2009年01月
2009年01月24日
昨日行ってきました↓

『メルヘンの国』ピューロランドにな。
正直言います。
俺、本当はさ、
ピューロランドなんて行きたくなかった。
だってさ、ピューロランドだよ?それこそ、小学生以下の女子を対象にしたキャラクターアミューズメントパークでしょ?
ってことは、大の大人の男が行くような場所じゃねえだろ!?
だってさ、『ケロケロけろっぴ』と『北斗の拳』、どっちが好き?って聞かれたら、即答で「北斗の拳」って言っちゃう俺だよ?
俺は『メルヘン』よりも『アウトロー』が好きなの!
そんな俺が、『メルヘン』を楽しめるわけがないじゃん!
大体さ、こんなところ行ったって、父親のやることは相場が決まっていてさ、荷物持ちをさせられ、パレードの場所取りをさせられ、子供におんぶに抱っこしてあげて、隅のベンチで座りこんで「ねえ?帰らない?」とか言いだすに決まっているじゃない?
…でもさ、約束は約束。
「いくら自分が楽しめなくても、子供と妻の笑顔が見られれば、それでいいじゃない?」
そう自分に言い聞かせ覚悟を決め、チケット買って入場したさ↓

ごめん。入口で『メルヘン』に当てられて早速身体に疲れが出てきましたよ。
はしゃぐ妻と子供達を横目に足取りが重くなる俺。
「苦しいよ?苦しいよ?」
俺の中の『アウトロー』が悲鳴を上げています。
そんな俺にお構いなく、妻と子供達はずんずん進み、まずは「サンリオキャラクターボートライド」というアトラクションに乗ると言い出しました。
俺、表情は笑顔。でも、心はムンク。
でも、頑張れ俺のアウトロー!子供達と妻の笑顔をパワーにして、覚悟を決めボートに乗り込み出発しました。↓

「…ウっ、ググググオペペペペ!ブベラ!ヒデブ!」
俺のアウトロー吐血しました。
入場してからこの間わずか10分。
強力な『メルヘン』により、俺のアウトローはすでに瀕死状態です。
ごめんよ、子供達よ。
父ちゃんはもうダメだ。
はしゃぐ子供達と妻を見ても俺は、「もう帰りたい。」と口に出したかった。
(でももしここで、「もう帰りたい」とか言い出したら、子供達の笑顔が消えるどころか、俺が妻に消されるんだろうな…。)
そう思い、俺は我慢した。
例え俺のアウトローが死のうとも、子供と妻の笑顔は守らなければ!!
妻「じゃあ次は『ハローキティのくるみ割り人形』ってミュージカルショー見ようよ!」
「…ウっ!ぐ、ぐふう…」
俺のアウトローご臨終です。
うなだれながらミュージカルが行われる劇場の入り口に俺は並んだ。
周りを見れば、家族連れで来ている俺以外のお父さんたちも俺と同様どこか虚ろだ。
同志よ、気持ちは痛いほどわかるぞ!
はあ…もうどうにでもなれだ。
どうせ、ミュージカルショーと言っても、着ぐるみ達が踊るだけだろ?
NHKの教育番組を見ているつもりで見れば、耐えられるはずだ…
このショー終わったら、飯食ってすぐに帰ろう…
俺はショーを見る列に並びながらそう思った。
ここまでブログを読んだ人はわかっただろう?
そう、俺は『メルヘン』に対して『ピューロランド』に対してネガティブな先入観を『持っている』。
いや、このブログを書いている今なら、『持っていた』と言うべきだろう。
…俺は間違っていた。
『メルヘン』に対して、そして『サンリオピューロランド』に対して謝りたい。
正直さ、俺は、『サンリオピューロランド』って子供騙しのアトラクション&着ぐるみショーのテーマパークとしか認識していなかった。
でも、違ったんだ。
『ハローキティのくるみ割り人形』が俺の「メルヘン」に対するネガティブな先入観を全てぶち壊した。
右の最前列に陣取った我が家族。このショーが始まってすぐは、俺の予想通り着ぐるみが踊るだけのものだった。
内心(つまんねえ。早く終わんないかな…)とか思っていた。
でも、そこに、キティの所有する人形に扮した女性達(通称ドールズ)が登場した時から、俺のネガティブな価値観は崩壊しだしたんだ。
大胆な衣装と激しい動き。
俺はドールズ達にすっかり魅了されてしまい、感動してしまったんだ。
もちろんドールズだけに感動したのではない。それ以降の登場する全てのキャストの動きに感動。
そんな感動が続いたら、俺の心が徐々に変化していったんだ。
はじめはキティのことも『着ぐるみが踊っている』くらいしか思っていなかったのに、物語が進むにつれて『着ぐるみが踊っている』ではなく『キティが踊っている』になった。
自分で価値観が変わる瞬間を、ここまで感じることができたのは初めてだったので、ちょっとびっくりしたよ。
んで、ああ、本当ピューロランド来てよかったなと思った。
『ハローキティのくるみ割り人形』が終わり、劇場の外に出ると、それまでこのパークにいること自体が苦痛だったのに、それらのネガティブな感情がなくなり、代わってウキウキするような気持ちに変わっていた。
『メルヘン』に対しての価値観が変わる…というか、『メルヘン』という価値観が理解できると、ここまで見え方が違ってくるものなんだと感じた。
それは俺だけじゃなく、虚ろな表情で並んでいた我が同志達も同じのようで、
劇場から出てきた時はみんなニコニコしていた。
俺の価値観の変化は、その後のアトラクションやパレードを見る姿勢にも影響した。
パレードの場所取りなど、自分から率先して場所とったし。
その甲斐あって、良い場所でパレードを見ることができて大満足である。
本当はパレード終わったあとももっとミュージカルショーを見たかったのだが、子供達が耐えられず全部見ることはできなかった。
なので、近いうちにまた来ようと思う。
本当に楽しかったわ♪
2009年01月23日
昨日妻が病院行ってきた。↓

