2012年10月05日
去る10月3日、農家のこせがれネットワーク主催の「こせがれ限定交流会」にゲストとして参加しました。
集まったのは農家のこせがれ&こせがール(親や親類が農家)総勢10名。
スタッフ銀鏡さんの手作り料理を食べながら、代表宮治さんに見守られながら(笑)、その方達の前で、自分の今までの農業経営とこれからの農業経営、そしてこせがれの方達へのアドバイスなどを話させていただきました。
あー緊張したw
言葉は拙いけど、自分の伝えたいことはなんとか話せました。
あとは話を聞いてくれた「こせがれ」の方達が、俺の話をそれぞれのなかで咀嚼して必要なとこだけ血肉にして頂ければ本望です。
俺の話を真剣に聞いてくれたこせがれ&こせがール方、またこういう機会をくださった代表の宮治さんとスタッフの銀鏡さんにこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、今回の話を考えるにあたって、非常に良かったことは、それまでの自分の歩みとこれからの方向性ってのを文章にして客観的にまとめたことで、それまでのこと、これからのことを頭の中でしっかりと整理出来たことです。
だから多分、今回のこせがれ限定交流会に参加して一番良かったのは俺だと思う。(爆)
お話しさせていただいた内容でこせがれの方にアドバイスしたことは自分にも当てはまることもありました。
特に『身の程を知る』ってこと。
今の自分の好きなこと、嫌いなこと、出来ること、出来ないこと、やりたいこと、やりたくないこと、何を優先し、何を後回しに出来るかってことなど。そして、自分の今置かれた環境を客観的に知って、それらを組み合わせて自分にあった『農業のカタチ』ってのを考える。
これは、これから就農考えてる人だけじゃなく、農業やってる俺も、毎日自問自答して考えなきゃいけないことだ。
例えば「今出来ないこと」でも、その時置かれた自分の環境の状況次第じゃ「やりたいこと」になり、「今出来ない、でもやりたい」ってことを「優先する」って判断をする場合だって有り得るのである。
主観的な自分と客観的な自分。
それを組み合わせることによって自分なりの『農業のカタチ』ってのが生まれてくるんだろうと思う。
農業ってのはこれやったら「常に大成功」するってマニュアルはない。
なぜならマニュアル化された時点で『それからの大成功』はなくなるからだ。
常に変化する環境、社会情勢、それらの「時代」に合わせながらも「自分」にあったことをする。
それが上原家家訓
『時代に合った、自分にあった農業経営をすべし。』
ってことです。
俺は『農業』って大きな流れの川の中を、色々柔軟に動き回る『亀』でありたい。
そんなことを考えた帰宅途中の電車の中でした。
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この記事へのコメント
私、講演で最後に必ず上原家家訓の話をさせて頂いてますよー。
またお会いしたいですね。
コメントありがとうございます!
公演のネタにしていただき、恐縮ですw
是非また会いたい!!
出来れば「タイマン」でw
年内は勘弁してくださいって!!w
年明け、年明けでお願いします!!!