2007年09月29日
昨日は夏のように暑い日だった。
そんな最中、長男の『お宮参り』に行ってきました。
うちの地方じゃ、子供が生まれたから丁度1っカ月目(31日目)に最寄りの神社にお宮参りする。
もっとも、ここ最近はこういう風習も廃れてきてて、それこそ、その土地で代々暮らしている家系で、世代が替わる時に、親が子供に伝えていないとなかなか伝わっていないみたい。
うちの場合は今回は鳥居に赤飯と賽銭を供えるだけ。
亡くなったじーさまの1年忌前ということもあり、鳥居をくぐらずに脇からお供え。
この供えた赤飯は、帰り道上にある知人の家などに配って家には持って帰らない。(昔は誰かお宮参りしていると、近所の人が来て赤飯をもらって帰るものだったらしい)
さらに、じーさまの忌と蚊に刺されたくないという理由から、階段上の社にも行かなかった。
(本当は、このときはお姑さんが赤ちゃんを抱っこして社にお宮参りするのだそうだ。)
うちのお宮参りの場合、紋付の袴(はかま)を赤ちゃんにかけてお宮参りするらしく、今回長男に掛けた着物は、背中に虎の刺繍が入った家紋付の袴だった。
ちなみにこの袴、28年前、俺が使ったものである。
しっかり写真で残っているから間違いない。
まあ、何回も使うもんでもないし、母が押入れにしまいっぱなし、もとい、大切に保管していたから使えたと思う。
次回、この紋付袴が使われる日は果たして来るのだろうか?
まあ、それは先の話。今出来ることは、使えるように、また押入れにしまいっぱなし…もとい、大切に保管することだと思う。
俺も、この風習、忘れないように頭に保管しなきゃと思う。次の世代に伝えるために。
…こういうお宮参りみたいな風習、伝わり続けるといいなあ…