2010年05月
2010年05月31日
まず、これを読んでください。↓
『お願いです・・・赤松さん』by川南町のムッチ~牧場だよ~ん。
それを読んだ後、本日の各社の新聞の口蹄疫関連の記事をみてください。
・・・え?口蹄疫の関連記事があまり載ってない?そうですか・・・
現場から発せられる声とマスコミの声。
ここまで温度差があるものなんです。
俺は基本的に、人に対しての批判は好きじゃけど、言わなきゃいけねえ時もあると思う。
あまり想像したくないが、もしも宮崎県外に口蹄疫が広がれば完全に人災…いや、『政災』と呼ばれるだろう。
政治主導の災害。怖いね。
「事件は会議室で起こっているんじゃない!現場で起きてんだ!」
「踊る大捜査線~」の青島警部補も言ってます。
どうか早い段階で、問題解決のためならばすぐに行動を起こし、「責任は私が持つ」と現場に言える室井警視監のような人物に大臣を変わって頂きたい。
それが一国の大臣に求められる人物の『器』だと思う。
今の政界でこの『器』を持っている人物は一体何人いるのだろう・・・。
責任のなすりあいより、問題解決を!!
・・・本気でこの国が心配になります。(汗)
2010年05月30日
手元の辞書によれば、「その場に居るにはふさわしくないこと」って意味という。
昨日、ブロッコリー畑で見つけたこいつはまさにそれ↓


