2013年10月03日

先日、来年4月から消費税増税が決定した。
政府ってか総理は「全額社会保障に当てます」とか言ってるけど、現在の社会保障の予算を増税分(消費税3%分)カットして、そのカットした部分を消費税で補てんして、浮いた予算で経済対策とか、まあ、他のことに使うんだろう。
ちょっと考えればわかることなんだけどね。嘘は言ってないけど、言うべきことを言ってないって話。
これで、説明したとか言われても、ねえ、って感じですが。

ま、ともかく消費税が5%から8%に引き上げられることは確定したわけです。

さて、消費税増税した場合、野菜を売ってる農業者としては、価格をどうしようかって話。
前回の3%から5%に上がった時は、なんだかんだでこっちが増税分のコストを負担することになったからね。コスト削減で表示価格維持という形になり、完全に割喰った感じ。

今回もそうだが、野菜は価格が安定しない商品だから、消費税を含めた値段の設定に頭を悩ます。

特にスーパーの値付けはどうなるのか?ってすごく気になる。
大体どこのスーパーも値札の1の位の数字は「8」や「9」で統一していることが多い。
99円とか、198円とかね。

で、現在販売価格198円のうち、188.1円が商品の値段で消費税は9.9円なのだが、これが8%になると188.1円×8%+188.1円=203.148円。
まあ、実際小数点以下は切り捨てになるから、店頭表示価格203円になるわけだ。

で、お客さんは198円と203円、パッと見て200円以内と200円オーバーじゃ全然イメージが違う。
そのとき、お客様のことを考え198円の据え置き価格にしたら、前回みたいに割を喰うこと確実。

こればっかりは取引のあるスーパーがどういう価格設定でくるのかで大きく違うかな。
理想は、消費税増税分をそのまま価格に反映してくれることだけど。
まあ、大手の〇オンとかは、自分が一番だからメーカーや生産者に割を食わして来るんだろうけど、中堅もそれに倣っちゃうと、結局増税分の負担はこっちにくるのかな・・・(汗)

価格表示の見た目を優先した価格設定と原価を考えたうえで増税分をそのままプラスする価格設定。

このどちらが主流になるかわからないが、できることなら後者であってほしい。




A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 21:25│コメント(0)トラックバック(0)悩み事 | つぶやき

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