2007年04月

2007年04月04日

私にはひいじいさんがいた。もう亡くなって10年ぐらいになるだろうか。99歳で大往生した、ひいじいさんが残した格言がいくつかある。
その一つがこれ。



農業をやるのなら、お上(国)の政策方針と逆のことをやっても、生き残れるだけの農業経営をやりなさい。




要するに、自分の農業方針が、国の政策方針に逆らうことになっても、農家として食べていけるだけの経営感覚を持て。農家として自立しろ。ということ。
この話を聞いたのは、確か中学生になるかならないかぐらいの頃で、ひいじいさんに「お前は農業継ぐのか?」と聞かれ「今のところ継ぐつもりだよ。」と応えたら、こんな格言(?)を私に言ってくれたのだ。
その時は「ふーん」としか思わなかったが、今になって思うと、すごくひねくれた、いや色々なことを考えさせられる格言だなと思う。


今年は選挙の年だから、政府・与党はオーストラリアとのFTA交渉に対して、厳しい態度で臨んでくれるだろう。が、選挙が終わった途端、手のひらお返すようにオーストラリアとのFTA交渉が進んむとしたら、自分の考えと違うことになる。そうなったら、自分の一人の力じゃどうにもならないので、それはそうと受け入れ、それを受け入れても国にFTA関係の農業補助金なんぞもらわなくても、自立した農業経営をやっていかなきゃと思う。

今の政府の農業方針には疑問が多々あるが、それでも本気で「農業を盛り上げたい」というお上が一人でもいるのなら、その農政を見守ってみようと思う。

千人の農家より、一人の役人の方が「国の農政」に大きな影響を与えられるのだから。




at 06:23│コメント(0)格言・名言・迷言(まよいごと) │

2007年04月01日

毎年この時期は桜がきれいなのだが、今年はどうも勢いが感じられない。

A?GYO的に好きな桜の咲き方は

一斉に咲いて一気に散る。

これがいいんだな。潔くて。

昔は「桜「と「侍」は潔さの代名詞だったのに、今年の桜はなんとなーく咲き出して、なんとなーく散っていく気がする。潔くない侍はかっこよくない。桜は美しくない。強風で散る桜吹雪を見たいなあ・・・

気になることが一つ。本来なら桜の後に山桜が見ごろを迎えるのだが、今年は山桜のほうが若干早い。これも異常気象の影響なのか?


今日は地元で桜祭りなるものが催されるので、行ってみようかと思っている。
でも木によって咲き方が違うんだろうなぁ・・・。

まあ、花見の期間が長くなって、出店屋さんは繁盛するからいっか。


桜が開花したからこれからは種まきのシーズン。
さて、今年の枝豆はいつから播こうかな?



at 06:08│コメント(0)日常 │