2007年07月02日
私は消防団員である。
先刻も「カンカーン カンカーン」と警鐘を鳴らしながら、消防車を運転して地域をまわっていた。
消防団は普段は別の仕事をしているが、いざ災害が発生したときには集合して災害現場で作業にあたる、特別公務員である。
団員は色々な職業の人がいる。農業、お茶屋、土木業、建築業、理髪師、市の職員、サラリーマン、車修理業、お坊様、畳屋、ガソリンスタンドetc…。
普段は自分の仕事をしているが、いざ召集されれば、消防車に乗って現場に急行する。
大体は火災での召集だ。消防署の応援という形で出動がかかる場合が多い。
年にもよるが、大体半年に一回ぐらいは召集がかかる。
召集の合図はサイレン。地域のいたるところに設置してあるスピーカーから「ウ゛?」という音が大音量で3回流れたら出動である。
この合図は夜中だろう大音量で鳴り響く。
うるさいだろうが、地域内で火災が発生したことを全世帯がわかるためには必要のもの。なくしてはならない。
消防団は年々人数が減っているが、災害が起こったときには絶対に必要な組織である。
事実、各地で起きている大震災でも消防団の活躍があった。
備えあれば憂いなし。
あなたも興味があったら、お近くの消防署に問い合わせてみてください。
え?なんで俺が消防団員になったかって?
親父もやってたし、ちょっとでも地域に貢献できたらってものあったし、地域の人と知り合いたかったし、まあ色々な理由があるが、最大の理由は
消防車に乗りたかったから
小さい頃、消防車がかっこよくて乗りたかった記憶が未だにある。
消防団員になる理由はなんでもいい。
「消防車に乗りたい」と思っていたが、今はできるだけ出動の機会が少ない方がいいと思っている。
なぜなら、消防車で出動ということは、災害が起こっているからだ。
できれば召集・出動したくないと思う今日この頃。
…今日は話がまとまらなかったな。