2010年01月
2010年01月31日
農業機械がいっぱい!!
・・・でも今回は、農協の用意したバスでの移動で、渋滞に巻き込まれ、タイムスケジュールの関係で、あんまりゆっくりできなかったかな(汗)
でも、数々の機械の資料や同時開催されていた『園芸資材見本市』で有望な資材や種を見つけることが出来たので、収穫は大きかったと思います。
むさしの村の『農業機械大展示会』は本日1月31日(日)もやってます。
興味のある方は是非。
さて、その帰り、埼玉県北本市にある『地場物産館楼国屋』に寄ったのだが、そこでこんな大福をGETしました!!↓
トマト大福
もちろん、俺の心に『グッ』ときたので衝動買いです(笑)
イチゴ大福は食べたことあるけど、トマト大福なんて初めて見た!!
だって、トマトだよ、トマト?完全にミスマッチのB級グルメじゃね?
早速、恐る恐る食べてみる。
パク、もぐもぐ・・・
・・・ごめんね。
本当にごめん。
ミスマッチとか言って本当にごめん!!
何なの?
この予想をはるかに上回る美味しさは!!
白餡にトマトの味がほんのりついていて、酸味がイチゴ大福ほど来なくて、すげえ美味い!!
新感覚スイーツだよこれ!?
しかも、中にミニトマトが丸々一個入ってた!↓
このミニトマトがとにかく甘い!!
大福とミニトマトの一見ミスマッチな組み合わせだけれども、食べてみたらぶっちゃけ、イチゴ大福より美味いかも!?
さすが「北本名産」と銘打ってあるだけある。これはお勧め!!
埼玉県北本市にあるJAあだち野の地場物産館楼国屋に行かれる方がいたら、店の入り口で売ってるこの『トマト大福』を食べてみてください!
A-GYOの一押し!一見ミスマッチなイメージを簡単に覆す程のおしいさです!
この『トマト大福』を知ったという情報は、農機展示場で得た情報よりも価値あるものだった気がするわ(笑)
昨日は本当に充実した一日だったわ♪
さて、天気が悪くなる前に、ブロッコリーとの決着をつけますか!
じゃ、今日も元気に行ってきます!!
2010年01月30日
農業生産力 10年後には25%低下 農水省試算 対策強化が急務
「農水省は28日、このままのペースで農業者や作付面積の減少が続けば、日本の「農業生産力」は10年後の2020年には現状よりも25%低下するとの試算を明らかにした。農業生産力が下がれば、カロリーベースで41%(08年度実績)の食料自給率が、さらに下がることは必至だ。戸別所得補償制度の本格実施などによる経営の安定化や農業の6次産業化の必要性が、あらためて浮き彫りになった。
試算は、農水省が同日開いた食料・農業・農村政策審議会の企画部会で示した。「農業生産力」とは農業の生産要素である農地、人、技術の3つをそれぞれ作付面積、規模階層別の農家数、単位当たり収量(畜産は1頭当たり重量)で推計したもの。
2000年と05年の農林業センサスを使い主要品目ごとに将来の作付面積や規模階層別の農家数を推計するなどして導き出した。その結果、05年を「100」とすると、2000年と05年との比較では減少傾向が続いているため、20年は「75」に下がる。
日本の食料自給率は41%にとどまっており、これを引き上げることが農政の最重要課題になっている。同省は3月に策定する新たな食料・農業・農村基本計画で、食料自給率を50%に引き上げる方向で検討している。目標達成に向けて、戸別補償制度のほか、具体的な生産力の向上政策がどこまで盛り込まれるかが焦点になっている。」(記事抜粋)
最近、こういう農政ネタに突っ込みを入れるのをあえて控えていたのですが、どうしても突っ込みたくなったのでそれを解禁。
久しぶりに特攻(ぶっこみ)したいと思います。
まずね、一言言いたいのは、
なんで、そんなに食料自給率にこだわるの?
日本の食料自給率が低いのは「日本の農業生産力が低い」とかそういう理由のまえに、
ただ単に、食料輸入が多すぎるってだけですよ?
日本で収穫できない作物ならまだしも、日本でも収穫できる作物を輸入しまくってるってのはどういうこと?
しかも、食料の廃棄量は世界トップクラスの日本(年間廃棄される食料品の金額は7000億~1兆円規模とも言われてる)。
だから、食料自給率を下げたくないのであれば、日本の農業生産力が低いとか云々言う前に、廃棄するほどの食料品を輸入しなければいいんじゃね?とか思うんだけど。
んで、食べ残ししないように一人一人が心掛けることが必要なんじゃない?
どう?俺間違ってるかな?
それとさ、勢いでもう一つ。文中に「戸別所得補償制度」って言葉が出てきたのでこれも突っ込みます。
選挙前、「農家に戸別所得補償しますよ!」って言ってたけどさ、その農家って、政府が決めた主要作物を栽培している農家だけなの?
最近、「農家戸別補償制度」じゃなく、「米農家戸別補償制度」って言い方をしているマスコミが多いんだけど、どういうこと?
