2009年09月29日
最近ずーっと晴れて、畑はパサパサに乾燥してましたが、ここにきてやっと雨の気配が!
「ここで播かなきゃいつ播くの!」と昨日はほうれん草の種を播きました。↓

写真左に写っているのは、播種マシーン(手動)。こんな感じで播いていきます↓(この動画はパソコンから見てください)

カシャコン、カシャコン、カシャコン…
手で播くよりは遥かに早いので愛用してます♪
ちなみに今回播いた品種はこれ↓

『クロノス』(サカタのタネ)
今の時期から年末まで播ける品種。
葉の色は緑濃で立性(縦に伸びるので収穫しやすい)。
去年試作して評価が高かったので、今回も『クロノス』にしました。
ほうれん草の色は栽培環境よりも品種の特性の方が優位になります。
なので、葉が濃い方がお客さんが好むので、緑濃タイプの品種を使ってます。
ちなみに、冬に出る「寒じめほうれん草」も専用品種があって、寒さに当たると葉が縮みやすい品種を栽培している場合もあります。
一口にほうれん草といっても、品種は100種を軽く超えます。
その中から、お客さんのニーズに合った特性(葉の色が濃いとか)や栽培しやすい特性(耐病性があるとか)を持った品種を選びだすのも、農家の腕の見せ所、いや、『品種の目利き』の見せ所だったりします。
今年も美味しくほうれん草が育ってくれるといいな♪
さて、今日は雨が降ったり止んだりだけど、やることはやらなきゃ!
んじゃ、行ってきます!!