第三子、すくすく育っています。
2週間前にゃ、心臓しか確認できなかったのに、今は何となく『頭』と『手』と『足』が確認できるようになっている。
よく人は「日々成長している」というが、人間、母親のお腹にいるときほど劇的なスピードで成長していく時期はないと思う。
『生命の神秘』だね?

昨日は小雨だったので、仕事無しにした。
無理に畑行って軽トラ畑にハマらせても仕方ないし。

で、今日も雨。仕事休みにする。
…というわけで、
本日『メルヘンの国』に行ってきます。
…前々から妻と娘に約束してたからな。
行くならここで行っとかないと、一か月以内に妻の雷が落ちる


では行ってきます。
男だけでは決して踏み入ることのできない『メルヘンの国』
『サンリオピューロランド』にな!!
2009年01月22日
先日、某農業雑誌を見ていたら面白い取り組みをしているという記事を見つけた。
んで、興味が湧いたのでその取り組みをネットで調べた。
その名も 「農家のこせがれネットワーク」
詳しいことはコレ→(「農家のこせがれネットワーク」)を見てほしいが、なんか考え方がとても面白く、かつ共感できる。
「すでに就農している全国各地の若手新進気鋭農家は、地域に語り合える仲間が少なく同志を求めています。そうした農業者にも参画してもらうことで、ネットワークを充実させていきたいと考えています。」とか、
「一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業に!」
とかさ。
特に共感できたのが、この農家のこせがれネットワーク設立の目的のこの一文。↓
10年後に小学生の希望職種ランキング1位
これって最高じゃね?
小学生の希望職種ランキング1位なら、そのさらに10年後の結婚したい相手の職業ランキング1位も夢じゃねえぜ?
そしたら、「農家は嫁不足」なんてことは絶対言われなくなるハズだ!
そうしたら、次世代の農業は絶対に明るくなると思うし、農業なめてる後継者もいなくなるのではないかと思う。
こういう活動は大賛成