あれ、野菜農家は?
・・・それと、話ちょっとそれるけど、「戸別補償制度」にもうひとつ。
あのさ、収益上がらないような経営やってさ、補償を受けなきゃ生活していけない農家って農業経営体としてどうなの?
俺、先日「これからは補助金使ってくぜ!」発言したけど、その補助金はあくまで国に払う税金を増やすため(今以上に利益を上げるため)に使う『補助金』であって、収入の赤字分を補うとかそういう類の『補償金』でなない。
でさ、先日、某航空会社が破たんして税金が投入されることが決まったじゃん。
普通、赤字経営の某航空企業に税金が投入されるのとさ、経営者の責任が問われて問題になる。
けど、赤字分を埋めるために『補償金』をうけた農家の場合は、経営責任をあんまり問題にしてないじゃん。
俺はどうもそれに、違和感を感じてしまう。
「航空と違って、農業は自然相手だから仕方ないんじゃ!!」とか言われるかもしれない。
でもさ、その「自然相手」だからこそ、その自然と上手に付き合っていくことが農業経営者にもっとも必要な要素じゃねえのか?と思う。
俺、間違ってますか?
最後におまけでもうひとつ俺の心のシャウト。
事業体(家族経営・農業法人)の大小かかわらず、
農業という産業は国を支える産業であって、国に支えてもらう産業であってはならない。
農業経営者はもちろん、本来はお上(政府・官僚)もそういうスタンスであるべき。
戸別の農業経営に直接補償するのではなく、農業経営がうまくいくような環境基盤整備(農道の整備や、治水整備など)に税金を投入するのが本当の税金の活かされかただと俺は思う。
全体としてプラスになると考える施政。
それが最近ないがしろにされている気がしてならない。
ああ、朝から、長文になってしまった。(汗)
ここまで飽きずに読んでくれたブログの読者さん、ありがとう!
さて、今日は「むさしの村」で行われる農機展示会に行ってきます!
色々情報仕入れてこよっと!
んじゃ、行ってきます!!
2010年01月29日
それこそ、
ペガサス流星拳打てる程のな!!
なんでかって?
なぜなら、久しぶりに『クリティカルヒットでホームラン!!』の一冊を見つけたからさ!!
と。いうわけで、本日はこの一冊をコスモを燃やしながら紹介!↓
『湘南の風に吹かれて豚を売る』
宮治勇輔
(かんき出版)1,400円
俺は、このブログを読んでいるすべての方に声を大にして言いたい。
とりあえず読んどけ!!
著者の宮治勇輔さんは「株式会社みやじ豚」の代表取締役社長であり、「農家のこせがれネットワーク」の代表でもある。
その宮治さんが書いた本。
俺が宮治さんと初めて会ったのは、昨年2月19日の「こせがれcafe」でのことである。
しかもその時「みやじ豚」と「上原農園のキャベツ&人参」との『ポトフ』でコラボってます(笑)。
俺、基本的に「感動したこと」にすげえ影響されやすいし、テンションも上がる。
宮治さんとの出会いもそれで、俺の心の火農(ほのう)にジェット燃料を注入されたような出会いだった。
それが縁で、今現在、色々なつながりが出てきて、こせがれネットワークに出会う以前よりも10倍ぐらい農業が楽しくなったんだ。
今回この本を読んで、俺の心の火農にジェット燃料を再び注入された感じ。
だから、昨日、ジェットエンジンのアクセルを踏み込むが如く、本を読み終わる前に、思いついたことを現実のものとするために行動。
その思いついたことは自分一人じゃできないので、ある方に電話かけて、その想いを現実のものとするために『ある企画』をやると決定。
人間勢いって必要です(笑)
『ある企画』の内容はおいおいこのブログで報告するとして、本の話に戻ります。
この本の内容は、宮治さんの農業に対する熱い思いと、それを実現するにはどうしたらいいかってことが書かれてます。
まあ、俺が一言でこの本を評価するならば、「評価は後、とにかく読め!」としか言いようがない。そんくらいお勧め!
多分、この本を、国民全員がよんだら読み終わった瞬間から、間違いなく、日本の農業に対する国民の考え方はポジティブに変わる!・・・といったら言い過ぎか?
何度もいうけど、とにかく読んでみてください!
ちなみに俺、この本の175ページの写真に写ってたりします。まあ、ウォーリーを探す勢いで探してみてください(笑)
読み終わってからテンションが非常に高い。
心の燃料も満タン!ありがとう、宮治さん!
今日も仕事に頑張ります!
じゃ、テンション高いまま行ってきます!!
