技術
2012年07月23日
2012年05月31日
今朝、いや、日付変わったから昨日の朝か、5時ぐらいに畑いって仕事したら、まあびっくりするほど仕事がはかどるはかどる(笑)
自分はやっぱ朝方人間なんだなとつくづく思う。仕事は朝が一番気持ちいい。
調子に乗って、早めにトマトのわき芽をとる作業を始めました。
トマトは放っておくと茎と葉の間からわき芽をガンガン生やしてしまう。
そうすると栄養は茎や葉を育てることに使われてしまい実は大きくならないわ、樹が茂って管理が面倒になるわで良いことない。
つまりこのトマトのわき芽をとる作業は大玉のトマトをとるためには必須の作業。
やり方はいたって簡単。
茎と葉の間から生えるわき芽を・・・↓

こうやってつまんで・・・↓

プチリととります。↓

これでOK。
ちなみにもう少しわき芽を大きくしてから芽かきをして、その芽かきしたものを水に挿しておくと根が出るので、それを土に挿すと簡単に苗ができます。
(この苗を使うと種代かからないし生育も早いので、密植低段どり栽培の生産者の方はよくこの苗生産方法をやってます。)
そろそろ気温も安定的に高くなってきたから、トマトやキュウリの生育がグンとよくなってきた。
近々農繁期のスイッチがオンになりそうです♪頑張るぞ!!
2012年05月22日
今日はネタ2つ。
まずは一つ目。
昨日の午前中、金環日食という天体ショーが落ち着いてから、地元の小学1年生&保育所の年長さんがサツマイモ苗の植え付けを体験しに来ました!(写真は無しw)
毎年、うちの管理している畑まで来てもらって、サツマイモ苗を植え付けしてもらって、秋にサツマイモ掘りをしてもらってます。
始めは、ただサツマイモ掘りだけを体験してもらってたんだけど、「植え付ける」という作業を自分たちでやってもらうことで、よりサツマイモ掘りを楽しんでもらえたらと考えて苗の植え付け体験を始めました。田植えの体験と一緒だね(うちの地域は田んぼが無いからサツマイモw)。
やっぱ、自分達で植え付けたサツマイモは掘るときに「あんなに小さかった苗なのに、こんなにお芋がとれた!!」って収穫の喜びもUP!!
ひいては「野菜」や「農業」に興味を持ってもらえたら、もう最高だね♪
秋に子供たちに楽しく収穫してもらえるよう、しっかり育てていきたいと思います!
さて、2つ目のネタはこれ。
先日の記事(『農家たるもの無いものは作れ!!』~『立ち上がれチェーンポット』編~)で予告した通り、「ひっぱりくん」のメーカーの営業の方に、俺が自作した『立ち上がれ!チェーンポット』を装着したひっぱりくんで実際に枝豆を定植してもらいました!(一人じゃ動画とれないから、営業さんに定植してもらって撮った♪)↓
どう?どう?普段なら1回や2回は詰まるハズのCP303-15のチェーンポットだけど、全然引っ掛からないでしょ?
しかも、枝豆の苗も子葉が開かないぐらいちっちゃいんだけど、それでも問題なく綺麗に定植できました!
なんでも、ひっぱりくんのメーカーさんでは「ひっぱりくんの次世代デザイン」を思案中らしく、『立ち上がれ!チェーンポット』を定植している様を動画で撮って会議に出してみるとのこと♪
ついでに、営業さんに普段ひっぱりくんを使っていて気になるところ(ロングピッチ用のアタッチメントをつけると本体がすげえ安定悪くて重いetc)を色々言わせてもらいました。
それらが改善されるような新しいひっぱりくんが誕生することを、一人の「ひっぱりくん」愛用者として切に願います。
頼むぜ!営業のNさん!!
・・・というわけで、昨日は盛りだくさんな一日でした♪
2012年05月16日
今年はネギを増産だ!!ってことで先日からコツコツとひっぱりくんでネギの定植してた。↓