だから俺、迷わずメーリングリストに登録しちゃった。
あと、3月にネットワークが発起するらしいので、勢い(←コレ大切)で発起人にも登録しちゃったよ♪
2030年にゃ、農業を子供達が「農業継ぎたい!」って言ってくれるような職業に!!あわよくば、結婚したい相手の職業ランキング1位が『農業』になるように!
自分が何をできるか全くわからないけど、自分でもできる限り協力していきたいと思う。
興味のある人は是非「農家のこせがれネットワーク」の仲間になってみてくださいな♪(←他人を道連れにする俺)
今後が色々楽しみだ♪
2009年01月21日
昨日親父と二人で、『ネズミと人間が覇権を争う人参畑』で人参を収穫してたらさ、カブ(バイクね)に乗った初老のおっちゃんが来て、野菜の残渣置き場にしてある畑の一角を指差しながら言うわけです。
初老「あそこにうっちゃってある(捨ててある)人参、もったいねえから貰ってもいいですか?」
『野菜残渣』と言っても、割れてるのとか、折れているのとか、商品にならない形をしているだけで、食べるには問題ない品物。
親父は「まあ、いいけど」と言ったけど、俺は正直嫌だったからさ、「いや?うちとしては持ってかれたくねえんだけど。」とはっきり言った。
すでに残渣置き場に向かいつつあるそのおっちゃんはムッとした顔をしたが俺は無視。親父も「地元の人だから」って俺を制し、そのおっちゃんと共に人参拾いに行った(この辺親父はお人好し)。
おっちゃんが残渣拾って帰った後、説教。
『親父』が『俺』にではない。
『俺』が『親父』にだ。
俺「親父、ああいうのダメだってわかってるべ?いくらもったいないと言われても、もし、残渣置き場から持ってった人参で腹でも壊されたら、あの人可哀想じゃね?大体あそこに積んだ人参はあとで土に戻るわけだから、いらないモノじゃねえだろ?こっちは残渣を無料で人に食わすために人参作ってるわけじゃねえし。」
親父「だってよお?、地元だからしょうがねえじゃん。」
俺「だったらなおさらだよ!あの人が拾ってる姿を他の人が見たら「あの人ゴミあさりしてる」なんて思われたり、変な噂立てられたりしたらどうすんの?結局あの人にとって良いことじゃねえだろ?あげるならちゃんとした人参じゃなきゃダメじゃね?」
親父「わかったよ、今度からそうするよ。」
俺「わかればいいけど。はあ?、あの人うちらがいないときに、残渣置き場から人参持っていかなきゃいいけど…」
こんな感じに収穫しながら説教した。
ここ最近、ただでさえ、俺らに断らずに残渣置き場から野菜を持っていく人がいるのに、「いいよ」なんて許可して、これ以上そういう人が増えたら嫌だし。
他の人から見て『まだ食べられるものが捨ててある』でも、うちらにとっちゃ『野菜残渣』は『土の素』だ。
『もったいねえ』と思うなら、無料で畑の残渣を持っていかず、買ったものを無駄なく食べてほしい。
そのへん、野菜残渣をほしがる人にわかってほしいんだよなあ…
2009年01月20日
昨日配達から帰ってくると、妻と長男が庭で遊んでいた。
1歳5か月の長男は、やっと一人で色々遊べるようになり、その時は一生懸命シャベルで庭の砂利をバケツの中に入れて遊んでる。
妻はそれ見ながらのんびり日光浴している。
俺もつられて午前のおやつを食べる。
のんびりとした時間。これも農家の特権だと思う(笑)
のんびり茶をすすり、ふと長男を見ると、さっきとは違う遊びをしている。
今度は庭の砂利をひとつづつ指で摘まみ、それをバケツに入れている。
その光景があまりにも一生懸命だったので、俺は長男を観察することにした。
長男は砂利を一つ摘まんではバケツに入れ、また砂利を一つ摘まんではバケツに入れ…これをずっと繰り返している。
(なかなか集中力があっていいじゃないか)と俺は内心嬉しくなった。
だが、そう思った次の瞬間、
今まで大人しく砂利を一つ摘まんではバケツに入れていた長男が、砂利と同じ大きさの焦げ茶色の物体を一つ摘まむと、
何の疑いもなく口の中へ放り込んだ。
まてまてまて!今の流れから行ったら、その茶色の物体もバケツにいれるんじゃねの!?
なんで、躊躇なく口の中に入れるの?
長男よ、それは焦げ茶色しているけどチョコじゃねえ!
泥だ!
口をモシャモシャさせる長男。
すぐに長男の口の両脇を「ガッ」と掴んで口を無理やり開けさせ、泥を取り出そうとするが、長男のやつ、
思いっきり奥歯で噛んで、口の中泥だらけじゃねーか!
手でとっても埒が明かないので、洗面台に行き、無理やり口の中を洗浄。
無理やりやったから、ゲホゲホむせるかと思いきや、
水を口に含んでゴクン!
だあああ?!泥飲み込みやがった!!
その後、タオルを指に巻き口の中を拭ったが、長男は泣き叫び、俺の指を思いっきり噛む。
子供とは言え、
人差し指のアカギレを噛まれると、痛さで気が遠くなることを初めて知ったよ。(泣)
結局、大雑把に泥をとることができたが、それでも泥を食ったことには変わりない。大丈夫か?病院に行くべき?なんて思っていたら、ちょうど両親が畑から帰ってきた。
んで、両親にこのことを話すと、
母「病院?行かなくていいわよ?泥くらい食べたくらい大丈夫だよ!」
俺「そうかな?」
親父「大丈夫、大丈夫。お前も小さい頃はよく泥喰ってたし。」
俺「え!?本当?」
そう問いかけた俺に、親父は笑いながら言った。
親父「ああ、喰ってた喰ってた。お前の場合、泥どころか、コンクリートまで喰ってたかんな。ハハハ!」
29歳にして衝撃の事実が発覚。
俺、コンクリート喰ってたらしい。
親父に詳しく聞くと、コンクリートが細かくなったものを口に入れてたらしい。
それ聞いて俺ちょっと安心した。
内心、(俺、でかいコンクリートの塊をガリガリ喰ってたのか?)とか思っちゃったからさ。
まあ、コンクリートを口に入れている時点で、ちょっと痛い子ですがね。
小さい頃だから覚えてないけど、コンクリートって一体どんな味がしたんだろう?
(あ、先言っておくけど、俺、もうコンクリートは食わねえよ。
例えリクエストされても却下だから。よろしく。

もう、長男が一人で大人しく遊んでても、目が離せねえな…危ないし、ブログのネタにもなるからな(笑)
とりあえず、これからは、長男の周りにはコンクリートは置かないようにするよ。
親子2代でコンクリート喰ったら洒落にならんし、コンクリート喰ったら絶対身体に悪そうだし。
これからは長男から目を離さないようにしますわ
