A-GYO先生!
2011年05月17日
『2年1&2組 A-GYO先生』久々の登場です(笑)
(ちなみに今回は写真なし)
昨日は2年生にミニトマトの植え付けを教えてきました。
もちろん、恒例のトマトクイズもやってきました♪(トマトの種はどれ?とかトマトの生まれ故郷(原産地)はどこ?とか。)
やっぱね、子供たちに野菜を育てるの楽しい!って思ってもらうことが、『農業を小学生の希望職業ランキング1位に!』という俺の野望を叶えるためには必須だと思うんさ(爆)
それにゲーム世代の子供達が植物を育てることで、思い通りにならなくて失敗してもリセット出来ないリアルな経験ってのに触れてもらいたいし、上手にミニトマトを育てるためにはどうしたらいいのかを考えるって経験が、今後彼らの人生にとって大きなプラスになると俺は思うしね。だからこそ、2年生にはそういう経験をしてもらったうえで、自分の育てたミニトマトを食べてもらいたい!
もちろん、失敗させないようにミニトマトの育て方をしっかり伝えるのが俺の役目だから、俺の力量も試されるし、俺にとっても非常に良い経験になるので、一生懸命頑張ります♪
さて、話題をガラッと変えます。
ツイッター上では土壌の放射性物質の除去にアブラナを作付ける方法があると流れています。
まあ、チェルノブイリの土壌浄化の実績があるからこの手法はアリだと思うんだけど、除去するまでに何年も時間がかかる=その間作物が作付られないってなことになる。
その場合、農地が復活する頃には、農業という産業自体が衰退しきってしまうと俺は思うんさ。
だからね、俺は土壌の放射性物質の除去と共に、放射性物質を吸収しづらい作物の作付も必要だと思うんだ。
もちろん、作ったものの検査は徹底して行われるべきだし、基準を超えてしまったものに関しては、原発事故の原因企業である東電と原発推進してた国に全て買い取らせればいいし。ってか原発が原因なんだがらそのくらいやって当り前だと思うしね。こっちに非はねーんだからさ。
ぶっちゃけ、原発で放射性物質が飛散して、各地で出荷制限かかった時も、俺は野菜を作り続けることを推奨してた。これは、上から降ってくる放射性物質よりも土壌に降り注いだ放射性物質を如何に除去、または生産物に放射性物質を蓄積させない方法(栽培技術や野菜の種類の選定)を考えて試していかなきゃいけないと考えたから。
あんま良い言い方じゃねーけど、これは自らの栽培野菜を犠牲にした壮大な土壌浄化への挑戦。
しかも出来た生産物(流通可能な生産物)は、国の基準をクリアしたってだけで、絶対に安心安全!って言い切れるものではない。常にリスクと隣合わせの綱渡り。
(お客さんには自己判断でって言うしかないのが、非常に心苦しい。このブログ記事事態が『自爆』なんじゃねーかと思うけど、それも踏まえて現状を受け入れないと。)
でも、自分が農業続けられ、かつ、次の世代に出来る限りツケを回さないようにする最善の策が、現時点ではこれなのかなと俺は考えてる。
そう考えないと。
次世代に出来る限りツケを回さないようにするのが、現世代が最低限やらなきゃいけないことだからさ。
ネットのニュースに近いうちに農林水産省が各野菜の放射性物質の放射能吸い上げ比率データを公表するという。(情報ソースはこちら)
農林水産省はそのデータを早期に出して貰って、それを見て、今後の作付計画も考えなければならない。もちろん、そのデータが意図的なもんだとしても、ね。
真面目に事態を受け入れて色々考え、確実にコツコツ実行してくよ、俺はね。
2010年11月13日
そして昨日、その新久小学校の2年生から素敵な贈り物をもらいました!↓