今年作付けた品種は、「ホワイトスター」「葵の剣」「夏扇2号」「夏扇4号」「龍ひかり2号」「龍まさり」「龍翔」「味十八番」の全8種。
今年の出来を見て来年作付ける品種を絞りこんでいく予定です。
それと今回試しに、一部の品種をチェーンポットのCP303-15に一穴4~6粒播きで育苗・定植してみた↓

なぜこんなことやったかというと、育苗培土の経費節約と労力の軽減が目的。
普通のネギのチェーンポット(CP303)に一穴2粒播きすると、育苗箱で約10枚できる。
これを株間15cmのチェーンポット(CP303-15)に一穴4~6粒播きすると育苗箱で約5枚できる。
つまり、同じ面積に定植するのに必要な苗を作るのに、育苗培土の経費を約半分にでき、さらに育苗時のスペースも半分に出来るわけ。
それと、CP303は育苗箱一枚で約14mしか定植出来ないが、CP303-15ならば一枚で約34m分定植できので、定植時に育苗箱の交換する手間も半分!!
つまり一石三鳥ってわけw
で、実際に定植したときの写真がこれ。
こっちが慣例のCP303で定植したもの↓

で、こっちが株間15cmのCP303-15で定植したもの。↓

見た目ではかなり違うが、面積当たりの本数は計算上ほとんど変わらないし、労力という面では非常に魅力的だった。
もちろん、育苗段階では、苗の本数が混んでいるので若干細めになっているし、培土に含まれている肥料分の減少幅も大きいが、液肥を追肥するなり、半月ほど遅まきして育苗期間を短くして、培土の肥料分が切れる前に圃場に定植するなりの対処で、育苗に関しての問題は解決できるのかなと。
1個体辺りの株間も計算上CP303の場合と変わらないし、管理も大きな差はない。
もし今回挑戦したCP303-15を使った育苗で上手く育てられたら、来年は全量CP303-15で育苗する予定。
さて、どうなるかはお楽しみ(笑)。
「このやり方でネギは育つのか?」って課題はこれから半年かけてじっくり検証していきたいと思います。♪

2012年05月02日
前日、家族サービスから帰ってきてマルチ張っといてよかったw
今年のトマト苗は昨年やってみて非常によかったので、全量128穴のセルトレーに播種し、鉢上げしないで若苗のままダイレクトに定植する方法で。(品種は『麗夏』(サカタのたね))↓


『若苗』と言っても、播種日は1月28日と2月23日だけどねw
今年試してみたが、播種時期が一ヶ月違っても、セルトレーで育苗したもんだから苗の大きさに差はほとんどなかった。
あとは、今後の生育状況をみて来年度の播種時期を策定する予定。
生育に差がないようであれば、トマトは2月下旬播種、GW中の定植で確定かな。
128穴のセルトレーから圃場にダイレクトで定植するメリットは、鉢上げという作業の省略(鉢と培土のコスト削減)と定植時の時間と作業負担の軽減。
デメリットは、収穫時期が遅れるのと、育苗期間中の潅水に気を使うこと(セルトレーなので乾きやすい)かな。
まあ、トマトに関しては収穫ピークを8月~9月にもっていきたいので、遅れるぐらいで丁度いいんだけどね(8月~9月はトマトの端境期だから)。
昨日は恐妻に手伝って貰ったら450苗を1時間弱で定植完了。これって結構いいペースだと思われる。(写真は恐妻トマト定植初体験の図)。↓

昨日初めてトマトの定植を経験した恐妻。
なのに作業スピードはトマト栽培歴8年の俺よりも早くて、正直凹んだが、まあ、それだけセルトレーからダイレクトで定植するのが楽なんだと思う(笑)
現時点での結論は、ハウスに定植する果菜類はセルトレー育苗が作業効率的にもコスト的にもパフォーマンスが高いと思う。
ちなみにキュウリでも36穴のセルトレーで育苗後、鉢上げせずダイレクトで定植する予定。
ただ、苗は出来てるが、今年は冬寒かったから、ハウス大根の収穫が予定よりも遅れたので、キュウリを定植するハウスの準備ができてない(汗)
ここで気温が急激に上がったので、キュウリの苗が徒長ぎみ(汗)ちょい心配ではあるがコツコツやっていこうと思います。