2010年01月14日
俺さ、今まで、「補助金なんざいらねえ!」とか「補助金もらったら経営的に負け!」とか散々ほざいてきました。
が、先日あることをきっかけに色々考えまして、『納税した金額の範囲内で補助金を使おう!』って考えに至りました。
そうです。脳内の政策転換します!
なんで、あんなに補助金を毛嫌いしていた俺がこんな風に考えるようになったかというと、年始のあるニュースを見てて。
そのニュースとは、
「年越し派遣村。交通費をもらって消えた。」
まあ、ご存知の方も多いと思いますが、年越し派遣村にいた、数十名の不届きな輩が、就職活動用に支給された交通費(二万円だっけ?)を貰うなり、何も言わずに村から消えたというもの。
他の報道だと、支給されたお金を酒やたばこに使っている輩もいるとか。
もちろん支給されたお金は税金。
これみてさ、なんかこう腹に湧き上がるものがありまして。
税金納めてもそれが有効に使われていない場面を過去に何度も見てきたけど、ここまでの感情はなかった。
んで、俺考えたんさ。
こんな税金の使い方されるくらいなら、俺が税金使って稼いで、さらに国に税金払ったるわ!と。
よく考えたらさ、上原農園はそれこそ、『税金』を『年貢』と呼んでいた時代から納税してたわけじゃん。
だからこそ、その納めた税金やその使い方に対してもっとシビアにみるべきだったんだよね。
もちろん使う補助金は、「補償」とか赤字分の補填とか、そういうネガティブな種類の補助金ではなく、農機具を買う時の投資として補助金、経営をさらに軌道に乗せたいという、ポジティブな補助金の種類だけを使おうと思います。
んで、納めた分より多く補助貰っても仕方ないから、『納税した金額の範囲内で補助金を使おう』と思います。
今年から、俺、補助金使う使わないを感情論だけで見るのはもうやめて、
リアルに、したたかに腹黒く、黒字経営論として補助金を使っていこうと思います。
もちろん、補助金使った分だけ収益あげて国に納税します。
貰うだけ貰って返さないんじゃ、詐欺と一緒だからさ。
さて、覚悟決めたことだし、2年以内に補助金使ってビニールハウス建てるか!
これから、補助金の勉強しようっと!
さ、腹黒いA-GYOの一面を見せたところで仕事行きたいと思います。
じゃ、行ってきます!!
トラックバックURL
この記事へのコメント
ポジティブな補助金利用、大共感です。
補助金にぶら下がる経営はやはり問題ですが、
補助金を投資に使って新たな発展が望めるならば、
それは「活き金」だと思います。
でもって、
「減反参加でも認定農業者OK」は
衝撃でした。ある意味風が吹いた気分です。笑
コメントありがとうございます!
やはり農業に対する税金の使い方は、補償ではなく投資に使われるべきです。
しかし、「減反不参加でも認定農業者OK」はタイムリーな話題だっただけにびっくりしましたね~。
完全に石井さんに追い風が吹いてますね(笑)