2008年01月30日
昨日の朝から子供達が風邪をひく。「お腹いたい?」とか「オンギャー」とか、「だっこおおお?」とか「オンギャ、オンギャ」とか。子供たち泣きっぱなし。
特に長女は昼前に熱測ったら39.5℃!仕事そっちのけで午後一番に病院へ。
幸いインフルエンザじゃなかった長女。お腹にくる風邪らしい。
長男も身体に湿疹がポツポツ。これも風邪の影響だという。
今は落ち着いている。やっぱり早めに医者に診せて正解。
で、昨日はそんなことがあり、午後の仕事が押し押しになった。
昨日はビニールハウスの中をトラクターで耕運。
ハウスのはじっこを耕そうと、そこに積んであった肥料の入っていた袋をどかすと思いがけない生物が!
ヒキガエル発見!
体調10センチを超える丸々太ったヒキガエル。
どうやらハウスのなかで冬眠してたらしい。
まあ、ハウスの中は暖かいし、冬眠する場所にもってこいだが、どこから入り込んだのか、全く見当がつかない。
置きもののように動かないヒキガエルを見て、しばし昔を思い出し考える。
俺がまだ保育所に通っている頃、うちは養蚕業もやっていた。
そのときのヒキガエルのイメージは、『蚕(カイコ)を食べる悪役』だった。
特に俺の會祖父(もう亡くなった)はヒキガエルを目の敵にしていて、
「オヒキ(ヒキガエル)を見たら、すぐ殺せ!」
と、よく俺に言っていたものだった。會祖父はオヒキを見つけるとフォークで刺しては、溝にポイしてたっけなぁ。
…が、今は養蚕業もやっていなし、畑でのヒキガエルは害虫を食ってくれるやつだ。しかも、こんなにでかい。去年もハウスの中でたらふく害虫を食っていたのだろう。暖かくなれば今年もコオロギや蛾の幼虫なんかガツガツ喰ってくれそうだ。
そのまま冬眠させることに決定。
上から土をかけ、その上にビニールシートを敷いといた。
春になれば、彼は再びハウスの中の食物連鎖の頂点に立つことだろう。
ああ、春が待ち遠しいなあ…