2010年02月
2010年02月28日
これは、ある一定の事象に遭遇した時に思わずとってしまう行動のこと。
俺ならば、
「目が合ってお辞儀されたら、とりあえず知らない人でもにっこり笑って挨拶」
とか
「恐妻がうつ伏せに寝たら、とりあえず背中をかいてやる」
とか、そういう思わずやってしまうこと。。
つまり、過去の経験や教育によって、個々の条件反射はことなるわけです。
さて、そんな条件反射だが、昨日、自分でも驚くほどの条件反射してしまった。
携帯電話で翌日の旅行の打ち合わせをして、苗に潅水してた時のこと。
育苗箱の隙間から、ちっさい野ネズミが1匹ピョンと飛び出してきたんだ。
でさ、俺、その野ネズミを見た次の瞬間、
躊躇なく踏みつぶしてた。
しかも、
満面の笑顔で。
電話の相手の言葉に相槌を打ちながらですよ?
・・・どうなんでしょう、俺?
確かに、ネズミには良い思い出ないけどさ。
条件反射とは言え、電話で話しながら、満面の笑みを浮かべつつ、ネズミを踏みつぶす俺って傍からみるとどうなんでしょうか?(汗)
まあ、あのまま見逃しても、苗を喰い散らかされて、俺の収入がなくなって食っていけなくなるので、ネズミを潰すことは、あんまり気にしてないけど。
畑というフィールドは弱肉強食の世界。
潰されたネズミ君の肉塊は、半年くらいで土に戻って、新しい命の糧となる。
命ってのはそういう風に受け継がれていくものなのさ。
ルーララ宇宙の風になったネズミ君。次は俺に潰されないような生き方をしてね。
さて、今日から某火消し団体の旅行。長崎へ行ってきます。
♪ああ~長崎は~今日も~雨だ~った~
・・・日頃の行いの賜物でしょうか?
晴れてくれるといいなあ~。
つうわけで、数日間ブログはお休みの予定。
旅行幹事、頑張ってこようと思います!
んじゃ、行ってきます!!
2010年02月27日
↓
畝立てして、シーダーテープで播種。種の間隔は4cmと6cmの2種類にして春先の成長具合・病気の有無を調べて、良い方を来年からの定番とします。
ま、大して差が内容なら4cmになるかな。
播種したら、0.8mm目合いのサンサンネットで被覆(端は土に埋めて害虫が入りこまないようにする。)。
本当は、この上からビニールトンネルかけるつもりだったのだが、雨が降ってきたので断念。(汗)
「まあ、後からかけても大丈夫だろう」とタカをくくっていますが、どうなるかわからん。
発芽さえすれば何とかなるかな(笑)
最近小松菜の需要が多い。
11月中旬にハウスの中に播いておいて、1月下旬に収穫できたものの評価が非常に高く、一度食べた人から「もっとないの?」と。
ホウレン草は露地の方が味がいいが、小松菜はハウスのほうが味がいいみたい。
それに、新年明けてからはホウレン草よりも小松菜の方が需要があるようだ。
小松菜は春を感じさせてくれる食材なのかも。
今年はハウストマトが終わったら、11月上旬から播種して、翌年1月上旬から3月まで連続出荷できるような作付け計画を立てている。
この辺、今から段取りしとかないと。
『先を見据えた作付け』が篤農家の基本という。
計画だけでなく、実際実行しなければ。
さて、今日は一日雨っぽいので、ハウスで種蒔きしてから、明日からの某火消し団体の長崎旅行の準備しようと思います。
あー幹事って色々忙しい。
まあ、メンバーが楽しめるような幹事っぷりを発揮したいと思います。
じゃ、今日も元気に生きますか!!
2010年02月26日
昨日、農協に頼んでおいたブロッコリー「ピクセル」とロマネスク「スパイラル」の苗が届きました↓
手前が『ピクセル』(サカタのタネ)、奥が『スパイラル』(渡辺種苗)。
両方とも1月20日前後に播かれたもの。
昨日早速定植しようと思ったが、天気予報で「春一番吹くかもよ?」って言ってたので延期。
忙しい合間をぬって定植して、トンネル張ったところに「春一番」が来て、トンネルどころか苗まで全てを吹っ飛ばされる・・・
これをドラクエ4で例えるならば、
「スカラ」であげた守備力を「いてつくはどう」でかき消された挙句、「ルカニ」使われて守備力下がったところに「痛恨の一撃」を喰らうようなもの。
ブライ(ドラクエ4の魔法使い)なら即死だよ?