2010年01月28日
床には本が散乱し、机の上は資料やら、野菜のカタログやら、野菜の種が散乱(汗)。
そろそろ片付けしなきゃと思い、まずはパソコン内のデータの整理整頓から始める。
はい、そこ、
「なぜそこから?」とか突っ込まない。
朝片付け始めると、隣の部屋で寝ている子供たちが起きる可能性大。
なので、音が出なくても整理整頓できるパソコン内から片付ける。
気に入ったデータや、作った文章など、デスクトップに色々データをくっつけてしまう俺。なので、結構、見づらい。まずはそこから。
このデータはこっちのフォルダに入れて、これはこっち・・・と色々パソコン内を片付けていたら、大学時代の卒業論文が出てきた。
卒論締め切り2週間前。書きあげた卒業論文をF教授に見せる前に研究室の院生に見せたら、「再考」の一言で一からやり直したいわくつきの論文。
ちなみに、締切までの2週間で一から論文を書き上げ、締切ギリギリ間に合わせた当時の俺はある意味すげえと思う。(笑)
さて、俺が大学4年生のときに書いた論文。
その題名は
「農業のインターネット利用に関する研究~農家のインターネット利用について~」
当時(2001年)、インターネットは電話回線が主流の時代で、接続すると「ジジジー、ピーヒャララ、グググ、ジ、コー」とか言いながらインターネットに接続される時代。もちろん、回線速度も遅く、ページ一枚めくるのに、数十秒かかる時代である。
そんな時代に、こんな論文を書いてた俺。
内容を見てみる。
うわ~
なに、この論文。
今読んだら、すげえ偉そうなことに書いてる。
以下一部抜粋
「・・・農家は自己農業やインターネット産直だけでなく、栽培技術や土壌・肥料の情報をホームページなどで積極的に公表するべきである。特に農家の持つ独自の技術や情報は、実体験に基づいた、生きた情報であり、他の農家にとっても有用である場合が多い。
農家が情報を公表することで、農業の活性化と消費者の理解を促進することに結びつくと考える。そのためには、農家の閉鎖的な意識を考え改め、農家同士が協力し合ってホームページを作成し、技術情報を共有できるようにすることが必要である。(中略)農業者グループの結成が必要であると考えられる。
このように、インターネット上で農家同士の交流を増やすことで、農家同士の農業に対する意識を刺激し、日本農業の活性化を促進することができると考える。
また、消費者が楽しめるようなホームページの構築をするべきである。図表18-1~2に示したのは、消費者にとって有用な情報やコンテンツである。
これによれば、消費者は「農産物の紹介」や「インターネット産直」の他に、「農産物の食べ方」(73%)や「家庭菜園」(52%)、「観光農園に関する情報」(37%)、「農産物の加工法」(31%)など、消費者が生活に利用できる情報を必要としていることがわかる。つまり農家は、消費者が利用できる情報の発信をすることで、ホームページ(コンテンツ)の活性化が期待できるといえる。
また、図表19を見ると、消費者は「定期的な情報の更新」(44%)、「情報発信自体のPR」(40%)、「農業のこと」(30%)、「消費者との交流」(24%)を農家に求めており、農家はこれに応えるような情報発信を行っていくことが必要である。
そのほか、農業機械や品種・種苗に関しての情報を、各関連企業が積極的に情報発信することで、農家を中心とした消費者のインターネット利用が促進する効果が得られると考える。
このように、農業に関するデジタル・コンテンツの充実が、農家のインターネット利用を促進すると考えられる。」
これを書いたのが2001年年末。
・・・当時、ネット上にブログなんてものはなく(あったとしても、俺の目には入らなかった)、ホームページが情報発進の主流であった。
それから9年たった今現在、俺が「○○すべきである」と偉そうに言っていたことが、現実のものとなってる。農業やって、ブログもやって、自分でも情報発信してる。
なんか、不思議な気分だ。
「俺ってもしかして先見の目があるのでは?」
そう思ったが、
「じゃあ、後で片付けるの大変なのに、散らかしてしまうの?」と自分に突っ込みを入れる。
先見の目のある人はちゃんと片付けるよね・・・
さて、昼休みに部屋片付けしよっと。
じゃ、今日も元気に生きますか!
行ってきます!!
2010年01月27日
じゃねーと配達が、店の開店時間に間に合わないようになってきたので(汗)。
「朝ブログ」のスタイルは夏野菜の収穫が始まる前までは続けたいし。
そういうわけで、今までの『朝夜2回パソコンを開く』生活から、『夜はパソコン開かず早く寝て、朝のみパソコン開く』という生活にしようかと。
本日からの計画上の一日のタイムスケジュール。
4時半・・・起床
4時半~6時半・・・パソコン&勉強&読書。その日のスケジュール確認
6時半・・・朝食
7時~10時・・・配達
10時~12時・・・農作業
12時~13時・・・昼休み
13時~18時半・・・農作業・荷作り
18時半~19時・・・夕食
19時~21時・・・子供たちと風呂&遊び
21時~・・・就寝
起床時間~配達が30分早くなっただけで、あんまり変わっていないけど(笑)
これを土曜祝日関係なく毎日続けます。
まあ、そういうわけで、朝寝坊した時には毎日更新できなくなるかもしれないが、ご容赦のほどを。
じゃ、行ってきます!