃除してからの作業となる。本来はやらなくていい仕事なのに。
ちょっとひとけのない畑は家庭ゴミをまとめて捨てていく輩がいる。
いらない服だったり、ビニールゴミだったり、ビールの缶だったり。
分別して決められた日に出せ。
特に困るのが、専門業者が捨てたとしか思えないもの。ソファーや冷蔵庫、テレビ、エアコン、断熱材、畳、絨毯、タンス、ガラスetc…。
金もらって処分するんだから、しっかり処理場にもってけや。
これらのゴミは、市の「不法投棄パトロール」が回収して市のクリーンセンターに持っていく。こちらとしては助かるのだが、本来は「不法投棄パトロール」なんてものはなくてもいい。不法投棄があるから必要なのだ。
先日車に乗っていて、橋の上で信号待ちをしていると、くわえ煙草をしたおっさんが、橋の下に「ピン」と煙草を投げ捨てた。胸がむかつき、悲しくなった。
JT(日本たばこ産業)。喫煙者のマナー意識、まだまだ足らない。
こんな時、ドラえもんがいたらなあと思う。
「ドラえもん、なんか道具出してよ!」
『不法投棄カウンター!』
「どうするの?」
『これは、ある人が不法投棄したゴミを一定期間カウントして、一定期間終了後、まとめてその人の頭上に、一気に降り注ぐという道具さ!しかも不法投棄されたゴミは、その瞬間に時間と空間を超えるかから、ゴミが捨てされた場所は綺麗なまま!』
「じゃあ、例えば、1年間毎日10本の火のついた煙草をポイ捨てした人には、1年後、3,650本の火のついた煙草が頭上から降り注ぐわけだね!」
『その通り!火のついた煙草なら頭に毛も生えないほどの大火傷ぐらいで済むけど、冷蔵庫とかエアコンなんか不法投棄した人は大変だろうね!』
「罪には罰!みんな、不法投棄や煙草、ゴミのポイ捨てはやめようね!」
…こんなCM、AC公共広告機構は作ってくれないかなあ。子供のうちからしっかり教えていかないと不法投棄は永遠になくならない。
子供は親の背中を見て育つ。
私は子供の目の前で車からゴミをポイ捨てするような、痛い親にはならないようにしようと思う。