2013年05月
2013年05月06日
ゴールデンウィーク真っ只中の昨日、キュウリの定植しました。
新兵器「ウエラック」でマルチに穴をあけて・・・↓
先日、作業場の戸棚の上に安置されているのを発見!
親父がいつ買ってたかわからんが、全然使ってなかったらしく新品w
長い棒の先端がまがってとんがってるので、次に開ける穴の位置に目印をつけられるスグレモノ。
穴をあけたら、苗は浅めに定植していきます。↓
苗の土が1cmぐらい出るように浅めに定植することで、根の緑化による病気の予防を狙います。
また、接ぎ木苗だから、深植えしちゃうと穂木のほうから根っこが出ちゃって、接ぎ木の意味がなくなっちゃう。だから浅植えにするのさ。
昨日は約400株を定植!↓
一人でこつこつやったので結構時間かかってしまったけど、植え終わったときの充実感はありましたw
収穫時期が楽しみ・・・いや、はじめだけ楽しんで、あとは収穫に追われるんだろうな~(汗)
毎年、播種や育苗は自分でやってたんだけど、今年の一発目のキュウリの苗は全量、苗の生産メーカーから買いました。
理由は、キュウリ栽培におけるトータルコストの削減。
苗購入より種から蒔いたほうが、資材費的には低コストなんだけど、キュウリの苗の育苗にかかる作業時間が意外と多いことに気付きまして。これ、時給換算するとえらい額だぞと。
んで、逆に今までキュウリの育苗にかかっていた作業時間を他の野菜にかけられたら収益プラスになるんじゃねーかと。そう考えまして、今回はキュウリの苗を購入したというわけです。
一つの作物を単作するなら種まきからやったほうが、コストはかかんないんだけど、複数の作物を同時に栽培する場合は、他の作物との兼ね合いをうまく見極めて苗購入したほうがコストがかからない場合が多い。接ぎ木苗が必要なキュウリ栽培なんかまさにそうだよね。
特に春~初夏に定植する苗は自家生産の場合、育苗に失敗したときのリスクが高いからね。
今年の春~初夏にかけて定植する作物のうち、その辺りのことを考えて来年の作付け計画に生かしていきたいと思います。
2013年05月03日
「おい!ブログ更新の頻度あげてくんじゃないのか!」と突っ込まれそうなくらいご無沙汰してます。
ども、A-GYOです。
ネタがなかったわけじゃありません。ただただ、PCを開かない日が続いただけです。
いや~メールチェックをスマホでできるようになると、PC開かない日が増えて増えてw
便利すぎると人間サボりますね、はい。
さて、近況報告から。
リーフレタスの収穫が始まりました。
品種は「グリーンウエーブ」、播種2月4日。定植は3月23日。
もうちょい大きくしたいところですが、出荷品目が少ない時期、「品数もってきて!」との取引先のスーパーの要求もあり収穫開始です。
また5月の半ばからサニーレタスも収穫予定。
で、今日のネタはサニーレタスの雑感。
この写真を見てください。↓
右側と左側、播種日も定植日もマルチ+ビニールトンネルという栽培方法も同じ。
ただ一つだけ違う資材を使った結果、葉の色が変わりました。
何を使ったかというと、「不織布」。
左側の作にだけ、定植後すぐ不織布をべた掛けしました。
不織布を使った狙いは保温して生育日数の短縮だった。
だけど、葉にきれいな赤が入るサニーレタスの特性を打ち消す結果に。
ある程度の低温に当たらないと葉にきれいな赤がのらないサニーレタスにとっては、不織布の保温は逆効果だったのかなと。
しかも、生育日数も思ったほどの差が出ないし。
ひと手間かけて失敗した悪例になってしまった。
お客さん的には、「サニーレタスと言ったら葉にきれいな赤が入るほうがいいでしょ!」という判断で商品を購入する場合が多いと思われるので(実際はそうではないかもしれないが)、サニーレタスには不織布は使わないほうがいいのかなと。
逆に寒かろうが、暑かろうが葉の色が変わらない緑色のリーフレタスには、もしかしたら生育期間短縮という効果があるかもしれないが。
この辺はさらに考察しないと。そもそも不織布はべた掛けよりも少し浮かしたほうが保温効果が高いという情報もあるしね。
来年に向けて宿題ができましたw