2011年06月15日

梅雨の晴れ間(っても曇りがちだけど)にやるべきことの一つに、トウモロコシのビニールマルチ剥がしがあります。↓

toumorokosimaruchihagasi2

トウモロコシってさ、ビニールマルチ張りっぱなしでももちろんできるんだけど、問題はその後片付け。

トウモロコシはビニールマルチを張ったままで大きく成長すると、トウモロコシの地際の茎から出てくる根っこがマルチを貫通して土の中に伸びていくんだ。

そうすると、いざ収穫終わって片付けようって時に、マルチ剥がすのが非常に困難で時間がかかって、正直、面倒この上ない作業になるわけです。

なので、トウモロコシが膝くらいの高さに成長した時にビニールマルチを剥いでおくと、後々楽できるというわけです。


ちなみに、剥いだビニールマルチはどうするかというと、↓

toumorokosimaruchihagasi1

写真のように畝間に放置することはせず、すぐに片付けます。

去年は、「よし!このビニールマルチを畝間に敷いておけば草を防ぐはず!」と思って畝間に放置にしておいたら、結局ビニールマルチの上にトウモロコシが倒伏して非常に片付けづらかった。(汗)

なので、今年からは放置せずに、すぐに片付けることにしました。
まあ、草は耕運機や人力で除草した方が良いって結論です。
何事もほどほどが大事。

それを考えず、何でもかんでも利用して楽しようとすると、結局後々苦労が来るよってことです。

つまり、

「後片付けまで見通して行動する」

それが農業では大事なこと・・・ってあれ?


これトウモロコシのマルチ剥がしだけじゃなくて、


原発にも同じことがいえる気がするね。


・・・原発推進派の人にはトウモロコシのビニールマルチ剥がしをしなかった畑の片付けを体験してもらいたいですな。

農作業で人生学べますね(笑)



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 07:33│コメント(2)トラックバック(0)農作業ネタ | つぶやき

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この記事へのコメント

1. Posted by りっつ   2011年06月15日 07:58
ちょうど昨日見学にいった農家さんで同じ作業を教えてもらいました。
トウモロコシが大きくなりすぎると大変な作業ですもんね。
しかも水分吸ったビニールマルチって重いですよね・・・

シュナの旅、読みましたよーーーーーーーーーーーーー!!!!!
2. Posted by A-GYO   2011年06月16日 05:53
>りっつ様

コメントありがとうございます!
トウモロコシのマルチ剥がし、トウモロコシを作る上で必須の作業になってきましたね(笑)今ここでマルチ剥いでまとめて縛って乾かしておけば軽くなりますしね。
本当は「生分解マルチ」を使う方法もあるのですが、それだと普通のマルチの3倍くらい高いし、初期の雑草を抑えきれないんですよね。なので、労働コストと資材コストを天秤にかけた結果、普通のマルチ+途中ではがすってのが一番バランスとれるのかなとw


あ、シュナの旅、読みましたか!
感想はどうですか?ラストの盛り上がりが弱めなので映像化はなかなか難しいかもしれませんが、「自殺種子」が世に広まった結果の未来を暗示しているこの作品は、遺伝子組み換えを議論する人だけでなく全ての人に知ってもらいたい作品です!

それにしてもナウシカといいシュナといい、宮崎駿の世界観は未来の予言書みたいですよね(汗)

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