ブロッコリーの深緑に映えるピンクのボディーカラー。
「自然界にもこういうカラーがあるんだなあ」と感動。
こいつは「ベニスズメ」ってスズメガの一種。
ちなみに俺、こいつを実物で見るのは生まれて。
小雨降ってたせいか、飛び立つこともなく、じっとブロッコリーの下で雨宿りしてたようだ。
じーっと小雨の降る中見てたのだが、なかなか飛び立たないので、折ったブロッコリーの葉っぱに乗せて、草むらの中へ移動。
・・・ブロッコリー食べないでね。
ちなみに、成虫は花の蜜を。幼虫はオオツマヨイグサやツキミソウを食べるらしい。
ぶっちゃけ、こいつを見つけた時「アレ?オモチャ?」とか思って、掴もうとしたら、ブルルルって羽を動かしてきてかなりビビりました。
このベニスズメは、ブロッコリー畑においてかなりの「場違い」でした。(汗)
さて、『場違い』つながりで、『優しく』雑感を。
目に見える「場違い」もあるけど、言葉にも同様の『場違い』な発言がある。
例えば、これ↓
・・・とか、これ↓
先日これに対して俺はヒートアップしちゃったけど、今、冷静に考えてもこの大臣の発言は『場違い』じゃねえかと。
「ちまちまやっててもしょうがない」
「だから、早く殺せって言ってるのに・・・」
国会議員としての発言としても非常に問題があるけど、
現場の状況を把握した上での農林水産大臣としての発言ならば、絶対に言っちゃいけねえ『場違い』な発言。
もしかして、現場の感情を把握してないの?
ものの言い方ってもんがあるじゃん。
この言い方じゃ国民感情を逆撫でするに決まってるじゃん。
それがわかってないのかな?
いい大人、しかも国会議員なんだがら、もう少し、自分の言葉に重さを持ってもらいたいものである。
本日、農林水産大臣は宮崎入りするらしい。
少なくとも、もう『場違い』な行動・発言は控えてほしい。
それが、『農林水産大臣』として現地に赴く上での最低限の作法だと俺は思います。
これ以上、失望させないでください。
2010年05月29日
5月も半ばを過ぎ、そろそろ害虫どもが活発に動き始める時期です。
昨日は満月だったので、害虫界のキャバクラ『フェロモントラップ』も大盛況かなと思って見に行ったらさ・・・↓
閑古鳥が鳴いてます(カー)・・・1匹しか入ってない・・・(汗)
「アレ?じゃあ、今年はハスモンヨトウが少ないから消毒しなくて良いな」と期待してブロッコリーを見ると・・・↓
結構な個所でハスモンヨトウが発生(汗)
これは一体どういうことだろう?
発生箇所の多さを見れば、ハスモンヨトウが少ないとは言えない。
・・・かといって、フェロモントラップの肝である誘引剤(フェロディンSL)には、1匹とはいえ引っ掛かってるオスがいたので、フェロモントラップに不備は無い。
フェロモントラップは変わっていない
・・・とすると、
害虫「ハスモンヨトウ」のほうが変わったということじゃないか?
(ここからは俺の想像で話をさせてもらいます。)
これは俺の想像の域なのだが、ハスモンヨトウのメスには個体によってフェロモンが異なり、オスも個体いよってフェロモンの好き嫌いがあるんじゃないかということ。
わかりやすくアニメで例えるね。
例えば、今までのフェロモンの種類は、ルパンの「峰不二子」系のお色気フェロモンだったわけです。
で、基本的にオスは「不二子ちゃん」系のお色気フェロモンが大好きなわけで、ほっといてもフェロモントラップにガンガン引っ掛かってくれたわけです。
でも、個体数は少ないものの、「峰不二子」系のお色気フェロモンが嫌いなオスもそこに存在していて、フェロモントラップに引っ掛からず、お色気フェロモンとは異なるフェロモンを持つメスと交尾して子孫を残したオスも確実にいたと思われるわけです。(だからフェロモントラップの効果は100%じゃない。)
で、毎年毎年「不二子ちゃん」系のお色気フェロモンばっか使ってたら、お色気大好きルパン系の遺伝子を持つオスの個体がドンドン減って、逆に「不二子ちゃん」系のお色気フェロモンは苦手、
むしろ、
「不二子?いや、俺、あんなおばさん嫌いだよ!
…ってか時代は、
清純派のシータだろ!!」
・・・って「お色気フェロモン」嫌いで『清純派のシータ系』大好きのパズー系のオスがガンガン増えてきたんじゃないかと思うわけです。
そう考えれば、今回のようにフェロモントラップに引っ掛からないオスがメスとの交尾に成功して繁殖していることも説明できる。
ここ数年、毎回ブロッコリーに『フェロディンSL』使ってきたからな。
化学農薬でさえ、抵抗性をつける個体が出てくるのだがら、フェロモントラップに対しても『耐性』をもった個体が出てきてもおかしくな無い。
メーカーの方、その辺どうなんですか?
人間界だって、お色気系(倖田〇未とか)が流行ったかと思えば、清純派(AK〇48とか)が流行りだすわけで、害虫界にもそういう『流行』(トレンド)というものが存在するんじゃないかと思うんだ。
皆さんはこの考えどう思われますか?
ちなみに、昨日は満月だったので、ブロッコリー畑は数日以内に消毒する予定です。(害虫は満月前後に繁殖活動が活発になるため)。
パズー系のオスとシータ系のメスの子孫を死滅させる俺は、
さすずめ、
「ラピュタの雷」を使うムスカ大佐。
天気が回復したら躊躇なく「ラピュタの雷」で消毒しようと思います。
ここで叩いとけば、被害は軽微で済むからね。
パズーとシータの反撃に気をつけようと思います。宮崎にエールを!!A-GYOは口蹄疫義援金を支持します。
2010年05月28日
まあ、上原農園の従業員、全員家族なんで、傍からみたら100%家族旅行です。
旅行っても子供が小さいので日帰りです。
群馬県にある「碓氷峠鉄道文化むら」に行ってきました!↓

ちなみに、うちの家族は誰も「鉄ちゃん」ではないのですが、子供達が電車、汽車大好きなので、ここになりました。
園内にはD-51(これだけはわかった)をはじめ、引退した車両が数多くあったり↓

