2011年03月
2011年03月31日
政府が「農畜産物の出荷規制細分化」をようやく言いだした。(こちら)
規制をかけるのは県単位じゃ広すぎる。やはり市町村別にしなければ。(特に農作業延期要請までかけられてる福島県はね。)
もちろん検体数は格段に増えるけど、県内外の不公平さの打開には有効。検体調べる方々、非常に大変だとは思いますが頑張ってください。
さて、本題行きます。
昨日さ、紫キャベツの定植をしてたらさ、ものすごーく珍しい苗を発見しました!
普通、植物は子葉(二葉)は2枚ですが・・・↓
今回見つけた珍しい紫キャベツの苗がこれ!!↓
なんと一つの苗にハート型の子葉が4枚ある!子葉が四葉ですよ!!
まるで、四つ葉のクローバー!!
昔から四つ葉のクローバを見つけると、幸せになるといいます。
俺にもなんかいいことなるかな~と思っていたら、あったんですよ!
実はね、俺が推進してた事業企画があったんだけど、寸前のところで一度はボツになったのだが、昨日、四つ葉の紫キャベツを見つけて携帯で写メ撮ってたら、いきなり携帯に電話がかかってきて、一度はボツになった俺の推進してた事業企画、急きょ復活、OKとの電話が!!
すげーよ、四つ葉の紫キャベツ!!リアルタイムで幸せゲット!
正直、鳥肌立ちました(笑)
昨日はその他に、知り合いの業者さんから、「ネギ用の培土、在庫抱えちゃって困っててさ、安くするから買ってくれない?」との電話も(笑)(もちろん、そっからさらに値切ってネギ培土ゲットしました♪)
なので、昨日はなんかすげえ得した気分で、仕事も超はかどりました(笑)
まさに、四つ葉の紫キャベツ様様です(爆)
もちろん、偶然が重なっただけなんだろうけどさ、そういう良いことが続くってなんか嬉しいじゃん。
この四つ葉の紫キャベツの写真見て、皆にいいことあるといいなあ~♪
さて、今日も元気に仕事しますか!!
2011年03月30日
それは以下の通り。
1、雨や降下物を避けるため、可能な限り被覆資材を活用して栽培を行う。
2、施設栽培では風向きを確認し、風下側で換気を行うようにする。
3、収穫物は、収穫後長期間屋外に放置せず、シートで覆い速やかに室内に移動させる。
4、品質に影響を与えない範囲で、農産物に付いた土やほこりを取り除く。
5、戦場可能なものはきれいな水で十分洗浄する。外葉を除去できるものは除去する。
6、出荷にあたっての搬送時についても、シート等による被覆を行う。
7、生産資材を屋外に放置しない。
8、当面の間、収穫物残渣や廃棄する農産物を圃場にすき込んだり、焼却したりせず、一か所に集めて保管する。
9、栽培記録や生産履歴、出荷伝票など、実施した生産に関する記録を記帳・保存しておく。
以上9項目。
1~8は栽培に関するリスク軽減。8と9は「もしも」の場合の補償の証拠になる。「転ばぬ先の杖」。是非、野菜生産者は徹底してほしい。
埼玉県は今のところ、出荷規制がかかる様な基準値を超えるものは一件もでてない。
でも、一件でも出れば風評被害のリスクが一気に跳ね上がるので、出荷規制にならないように、一人一人が努力すべき。
放射性物質は未知の部分が多く、どんな影響があるかわからねーし。
ましてや、
仮に出荷規制・農作業遅延要請が発生した場合の政府や東電が発表した補償等も「補償する」というだけで、
補償の内容は放射能並みに未知な部分が多いからなおさらだ。
リスクが0になることはないけれど、できるだけ0に近づけることを各農家がしないといけない。
県内で一件でもでたら、風評で「〇〇県産」ってひとくくりにされて、県全域に大きな影響があるわけだからさ。(特に埼玉県の農家は過去にダイオキシン風評害の経験あるからわかると思う。)
出荷規制の解除の目安も提示されてねーし、農作業遅延要請が県単位ってのもすげえ気にくわねー現状だけど、農家は今できることはしっかりやることが大切だと思う。
事態はなんとなーく長期化しそうな気配を感じるけど、必ず解決すると信じて頑張って生きましょう!!
2011年03月29日
それをその組合員に連絡してたんだけど、一人だけどうしても繋がらなくって、留守電入れたんだ。「今日会議中止!」って。
んで夕方、電話がかかってきました。
相手は一緒にオランダに研修に行った同期。(ついでにいえば、同じ埼玉出身で東京農大で同学年。)
「あれ?なんだろう?」と、電話にでると「留守電、間違って入ってたよ~(笑)」と。
どうやら俺、電話かけてた相手を間違えてたみたい(笑)
ああ、確かに電話帳で並んでるし、名字は違うけど名前が一緒だし(笑)
教えてくれた彼にお礼を言いつつ、お互い近況を話す。
そういえば、彼と話すのは7年ぶりぐらいだろうか?(笑)
7年もたつと彼の近況も大きく変わっていて、彼は今、小学校の先生をやっているという(驚)!!