2年生からのお礼のお手紙と~
ピンク色の袋の中身は・・・↓

サツマイモのチャキンシボリ!!
先日、子供たちが収穫したサツマイモを使って手作りしてくれた一品!!
サツマイモとあんこって相性最高!!とっても美味しかったです!!
お礼のお手紙もすごくしっかり書けていて、子供たちの気持ちがすごく伝わりました!
新久小の2年生、担任の先生方、どうもありがとうございました!
今後もA-GYO先生を続けていけたらなあ~と思います!
2010年07月21日
夏休み一日目のあの解放感!!俺、この夏ハジけるぜ的なあの高揚感!!
そして、その全ては、
8月31日の「宿題が終わってねえ・・・」の一言につながります。
夏休みの課題・宿題、早めに終わらせましょうね☆
さて、そんな小学校が夏休みに突入した昨日、市内のA小学校の2年生の先生が子供たちの手紙を持ってきてくれました!↓

ほら、俺、今年の5月7日に市内のA小学校で農業の先生、通称『A-GYO先生』を務めたじゃん。
その時植え付けしたミニトマトがいっぱいとれたので、そのお礼の手紙集を頂きました!!
表紙の写真を見てわかるように、たくさんミニトマトが実ったようです♪
↓

今回もプランターでの栽培で、少しでも低い背丈でたくさん実をならせたかったので、一段目のすぐ下のわき芽を伸ばしてもらい、一株2本仕立てで栽培してもらったのだが、これが非常にいい感じだったようで♪
(このまま行けば20個~30個は収穫できそうだと聞きました。いや~良かった!!)
そして、子供達からの手紙には、
「トマトの実が赤くなってたくさん食べられました!」
「ミニトマトあまり好きじゃなかったけど、大好きになりました!」
「お父さんとお母さんも美味しいといってくれました!」
って内容の手紙がたくさん!!
もちろん一人一人から、俺に対しての『お礼の言葉』もそこにあって、本当に嬉しかったです!!!
先生、やってよかったーー!!
このプランターは夏休み前に各自家に持って帰って、夏休み中もミニトマトを収穫し続けるようなので、たくさんとれるといいなあと思います!!
子供達、そして先生方、心温まる手紙集をありがとうございました!!
2010年07月08日
朝まで爆睡(汗)
そういうこともあるよね~☆
連日の雨、本当に参ります。
畑が湿って、枝豆の種が播けねえ・・・(汗)
2日連続で雨が降らない日を望みます。
さて、5月7日に小学校に行って、A-GYO先生としてミニトマトの植え付けを行いましたが、その続報を。
B先生から「生育は順調」とのメールと写真を頂く↓