こんなことが、ここ最近続いていたので、今年から春一番が吹いてから定植しようかと。
吹っ飛ばされたトンネルをもう一度張りなおすなんて、二度手間かける時間と手間の余裕は今年はないからね。(汗)
とはいえ、2月28日~3月2日まで、某火消し団の慰安旅行で長崎まで行かなきゃならんので、その辺の日程調整も考えつつ、春一番の動向を判断して、定植時期を決めようと思います。(あー旅行面倒くせえ。)
さて、本題。今日は育苗の外部委託について。
俺は基本的に自分で育苗して野菜を育てます。
・・・んが、今年から一部農協に育苗を頼んでいます。
これは、コストと手間のバランスを考えた時に、自分で育苗するよりも外部に頼んだ方が効率的だと考えたからだ。
特に早播きするものは、育苗にかかる光熱費と潅水の手間などを総合的に考えると、外部委託した方がいい。
今回頼んだのは、ピクセルなどのブロッコリーと枝豆などの早播き。
播種時期が早いと、温度管理や潅水管理が重要になってくるし、育苗期間も長い。
例えば、ブロッコリーの苗を128穴のトレー10枚作るとする。
育苗にかかる時間を計算すると、自分でやった場合、種蒔き2時間+毎日の潅水&車での移動(30分)×育苗期間(30日)=17時間かかる。
17時間を時給計算すると、17時間×時給(仮に700円)=11,900円。
それに育苗期間にかかる17時間という時間を別の仕事に置き換えることができるので、17時間を2倍すると、その労働コスト分は23,800円の価値となる。
つまり、17時間分の対価として見た時、ブロッコリーの苗代約8,000円(一枚約800円×10枚)というのは、非常に安いというわけだ。
なので、育苗する枚数が増えれば増えるほど、外部に委託した方がいいと思う。
(もっとも、果菜類(トマトなど)の育苗は育苗施設内での病気の蔓延(黄化葉巻病など)の恐れがあるので、果菜類だけはどんなに播く量が増えても自分で育苗してるけどね。)
もちろん、自分で播いたものが失敗するかもしれないという「保険」のつもりで、外部に育苗を頼むってのでもいいんだけどね。(俺は育苗はあまり上手ではないので、この「保険」の意味合いは結構ある。)
資材費だけを見たら、育苗を外部に委託するより自分で種蒔いた方がはるかに安上がりなのだけれど、そこに管理の時間と手間をプラスして考えないと良い経営とは言えない。
だから、ただ農業をしている経営者を「農業経営者」というのではなく、
コスト管理などの計算がしっかりできる経営者が真の「農業経営者」だと俺は思う。
まあ、こんなにえらそうなこと言ってるけど、俺もまだまだ自分の理想の「農業経営者」にはなれていないんだけどさ(汗)
日々精進。
さて、今日も自分の理想の「農業経営者」になるために頑張りますか!
んじゃ、行ってきます!!
2010年02月25日
先日の「こせがれネットワーク」の交流会にて、ある方にとっても素敵なものを頂きました!
↓
愛妻家宣言証
愛妻家宣言書とは「男は花を持って家に帰ろう」を合言葉に。ふだんは言えない感謝やねぎらいの言葉を花と共に奥様に贈って頂けるよう日比谷花壇愛妻家委員会が配布するカード。
自分指定した記念日の1週間前後以内にこのカードを持って日比谷花壇店舗にもっていくと購入金額10%割引サービスが受けられます。
ちなみに、
この「愛妻家宣言証」を頂いて嬉しがる俺を見て、その場にいた一同から、
「A-GYOさんは恐妻家だろ!」と突っ込まれたのは言うまでもありません。
でも、主張させてください。
俺の妻は『恐妻』ですが、俺は『愛妻家』です!!!
・・・主観と客観の相違ですかね(笑)
さて、今日も元気に生きますか!
行ってきます!!
2010年02月24日
なぜ寝坊したかというと、「こせがれネットワーク」の『交流会』兼『リベンジ新年会』に参加したから。
渋谷某所でそれは開催されました↓
ぶっちゃけ、非常に濃いメンツでした。
こせがれネットワークの代表宮治氏を含む、四天王(笑)のうちの3名(のこり2名はH松氏、K原氏)、また理事のW坂氏をはじめ運営事務の方々、それに「こせがれ」の方や、研修生や就農済み農家さんなど・・・
非常に面白い話が濃縮された時間で、時間が止まればいいのに!と本気で思いました。
やはり「農業」に対して熱い想いを持ってる人たちが集まると、俺も自然と熱く語ります。
こういうのって、自分のモチベーションを維持するには絶対に必要なこと。
(最近、恐妻がその辺をちょっとだけ理解してくれるようになった(笑))
機会があれば、できるだけ参加したい。
そして、あわよくば、
『四天王』と呼ばれたい!(うそ)
昨日は、農業ってなんだろう?それをもう一度自分自身に問い直すきっかけになった。
自分ができること。自分の生きている目的。それを考えながら、日々農業やっていこうと思います。