2012年10月10日

昨日、『ソトコト』という月刊誌の取材を受けました♪何でも『ソトコト』の12月号で若手の農業者特集をするということで、そのその若手農業者の一人として取材されました。w
掲載号は12月号(来月11月5日発売)なので、もしよろしければ書店やコンビニなどでお手にとってくださいね♪

さて、本題。

最近、講師やら雑誌の取材などで自分の農業のことを人に話すことが多くなったおかげで、それまで漠然としていた、正確にはまとまっていなかった「現時点での自分の農業経営の方向性」が自分の頭の中で明確になってきた。
伝えたいことが明確じゃないと人に伝えるのは難しいからさ。
人に伝えたいがために頭の中を整頓できたのは自分にとって大きなメリットだ。

と、いうわけで、頭の中が整理できてるうちに、今日は現時点での農業経営の方向性について思っていることをざっと書いてみようと思う。多分乱文になるがご容赦を。


まず、自分の農業やってる場所「都市近郊」という立地を活かした『地域密着型農業』。
販路は自宅から半径15km圏内のスーパーの地場野菜コーナー。
そこで、『鮮度』に特化した販売戦略を組み立てる。
鮮度が特に重視される品目をピックアップし、それらを上手く栽培計画に練り込み、1年365日常に何かしらの農産物を出荷できる形態を構築する。

『鮮度』に特化した経営のカタチをより効率化するために、当分の間は加工品(第2次産業)には手を出さない。
だから、いま盛んに言われている『農業の6次産業化』は目指さない。
しいて言うなら「生産」の1次産業と「顧客への情報サービス『など』の提供」の3次産業を足した『農業の4次産業化』を目指す。


地元のお客様のニーズに対して自分なりに応えていくことが地域密着型農業では大切なこと。
販路を外に求めるもの良いが、まずは自分の地元に目を向ける。探せが大きなチャンスがある。
だって『都市近郊』って立地はすぐそこにお客さんがたくさんいるんだから。
このカタチが現時点での『都市近郊農業』の生きる最良の道なのかなと。

作物は適地適作が基本中の基本であるように、農業経営もその土地に合ったやり方がある。
だから全国一律のやり方したって非効率的だし、みんな同じことやったら結局は潰し合いになっちゃう。
だから『生き残る農業経営』ってのは、他人が用意したものではなく、自分で苦労しながら創りあげていくもんだと思う。

自分が創りあげることで、自分に合った経営スタイルってのができる。
それが楽しくストレスなく、長~く農業経営やっていけるコツなのかなと。

俺は農業という大きな枠の中で柔軟に臨機応変に変化する農業経営のスタイルが、一番最強の農業経営スタイルだと思う。

自分だけの農業経営スタイル、皆さんも一回探してはいかがですか~♪



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 07:15│コメント(0)トラックバック(0)経営論 | 

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