良かった~!ミニトマトが実ってる!!
全て、子供たちと先生の熱意の賜物だね!!
自分で育てたミニトマト。子供たちが、それを食べてどんなことを感じてくれるのかが非常に楽しみです!!
ちなみに、夏休み前に家に持って帰って、その後の管理は子供達がするそうです。
子供が育てたミニトマトを食べるお父さん、お母さんにも、何かを感じてもらえたら、もっと嬉しいな~♪
あ、もうこんな時間!!
枝豆収穫しなきゃ!!行ってきま~す☆
2010年05月15日
はい、一週間ぶりに登場です。
では、みなさん、呼んでみましょう!
せーの!
2年新久組ー!!
A-GYO先生ェェェ!!!!↓
わーーー!!
(授業前、リアルに子供達に囲まれました(嬉))
はい!ってなわけで、またまた入間市立新久小学校へ講師に行ってきました!
前回はミニトマトでしたが、
今回の授業内容は「サツマイモ」。
そう、子供達の大好きな魅惑の野菜、サツマイモの苗の植え付けです!
植え付けをする前に、サツマイモの事を知ってもらおうと、前回大好評だった「野菜クイズ」をしました。
今回はサツマイモ特集。サツマイモのトリビア的なうんちくをクイズにして、子供たちに出題!
俺「じゃあ、サツマイモクイズします!」
子供たち「やったー!!」
子供たちのテンションは一気に上がります!!
子供たち、本当にクイズ大好きだね~♪
早速、第一問。(あなたも考えてみてね♪)
次のうち、サツマイモと親戚はどれでしょうか?
1、『カボチャ』
2、『ジャガイモ』
3、『あさがお』
子供たちに問いかけ手をあげてもらいます。
1番、サツマイモのように甘くてホクホクだから「カボチャ」だと思う人、手をあげて!・・・お、なかなか多いね!
2番、サツマイモもイモなんだから「ジャガイモ」だと思う人、手をあげて!
・・・お、こちらも多いね~。
3番、意表をついて「あさがお」だと思う人!・・・お、さすがに少ないね~。
↓
正解は・・・・
3番『あさがお』!!
子供たち、
「エーーー!?ウソーー!?」
「やったー当たった!!」
はい、実はサツマイモ、ヒルガオ科サツマイモ属に分類されている植物で、『あさがお』と親戚なんです。
子供たちはこの答えを聞いて驚きながらも、「へー!」と感心しきり。
よし、授業にのって来てくれました♪
この後、サツマイモはどこが故郷?とか(赤道付近の南米)、なんでサツマイモって呼ばれるようになったのかとかを、歴史的なことも踏まえて説明。
ちなみに、なんで「サツマイモ」と呼ばれるようになったかというと、薩摩地方から来たイモだったから。
江戸時代、飢饉がおこったときに、九州では甘藷(サツマイモね)のお蔭で餓死者がでなかった。それを知った当時の8代将軍吉宗(暴れん坊将軍)が、青木昆陽っていう儒学者(まあ、学者さんみてえなもん)に「甘藷を研究して関東にも広めよ」って命令して、関東に広めたんだ。
その時から関東では甘藷(かんしょ)のことを薩摩から来たイモ「サツマイモ」って呼ばれるようになったんだってさ。
うんちく終わり。
さて、クイズを終えたら、場所を校庭の端にある学校菜園に移動して、サツマイモの苗の定植。↓
かまぼこ型に畝立てして黒マルチを張ったところに、鉛筆削りで削ってとんがらせた割り増しで穴をあけ、そこにサツマイモの苗を斜めにさしていきます。さしたら、土で穴を塞いで完了!
みんな上手に出来ました!
秋に美味しいサツマイモができるといいね~♪
サツマイモの定植が終わったら、このまえ植え付けたミニトマトを見せてもらって、わき芽のとり方などの管理や害虫について説明しました。↓
定植して丁度1週間。
みんな潅水をしっかりしているみたいで、順調に苗も育っています。
蕾も見えてきて、「ここの部分がミニトマトになるから大事にしてね」と言うと、「早くミニトマトにならないかな!楽しみ~♪」と子供たち(笑)。
一生懸命愛情を持って、野菜に接する子供たちを見ていると、本当に心が癒されます♪
なんていうか、自分の作った野菜を「美味しい!」と言われた時の嬉しさとは、また別の嬉しさがこみ上げてくるんだ♪
やっぱり、農業の先生やってよかった!!
今回も授業の準備をしてくれた、2年生担任のB先生、N先生本当にありがとうございました!
何かあればすぐに連絡くださいね!飛んでいきますから(爆)
自分の夢「小学生の希望職業ランキング1位を農業に!」を実現するために始めたこの出張農業授業。
小学生が農業に興味を持ってくれるきっかけになればいいと思って始めたけど、今現在、自分も楽しめるライフワークになりつつある気がする♪
子供たちも楽しんで、自分も楽しんで、その楽しそうな自分を見て子供たちが農業を楽しむ・・・こんな好循環が生まれているので嬉しい。
子供たちを楽しませるため、そして子供たちの楽しそうな笑顔を見るため、次回は今まで以上に色々なネタを仕込んで授業に向かいたいと思います!(笑)
小学生の出張農業講師のプロに俺はなります!!(爆)
あ~農業の先生って楽しい!!
これからも続けよっと♪