2011年11月
2011年11月29日
ただ今絶賛里芋貯蔵中♪
俺が就農した当時はこの時期に人を頼んで一気に里芋を貯蔵していたのですが、里芋の貯蔵方法を見直したことにより作業の手間を大幅に削減。
(方法は過去のブログ記事を読んでください→こちら)
それからも収納方法に改良に改良を加え、結果、今年は家族のうち毎日2人で時間を決めてコツコツやれば人を頼まなくても里芋を貯蔵できるようになりました。
そして昨日、ブロッコリー祭りもようやく終了したので、自分も作業に参加できました(汗)
普段は2人でやる作業なんですが、俺が加わり3人になったことで作業効率が大幅にUP!
翌日は雨の予報が出ていたのでできるところまでできて良かった♪
昨年の里芋は大凶作だったけど、今年の里芋は豊作♪しかも品質も非常に良いです♪
いい種イモもできているので来作も楽しみ♪
おそらく12月の頭には里芋収納も完了するので、それ以降は大根と人参の収穫に着手しようと思います。
さあ、年末も頑張るぞ!!
俺が就農した当時はこの時期に人を頼んで一気に里芋を貯蔵していたのですが、里芋の貯蔵方法を見直したことにより作業の手間を大幅に削減。
(方法は過去のブログ記事を読んでください→こちら)
それからも収納方法に改良に改良を加え、結果、今年は家族のうち毎日2人で時間を決めてコツコツやれば人を頼まなくても里芋を貯蔵できるようになりました。
そして昨日、ブロッコリー祭りもようやく終了したので、自分も作業に参加できました(汗)
普段は2人でやる作業なんですが、俺が加わり3人になったことで作業効率が大幅にUP!
翌日は雨の予報が出ていたのでできるところまでできて良かった♪
昨年の里芋は大凶作だったけど、今年の里芋は豊作♪しかも品質も非常に良いです♪
いい種イモもできているので来作も楽しみ♪
おそらく12月の頭には里芋収納も完了するので、それ以降は大根と人参の収穫に着手しようと思います。
さあ、年末も頑張るぞ!!
2011年11月25日
今朝も寒いですね。皆さん体調大丈夫?
これだけ冷えてくるとブロッコリーの成長もかな~りゆっくりになってきたので、ブロッコリー祭り終了!
ふ~、今年もなんとか乗り越えたw
これで溜まってる他の仕事にも手をつけられます♪
が、本当はもうちょい作業効率を上げたい感じ。まあ、今年は予定よりも収穫が一気になっていまって、他のことに手が回らなくなってる。これはよくないなと。
予定外のことが起こっても対応できる。『想定外』という言葉を使わなくてもいいようにあらゆることを想定し、そのイレギュラーなことに対応できる方法を考えてみる。
まあ、早い話が「余裕を持って事に当たれ!」ってことかな。
この辺を考えながら来年の展望を考えていかないと。
・・・うーん、頭がパンクしそうだ(汗)w
さて、今日の一枚はこれ↓
ブロッコリー畑で見つけたブロッコリーの『先祖返り』。緑色のカリフラワーですw
時々こういうのがあるんだけど、これはこれで面白い品種になるなあ~と思ってたりしてる。
確かまだ緑色のドーム型のカリフラワーって商品化されてないよな?(ロマネスコは緑だけどドーム型じゃないしね。)
是非種苗会社さんには商品化してもらいたい品種ではある。
まあ、需要が見込めるのであれば、だけどね(笑)
これだけ冷えてくるとブロッコリーの成長もかな~りゆっくりになってきたので、ブロッコリー祭り終了!