なんでも、小学校の教員免許、オランダから帰ってきてから取ったという。
すげえな・・・(汗)
そんな彼もいつの間にか結婚し、奥さんのお腹には新しい命が宿っているという。声もなんか前よりも自信に満ち溢れたしっかりした声になってて、おお!人生充実してるなって思った♪
いや~マジで7年間って色々かわるんだなと思いましたわ。(笑)
なんか彼と話してこっちまで元気貰った気分♪
たまには電話番号間違えて全然関係ない人に留守電入れるのもいいな~とそんなことを思いました。
かけられた奴はすげえ迷惑だろうけど(爆)
さて、今日も頑張って仕事しますか!!
2011年03月28日
普通トマトって、種蒔いて、鉢上げして、第1花開花時に定植するのが教科書に書いてる定番方法。去年までは私もそれにならってやってたんですが、今年はそのやり方を変えてみました。
最初にビニールハウスの中に黒マルチ張って…↓
杭で直径3cm程、深さ10cm程の穴を開け↓
そこに、128穴育苗セルトレーで本葉3~4枚になったトマトの若苗を・・・↓
穴にストンと落とすように定植していきます。↓
できれば、子葉が黒マルチから出るか出ないかの深さまで。
植えたらその穴に潅水して、寒さを防ぐために不織布(パオパオなど)をべたがけする。
これで、終了!!簡単でしょ?
ぶっちゃけ、この方法はプロのトマト農家からしたらこのやり方は0点でしょう。
だけど、このやり方ならば、鉢上げするときに発生する「鉢上げ培土費用(資材代)」、「鉢上げにかかる労働時間(労働コスト)」、「鉢上げから第1花までの育苗にかける労働時間&作業(労働コスト)」、「鉢から定植する時の肉体的疲労(労働コスト)」を大幅にカットできるわけです。
で、「正直な話、これで上手くトマト育つの?」って聞かれたら、俺は「育つよ」と答えます。
この方法、実は去年ね、試しに50m×2作だけでやってみたんだ。
結果、去年は教科書通りにやったトマトと遜色ないものが収穫できました!
なので、今年はトマト全量この方法で行きたいと思います!
多分、初期の生育(第1花開花まで)が上手くいけば、今年もいい感じのトマトが収穫できると思われる。
んで、この削減した様々なコストは、夏のメイン『枝豆』の作業時間や費用に充てるつもりです。
(トマトもメインっちゃあメインなんだけど、ハウス2棟分くらいだったら一人で管理できるからさ。)
余分なものを削減していく引き算の栽培方法、他の野菜も引き算できるところを探して色々試してみたいと思います!
色々工夫するところを見つけるのも、農業の面白いところ。
例え、農作業延期要請されても、俺はいつも通りの農作業を毎日コツコツやっていこうと思います♪
さて、今日もがんばりますか!!
2011年03月26日
とりあえず風評被害を助長されてる方に冷静になってもらいたいので、私のブログでも紹介。
この方のブログを読んでみてください。
高松聡氏のブログ記事 「福島原発で起きていること」
それと山下俊一氏と高村昇氏の対談
「放射線と私たちの健康との関係」講演会(前半)
これらを読んどけば、農産物などの風評に踊らされないですむかなと。俺もこれよんで色んな意味でホッとした。
消費者の方々、今スーパーで並んでいる野菜達は大丈夫なんで、冷静に対応して、いつも通り『値段』と『価格に見合った品質』で購入するかを決めていただきたい。お願いします。
何にしても、政府には早期の『暫定』基準値を見なおしてもらい、科学的根拠がある『確定基準値』を出してもらいたい。
そして、その『確定基準値』に基づいて、早期の出荷停止処置解除を公式に発表していただきたい。
風評被害ってのは『大丈夫』って宣言がされてから数か月で消えますから。
政府関係者各位、そこんとこよろしく。ちなみに、お得意のパフォーマンスも期待してますからね(笑)
もちろんこれらは、風評の原因になってる東電の原発の対処作業に一区切りついてからの話。
だから、風評被害解決に向けて、俺は声を大にして言いたい。
『原発で懸命に作業にあたってる方々、頑張れーー!!!!』
そして今まさに風評被害を受けている農家の方々へ
『気持ちを切り替え種を播け!!道は拓ける!コツコツコツコツ農業続けましょう!』
さて、俺も自分のできることをガンバロ~♪