蒸気機関車が走ってたり・・・↓

ミニSLのれたりします!↓

これに子供たちは大喜びだったのですが、彼らが一番気に入ったのは・・・↓

ゴーカートっぽい遊具。
100円で結構長い時間乗れます。
長女は最近この手のマシーンに乗るのに慣れてきたのか、なかなかのハンドルさばき。
将来「碓氷峠の風」とか呼ばれたら親として心配だなあ・・・(汗)
あと、もうひとつ、なんとなくすげえ組み合わせだと思った一枚。↓

電車とパンダ(マシーン)。
この組み合わせ、なんかシュールで面白かった。
ちなみに、園内には鉄道に関する色々なものがあって、鉄道模型があったり、予約すれば電車の運転ができるそうです。
日帰りの家族旅行にはお勧めの場所です。
お昼には釜めし食べました↓

横川駅「おぎのや」の釜めし。有名です。
鶏肉に味が染みてて、具材も盛りだくさん!美味しかった!!
まあ、こんな感じでゆっくり家族で楽しみました。
たまにはね、こういうのもいいと思います。
次は当分先だわな~(汗)
最後にこの一枚でエールを一言!↓

頑張れ宮崎!!!
2010年05月27日
(ニッテンさんは他のメーカーさんの違って、導入前にこういう実演やチェーンポットを使う作物の栽培ノウハウを提供して、導入した人が失敗しないような情報提供を積極的に行ってくれます。)
のちのち手順を忘れないためにブログにUP(笑)
まず、チェーンポット用の育苗箱のセットをNさんが用意↓

この5点セットを使ってチェーンポットに種を播きます。
まず、育苗箱に、のちのち根を増やす効果があるシートを敷きます↓

次に、靴べらみたいな道具で、チェーンポットを広げ、それを金属製の枠にはめます↓

で、育苗箱にセットするときに邪魔になるので、チェーンポットの端を指で押しこみます。↓

そして、ひっくり返して、先程シートを敷いた育苗箱にセット!↓

チェーンポットをセットしたものを5枚用意したら、チェーンポット専用の培土を入れてきます↓

そして、専用のブラシで上からたたくように培土を詰めて行きます。
この時、中央部分をたたかず、端の方だけをたたくことがコツ。そうすると培土が均一になります。↓

そして、金属製の枠をそっと外し、専用の道具でチェーンポットに穴を開けて行きます↓

これもチェーンポットの手前と奥を先に穴を開けてから、全体に穴をあけていく。
この時、道具で抑えつけながら、全体をトントンと叩くと均一な穴が綺麗にあく。こんな感じにね↓

そしてここで登場するのが、種を一発で播ける道具!!2枚のクリア板にをスライドさせることによって、一発で種が落ちるという単純だけど画期的な道具。
これに種をセット。今回は枝豆の種。箱に大豆を入れて左右に振ると波の音になるじゃん。ああいう感じで種を左右に揺らしながら種をセットしていく。↓

種をセット出来たら、先程の育苗箱の上に置いて位置を合わせます。
↓

そして、ゆっくりスライドさせると・・・↓

綺麗に一発で播種完了!!!これに俺、超感動!!
あとは、枝豆の発芽しやすい向きに種の位置を整えて↓

上から専用の培土で覆土します。↓

そして、十分水をあげたら・・・↓

種まき完了!!↓

あとは発芽したら、畑に定植します。この定植する時に「ひっぱりくん」を使います。
その時はまたブログにUPしますね♪
ニッテンのNさん、忙しいところわざわざ来ていただいてありがとうございました。また、県の農林振興センターのKさんもNさんを紹介してくださりありがとうございました!この場を借りてお礼申し上げます!
また、定植する時はよろしくお願いいたします!
今日のつぶやき。
種牛、なんとか生き残れねーもんかな?
それが叶わないのならば、
せめて、
一番最後に処分ということにしてもらいたい。
「今すぐ」じゃあ、畜産家のモチベーションが持たない気がする。
それが人への「配慮」じゃねーのかな?「示しがつかない」じゃなくてさ・・・。自分のメンツよりも、相手の気持ちじゃね?