ふ~、今年もなんとか乗り越えたw
これで溜まってる他の仕事にも手をつけられます♪
が、本当はもうちょい作業効率を上げたい感じ。まあ、今年は予定よりも収穫が一気になっていまって、他のことに手が回らなくなってる。これはよくないなと。
予定外のことが起こっても対応できる。『想定外』という言葉を使わなくてもいいようにあらゆることを想定し、そのイレギュラーなことに対応できる方法を考えてみる。
まあ、早い話が「余裕を持って事に当たれ!」ってことかな。
この辺を考えながら来年の展望を考えていかないと。
・・・うーん、頭がパンクしそうだ(汗)w
さて、今日の一枚はこれ↓
ブロッコリー畑で見つけたブロッコリーの『先祖返り』。緑色のカリフラワーですw
時々こういうのがあるんだけど、これはこれで面白い品種になるなあ~と思ってたりしてる。
確かまだ緑色のドーム型のカリフラワーって商品化されてないよな?(ロマネスコは緑だけどドーム型じゃないしね。)
是非種苗会社さんには商品化してもらいたい品種ではある。
まあ、需要が見込めるのであれば、だけどね(笑)
2011年11月23日
昨日の朝、初霜降りました。
一度霜を喰らえば、ブロッコリーの成長もブレーキがかかります。
これでようやくブロッコリー祭りも終了宣言出来ますw
ブロッコリーは寒さに当たると甘味が増えるんだけど、品種によっては食べる部分の花蕾(からい)がちょっと紫がかった色になる。
これが『市場』的にはマイナス評価なんだけど、逆を言えば紫がかったブロッコリーは甘味が増えてるってことです。ブロッコリーを選ぶ際の参考にしてみてね(ちなみに、寒さにあたっても紫色にならない品種もありますw)。
さて、霜を喰らえば畑の雑草も一変します。
例えばこの雑草↓
名前はよくわからないけど、俺は通称で『霜枯れ草』と言ってます。
こいつは霜にメチャクチャ弱くてですね。
昨日のように初霜が降りた日には、お昼頃にはこんな感じに一気に枯れます↓
俺はこの雑草を見て「ああ、初霜が来たんだな」と。
そして黒くなった『霜枯れ草』が完全に枯れて畑から見えなくなったその時が、俺の感覚で『冬』。
わかりづらい季節の節目。
だけど俺は雑草一つで『冬』宣言♪
今年はいつ冬宣言できるかな~♪
2011年11月22日
2011年11月21日
なりふり構わず包丁振り回してブロッコリーを狩ってた先週末。
その甲斐あって、なんとなくだが、ブロッコリー祭りのゴールが遠くの方にチラってみえた!!
多分、今週中には祭りは終了できそう♪
毎日霜が降りるようになると、ブロッコリーの品質も良くなくなるので、その前にケリをつけようと思います。
さて、話は変わるが、野菜全般的に市場価格が安値です。
これは11月が予想以上に暖かく、予定よりも早く野菜が成長、前倒し出荷となっているから。
思い出したんだけど、俺が市場に価格決定権がある市場出荷でなく、自分で価格決定できるスーパー出荷に切り替えるきっかけになった出来事があったのも、8年前の今の時期。
その年はブロッコリーの大豊作の年で、市場にはブロッコリーが溢れててさ。
収穫のピーク時に、いつも出してる地方市場だけじゃ置ききれなくて、たまに持っていっていた、ちょっと離れた大きめの市場にブロッコリー持って行ったんだ。
でもさ、市場の従業員にさ、「ああ!?ブロッコリー持ってきたの!?ブロッコリー溢れてんの見てわかんねーのかよ!?」とあからさまに嫌な顔されたんだ。
まあ、普段持ってきてない奴が、ここぞとばかりに溢れてるブロッコリー持ってきたら嫌な顔もするのも当り前なんだけど、でもそこは「お願いします!」と頭下げてさ。従業員に「ケッ!じゃああの隅に置いておけよ!」って言われて何とか30箱だけ置かせてもらってさ。
で、その日は帰ったんです。
当時、ブロッコリーを入れる段ボール箱は一枚60円で、その中にブロッコリーを大きさをそろえて5~8個入れたものを出荷してたんだ。
当時の平均的な市場価格はブロッコリー一箱500円前後が相場だったから、ブロッコリーが市場に溢れているとはいえ、一箱200円以上(30箱だから6000円以上)で売れるかなって思ってたんだ。
でもね、翌日電話で市場に問い合わせてうちのブロッコリーの価格を聞いて力が抜けたんだ。
その時の俺の出荷したブロッコリー一箱の取引価格は、
50円。
ブロッコリー入れるダンボール一箱60円なんですよ?
