2007年09月24日


Q,あなたは『ぼたもち』と『おはぎ』の違いを知っていますか?

「粒あん」と「こしあん」の違い?大きさの違い?形の違い?

いえいえ、どれも違います。


ヒントは『ぼたもち』と『おはぎ』を漢字に直すこと。

『牡丹餅』(ぼたもち)『お萩』(おはぎ)。
これでピンと来た人はすごいです。


もったいぶっても仕方がないので、正解言います。

正解は『食べる時期が違う』です。

「ぼたもち」と「おはぎ」は実は同じものなんですが、食べられる季節によって呼び方が変わるものなんです。

つまり、春の彼岸頃、牡丹の花に見立てて作って食べるものが『ぼたもち』で、秋の彼岸頃、秋の七草のひとつ萩の花に見立てて作って食べるものが『おはぎ』というわけです。

ちなみに夏と冬もそれぞれ呼び方があります。

夏は『夜舟』(よるふね?)といい、冬は『北窓』(きたまど?)といいます。

一説によるとぼたもちはつくるときに、餅とはいえ臼と杵でペッタンペッタンせずに作ることから、「つきしらず」とも呼ばれていたらしい。
それが夏だと「つきしらず」=「いつ岸に付いたか分からない」=「夜の舟」ということで『夜舟』。
で、冬だと「つきしらず」=「月知らず」=「北の窓からじゃ月は見えない」=「北窓」ということになったらしい。


春は『牡丹餅』(ぼたもち)

夏は『夜舟』(よるふね)

秋は『お萩』(おはぎ)

冬は『北窓』(きたまど)


季節によって呼び方を変えるなんて、昔の日本人の粋を感じるじゃないですか!


で、昨日家でも『おはぎ』を作って食べた。もちろん使った小豆(あずき)は自家生産。

いやー、うまかった!

ちなみに家族内にあんこが嫌いな人が何人かいるので、あんこの代わりにきな粉をまぶした「きなこ玉」も一緒につくる。これもうまい。



ただ、昼食べて、夜も食べることになると、口の中が甘たるくてしょうがない。ようするに飽きちゃうんだよね。

そんなときお勧めしたい『黄金の食べ合わせ』をお教えしましょう!

世の中には2つ以上の食べ物を一緒に食べる『食べ合わせ』によって、それらの食べ物のうまさを十二分に発揮される『黄金の食べ合わせ』というものが存在する。

『牛乳』と『あんぱん』しかり、

『ビール』と『枝豆』しかり、

『肉丼』と『マヨネーズ』などなど…。


それらの組み合わせに、この組み合わせを加えたい。
それは…


『おはぎ』と『みそラーメン』


騙されたと思って、試してみてください。食べればわかります。

『おはぎ』の甘さを『みそラーメン』のやわらかなしょっぱさが包み込み、絶妙のハーモニーを奏でます!

この組み合わせ、おススメです!試してみてください。




ちなみに俺は『酢豚』に『パイナップル』が入っているのはありだと思う味覚の持ち主です。


あなたは『酢豚』に『パイナップル』が入っているのはありですか?なしですか?





at 05:52│コメント(0)日常 │

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