2008年03月01日
今日から3月。
そろそろ厳しい寒さも峠を越えたので、トマトやナスなど、夏が旬の野菜たちの栽培準備する。
先日、今年の夏に収穫予定のトマトやナス、ピーマンの種も播いた。
3月?4月は育苗期間。苗を人間で例えると、この期間は『小学校に上がるまで』にあたる。
人間は『三つ子の魂百まで』(幼いときの性質は老年になっても変わらない)と言われるが、これは野菜にも言えること。
育苗の段階で、どれだけ苗を健全に育てるかで、収穫時に大きな違いが出てくる。
どうすれば、苗を健全に育てることができるか?それは『甘やかさない程度』の育苗環境とであると俺は考える。
例えば、暖かい温室内で水や肥料をふんだんに使って育てた苗を、屋外の畑に定植すると、うまく育たない。病気にもかかるし、少しの干ばつでもすぐ枯れてしまう。とにかく『弱い』のである。
じゃあ、逆に寒風の中、水も与えなければ、肥料も与えなければどうなるか?
当然発芽しないし、たとえ発芽しても苗は定植する前に枯れてしまう。
つまり苗を健全に育てるには、『過保護にもしないし、過酷にもしない育苗環境』が必要。つまり、『甘やかさない』程度のバランスが大切ということになる。
これは、人間の子育てにも共通することだと俺は思う。
野菜は同じ品種の種、同じ育苗環境でも、限りなく似ているのだが、一つとして同一の姿形のものはない。
マッキーの『世界に一つだけの花』の歌詞、そのままである。
ただし、人間と違い、野菜はここからより良い苗だけが選ばれて育てられていく。
人間の食料として栽培されているのだから当たり前のことである。
だからこそ、俺は一つでも多くの良い苗を育てようと思っている。
育苗ハウスの中では、俺は野菜の苗の『保育士』だから。
今年も数千株の苗を育苗予定。頑張ろうと思う。
家族の生活がかかっているからな

