2011年01月22日
『旬(しゅん)』、それはその食べ物の一番美味しい時期のこと。
さて、突然ですがここで問題です!(ジャジャン♪)
Q:鰻(ウナギ)の旬とは一体いつでしょう?
「うーん、えーと・・・、夏バテ予防に土用の丑の日に食べるから~、ウナギの旬は『夏』!!」
ブー、残念。
正解は今の時期、『冬』です!
鰻ってのは、今の時期が一番脂がのってうまいだそうです。ラジオで言ってました。
鰻ってさ、旬は『冬』なのに、イメージ的に『夏』って感じだよね。
なんで、こんなことになってるかっていうと、江戸時代、夏場鰻が売れなくて困った鰻屋の店主が江戸の有名な発明家(?)平賀源内に「源内先生よ~、夏に鰻が全然売れねーんだけど、なんとかなんねか?べらんべぇ!」と相談したところ、源内さん「んじゃ、土用の丑の日に鰻喰うと夏バテしねーよ!って宣伝したらどうだい?べらんべぇ!」となったのがきっかけだったそうな。
つまり、売れない時期にモノを売ろうとした結果、『旬』の時期よりも売れなかった時期の方が販売量が伸びてしまったという結果になり、それに伴って『旬』の意味も変わってきてしまったわけです。
『旬』=『美味しい』というよりも『旬』=『たくさん量がある』って感じにね。
もちろん、ウナギは特に、『旬』のイメージが変化してしまった代表だけれど、鰻以外にもそういうことが当てはまってきてはいませんか?
はい、これを踏まえて本題。
昨日我が家の朝食のサラダにトマトが出ててさ、長女が「トマトっていつの食べ物?」って聞いてきまして。
トマトの旬はトマトの原産地の気候と似る『春』が一番美味しい時期、つまり『旬』と言われているので、『いつの食べ物』=『旬の食べ物』と理解した俺は、長女に「トマトは春が『旬』の野菜だよ」といったら、じいちゃん、ばあちゃん、妻から大ブーイングが!
家族一同「トマトは夏が『旬』だろう!子供に間違ったことを教えるな!」
俺「えええ~?」(マスオさん風)
いや、確かにイメージ的には『夏』が旬ですよ、でも、一番美味しくて、ぶっちゃけ、味に「ハズレ」が少ない時期、つまり『春』が本当の意味での『旬』じゃねーの?と。
俺は家族に反論しましたが、
「あんたの言ってることは正しいかもしれないけど、一般常識的に子供に教えるならば、トマトは夏の野菜って教えなきゃ!」と一蹴。
子供の「いつ」という言葉を本当の意味での『旬』と理解してしまった俺。
子供の「いつ」という言葉を最近の意味での『旬』と理解している家族。
俺は、(・・・なるほど、言葉の意味ってのは、時代に応じて変化してくというけれど、その境目に立たされる人々は、こういう光景を繰り返して、徐々に変化していくんだな)と思いました。
皆さんの身の回りにも、こういうことってありません?
最後に一言。
本質を理解し受け止めることと、周りの状況を見て受け止めることは、見た目や結果が同じことだとしても、内容が全然違う。
俺は本質を理解して受け止めていきたなと思います。
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この記事へのコメント
言葉って大事と言うことに、気付かされました。
旬の議論が目に浮かびます(笑)
よくあるよね~、そーゆーの。
時代もそうだし、場所や環境でも全然違う。
子供が何を知りたいかが本質な気もするな~。
どうかな?

農家でウチが習ったトマトの旬は
立夏以降
なのですが、「走り・盛り・名残り」と「促成&露地栽培」の説明、
そして「立春・立夏・立秋・立冬」の時期確認が必要な人が相手で、
カナリ時間が経ってしまった思い出があります。
ちなみに、食育の教科書には「品種によって異なる」と書いてありました(笑)
初コメントありがとうございます!
『旬』の使いどころがあやふやで困ってます(汗)
本当に言葉って面白くて難しいです(笑)
>あさがお様
コメントありがとうございます!
>子供が何を知りたいかが本質な気もするな~。
そうなんですよね、やはりそこなんですよね!
…が、長女はまだまだ言葉のボキャブラリーが豊富ではないので、ニュアンスを汲んで答えないとけない。
ここが子からの質問に返答考える親の難しさです(笑)
>koko様
コメントありがとうございます!
『旬』については、やはりうちだけじゃなく、他のところでも似たような議論になっているんですねえ~☆
>ちなみに、食育の教科書には「品種によって異なる」と書いてありました(笑)
・・・これは使える!!ありがとうございます♪
