2013年03月
2013年03月30日
ネギに続いて播くのはトウモロコシ。
今年はこの品種で行きます。↓
ナント種苗の『おおもの』。
毎年、この『おおもの』と色々な別品種を同じ条件下で比較栽培していたのだが、イエロー系トウモロコシでこの『おおもの』を超える大きさの品種は見当たらなかった。なので、今年は全量『おおもの』にします。当然、大きさだけじゃなく、味の方も大満足な品種。ちなみに重量は480g~500gと安定してます。(他の品種は400g~450gが主流)
お客様は、なんだかんだいって大きいトウモロコシを望んでいる。
ネームバリューから言えば、『ゴールドラッシュ』や『味来』もいいんだけど、『おおもの』と比べた時の見た目のインパクトが弱いんだよね。実際、品種名伏せて並べて販売すると『おおもの』から売れていくし。
今年はネギと同様にトウモロコシも増産予定。ただ、種蒔きは4月中~下旬までに終わらせて、カメムシが大量飛来する前に収穫を終えられるようにしたいと思います。
2013年03月29日
春は種蒔きと定植の繰り返し。
昨日はネギの播種をしました。写真は研修生柳原君ネギの種まきの図w↓
今年もネギはチェーンポットで育苗してひっぱりくんで定植します。
播種量は去年の1.5倍ぐらい。今年はネギでガッツリ稼ぎたいと思います。w
それと、昨年試験的にチェーンポットのCP303-15、一穴4粒~6粒播きを試した結果、CP303-15で一穴4粒播きがうちにとって『最適な作付形態』(2L~3Lサイズが揃う、播種・定植作業時間の短縮、使用育苗トレー枚数・培土のコスト削減など)と判断し、今年は全量『CP303-15、一穴4粒播き』でいきます。
ネギ専用のチェーンポット(CP303)より総体的に一株当たりの株間が広がり、その分作付面積が増えて土寄せ作業にかかる時間や農薬の使用総量が増えますが、それでもこの方法の方がお客様が欲しいサイズ(2L~3Lサイズ)が増えるので、収支はプラスになると思います。特にスーパー出荷では泥ネギとしてガンガン出荷しますw
今年はネギをさらに頑張るぞー!!
2013年03月14日
で、その大風により、先日研修生柳原君と一緒に張ったトンネル、見事に飛ばされたさ・・・(遠い目)↓

でも、幸いマルチにはダメージなかったのでホッと一息。
風が弱まった夕方に、風で剥がされたトンネルをチャチャっと直しました。
(昨晩雨が降ったので、雨に当ててからトンネル直してもよかったかな~とチョイ後悔してるが。)
昨晩の雨で少しは乾燥が落ち着くかなと期待。
土が湿っているうちに、サニーレタスとスナックエンドウの苗を定植しなきゃ。
さて、本日のつぶやき。
日本政府として、近日中にTPPの「交渉」への参加表明するみたいですね。
「後から交渉参加した国には、もう決まってることは蒸し返して議論しないよ」と言ってる交渉テーブルに日本は着席するわけです。
で、今後、今まで決まっていたことも丸飲みして、なんかよくわからない状況でTPPに参加した場合、日本にとって必ずしもいい結果にならないことになるかもしれません。
その時、国民はどういう反応をするでしょう?
早くからTPP交渉参加を推進していた人は言うでしょう。「だから早く交渉に参加しろ!って言ったのに・・・」
はなっからTPP参加に反対していた人は言うでしょう。「だから参加するなって!って言ったのに・・・」
他にも色々自分の立場で色んな「だから言ったのに。」が聞こえてくるでしょう。
でもね、そう「だから言ったのに」的な後悔ばっか言ってちゃどうしようもないと思うのね。
どんな状況・どんな環境でも生き抜く。それを考えないと。
今から色々イメージしてさ、悪いイメージしちゃったら今からその対処を考え実行しておくのが、生き抜く力に繋がると思うわけです。生活でも、経営でも、なんでもね。
どんなに今繁栄してても10年後に死んでたら負け。
どんなに今ギリッギリでも10年後に生きてたら勝ち。
俺は生き残ることを必死で考えて実行していこうと思います。
2013年03月09日

「絶対就農する!」という確固たる目的を持ち、出来るだけ早い独立就農を目指す彼。
とにかく色んなことを吸収しようとしているのが感じられる。まるで渇いた畑に雨が降って、一気に成長する野菜のようw
彼のそんな意気込みに、うちとしても大いに応えるべく、彼には俺や親父と一緒に、種まきや荷作り、その他栽培管理などなど、うちのやってる「動き」を一緒にやってもらう方針です。
実際の農作業の流れがわかる方が、彼にとってもプラスだし、彼が一緒に作業してくれれば、農作業の軽減となるのでうちらにとってもプラスなわけです。
彼が加入して数日ですが、これが家族以外の働き手を入れるメリットか!と今まさに感じているところです。
ま、そう感じられるのも柳原君がよくやってくれるおかげなんだけどw
そして、柳原君がうちにくるようになって、上原農園としても変化が。
今まで一日の動きは、ざっと仕事の段取り決めつつも、臨機応変にお互いの動きを察しながら動いていたのだが(笑)、彼が入ってくれたおかげで、今まで以上に仕事の段取りについて親父と話すようになりました。
「どういう仕事の段取りが最も効率的かつ、彼にとってプラスになるのか?」
それを家族で話会いながら、一日のスケジュールを組み立て、それを全員が把握できるような体制作りを、思考錯誤しながらつくるようになりました。
これは今後雇用を入れることを視野に入れている上原農園にとって、非常にいい経験でとても大事なこと。
彼だけでなく、上原農園にとっても、彼の『研修』は大きな学びのチャンスになりそうな予感ですw
2013年03月06日

え?写真ちっちゃいって?
え?横向きでみづれーよって?
すみませんね、携帯スマホに替えてから、写真が上手くアップ出来なくて(汗)
話戻します。
彼は柳原君。彼の細かいプロフィールは追々。
で、今まで積極的に(?)に研修生を加入しようとしていなかった我が上原農園ですが、なぜ突然研修生を加入することになったかといいますと、ぶっちゃけ「タイミングが良かった」の一言に尽きます。
正直、家族経営の限界ってのが見えてきまして。このままじゃあ、家族のだれかが仕事出来なくなったらマジでキツクなるなと昨年痛感しまして。
で、研修生なり雇用などについて家族で話してたとき、「自宅から短時間(30分以内)で通勤してもらえる距離の人」「若い人」「農業を本気でやりたい人」などなどの話がでてまして。
そんな話をしていたタイミングで、久松農園さんから「上原さん、入間市在住の新規就農希望の人がいるんだけど」との連絡が。
これぞ渡りに船。
一度会ってみて、彼の人柄っつーか、話をしていると「ビビッ」ときたわけです。
「あ、俺、こいつと一緒に仕事したい!」って。そう思ったの。
俺の直感ですw
彼は新規就農希望をしていて、しかも入間市在住、近郊での就農を希望している。
通勤時間20分。若い(28歳)。当然やる気もある。
ほら、上原農園が希望していた人物にドンピシャw
つーわけで、彼は上原農園史上初の研修生として加入することになりました。
うちとしても初めての研修生ということで、お互い色々勉強になると思います。
彼が上手く行ったら、うちも常時雇用なんかも視野にいれているので、うちとしても経営の幅が広がるかな。
柳原くん、よろしくね!!