朝からブロッコリー収穫して、60円のダンボール箱にブロッコリーが5~8個入って、かつ、その市場までガソリン使って往復2時間かけて市場まで持っていったのに、
その日のその市場での売り上げは、
たった1500円。
・・・その時、俺は決めたんだ。
「自分で価格を決められる農業のやり方に変えよう」って。
それから、色々動いてさ。んで、今現在では自分で価格を決められるスーパー出荷がメインになってるというわけです。
卸売市場の必要性っては十分理解しているし、なくてはならないものだと思う。うちもいまだに、馴染みの市場には定期的に出荷してるし(まあ、ブロッコリーは出荷することないがw)。
でも、卸売市場だけに頼った農業経営では、もう都市近郊農業で生き残っていくことはできない時代なんさ。
農業経営ってのは画一的な答えがあるわけじゃない。
その地域にあった、自分にあった農業経営ってのがある。
それを早めに見つけることができれば、もっと農業って面白くなると思う。
そして、長く続けることができる。
『時代にあった農業経営をしろ』
これは今は亡き14代目の言葉。
その言葉を毎年野菜が安くなると思いだして、戒めとし、自分に問いかける。
「おい、お前。時代にあった農業経営してるか?」
その甲斐あって、なんとなくだが、ブロッコリー祭りのゴールが遠くの方にチラってみえた!!
多分、今週中には祭りは終了できそう♪
毎日霜が降りるようになると、ブロッコリーの品質も良くなくなるので、その前にケリをつけようと思います。
さて、話は変わるが、野菜全般的に市場価格が安値です。
これは11月が予想以上に暖かく、予定よりも早く野菜が成長、前倒し出荷となっているから。
思い出したんだけど、俺が市場に価格決定権がある市場出荷でなく、自分で価格決定できるスーパー出荷に切り替えるきっかけになった出来事があったのも、8年前の今の時期。
その年はブロッコリーの大豊作の年で、市場にはブロッコリーが溢れててさ。
収穫のピーク時に、いつも出してる地方市場だけじゃ置ききれなくて、たまに持っていっていた、ちょっと離れた大きめの市場にブロッコリー持って行ったんだ。
でもさ、市場の従業員にさ、「ああ!?ブロッコリー持ってきたの!?ブロッコリー溢れてんの見てわかんねーのかよ!?」とあからさまに嫌な顔されたんだ。
まあ、普段持ってきてない奴が、ここぞとばかりに溢れてるブロッコリー持ってきたら嫌な顔もするのも当り前なんだけど、でもそこは「お願いします!」と頭下げてさ。従業員に「ケッ!じゃああの隅に置いておけよ!」って言われて何とか30箱だけ置かせてもらってさ。
で、その日は帰ったんです。
当時、ブロッコリーを入れる段ボール箱は一枚60円で、その中にブロッコリーを大きさをそろえて5~8個入れたものを出荷してたんだ。
当時の平均的な市場価格はブロッコリー一箱500円前後が相場だったから、ブロッコリーが市場に溢れているとはいえ、一箱200円以上(30箱だから6000円以上)で売れるかなって思ってたんだ。
でもね、翌日電話で市場に問い合わせてうちのブロッコリーの価格を聞いて力が抜けたんだ。
その時の俺の出荷したブロッコリー一箱の取引価格は、
50円。
ブロッコリー入れるダンボール一箱60円なんですよ?
朝からブロッコリー収穫して、60円のダンボール箱にブロッコリーが5~8個入って、かつ、その市場までガソリン使って往復2時間かけて市場まで持っていったのに、
その日のその市場での売り上げは、
たった1500円。
・・・その時、俺は決めたんだ。
「自分で価格を決められる農業のやり方に変えよう」って。
それから、色々動いてさ。んで、今現在では自分で価格を決められるスーパー出荷がメインになってるというわけです。
卸売市場の必要性っては十分理解しているし、なくてはならないものだと思う。うちもいまだに、馴染みの市場には定期的に出荷してるし(まあ、ブロッコリーは出荷することないがw)。
でも、卸売市場だけに頼った農業経営では、もう都市近郊農業で生き残っていくことはできない時代なんさ。
農業経営ってのは画一的な答えがあるわけじゃない。
その地域にあった、自分にあった農業経営ってのがある。
それを早めに見つけることができれば、もっと農業って面白くなると思う。
そして、長く続けることができる。
『時代にあった農業経営をしろ』
これは今は亡き14代目の言葉。
その言葉を毎年野菜が安くなると思いだして、戒めとし、自分に問いかける。
「おい、お前。時代にあった農業経営してるか?」