生物
2012年11月05日
金魚の入っていた水槽には山の土が浮かび濁り、足あとの形状と大きさから猫ではない「何か」と察する。
金魚をこよなく愛する弟はアライグマ捕獲従事者の免許を持つ俺に言いました。
「箱罠、設置してくれ(怒)」
というわけで、裏庭に箱罠設置↓
ちなみに餌はアライグマの大好物の「キャラメルコーン」。
アライグマは雑食性でかなりの甘党。あんドーナツなど油で揚げた甘いものが大好き。
設置後、隣のおじさんにそのこと話したら「うちもラッカセイ喰われた!」と。
しかも、「皮を綺麗にむいて中身だけ喰われた」と。
アライグマの確率80%です。
とりあえず、数日間設置してみて入らないようなら場所を変えてみる予定。
逃がさねーぞ。
2012年10月15日
不幸にも車でひかれちゃったりす輩もいるのだが、時々その亡骸の近くに長細いミミズみたいな紐が干からびてたりする。↓
実はこれ、「ハリガネムシ」っていうカマキリの寄生虫。
体長はカマキリより長いが、上手にカマキリのお腹の中に寄生してるのだが、宿主が死ぬと出てくるが、大抵すぐ干からびちゃう。
寄生虫というとなんとなく嫌なイメージが付きまとうが、生物として、その生態になるまでに進化する過程はすげえなあと。
なんで、よりによってカマキリに寄生する生態になったの?とか、すごい不思議に想う。
でも、きっと俺に想像もつかない過程を経て、こういう進化を遂げたのだろうと思うと、一つの生物として、「種」としての生き様としてすげえなあと思うのである。
たぶん、身の回りの人間にとっては面白い生態の生物も、色んな過程があって今現在の生物の生態になったと考えると、それをアレコレ想像するのも楽しい。
上記の「ハリガネムシ」もそう。
一体どういう経緯でカマキリのお腹に寄生するという生態になったのかの過程を想像してみると、小説一本書けちゃうくらいの面白さ。
秋の夜長に無駄に想像してみるのもまた一興だと思う。
しかしな、「ハリガネムシ」からしたら「なんで『ハリガネムシ』なんて名を付けんねん!もっとこうカッコイイ名前なかったんか!!」って言われそう。多分、そういう生物他にも多々いるw
ちなみに、ハリガネムシはその昔拷問に使われたことがあるんだって。
どう使うかは、昔週刊少年ジャンプで連載してた「BOY」ってマンガ見てください。
結構えげつないです。
2012年08月03日
ブログ更新が滞っております。申し訳ない(汗)
ブログ更新よりも睡眠時間。今の俺のトレンドです。毎日更新を楽しみにしている方、申し訳ない。
『毎日更新』は枝豆が終了したら再開したいと思います。よろしくお願いいたします。
さて、本題。
夏真っ盛り。夏といえばやっぱスイカ!!
周りの家庭菜園のおっちゃん達も小玉スイカを作っているのだが、ここ最近、俺の地区では小玉スイカが何者かに喰われるということが頻発している。
穴開けて、中身を綺麗に食べられる。こんな感じに。↓
スイカを爪でひっかき割り、中身を爪でほじくって食べるその生物とは、
『アライグマ』!!
ええ、ラスカルでお馴染のアライグマです。
数十年前にペットとして輸入されたものの、持ち前の気性の荒さから飼い主が手に負えなくなり、逃がしたために野生化。環境適応能力、繁殖能力が高く一気に生息数を増やし、農産物への被害が多発するようになったわけです。
ちなみに特定外来生物に指定されていて、捕獲&駆除すべき生物としてリストに入ってます。
で、私、このアライグマの捕獲従事者になってまして(詳しくは過去ブログ記事参照)。
これは、ついに『アライグマ捕獲従事者』たる俺の出番だなと。
と、いうわけで早速役所に連絡入れてアライグマを捕まえるための『箱罠』を借りました。↓
アメリカ製?。パッケージにはアライグマの他に『アルマジロ』まで捕獲可能!的な絵つきです(笑)
さて、この罠を仕掛ける訳なんですが、おびき寄せるための餌、皆さんは何が一番いいと思いますか?
トウモロコシ?
スイカ?
メロン?
答えは・・・
↓
キャラメルコーン
アライグマの好物の共通点は、油を使っていて、砂糖を使っていて甘いこと。
これを教えてくれたアライグマ捕獲のプロ曰く
「キャラメルコーン最強」。
ちなみに次点は「あんドーナツ」。
で、このキャラメルコーンを枝豆ネットに入れて封をして、箱罠の中にセット↓
それを被害があった畑の近くに設置しました。↓
この箱罠は、餌に釣られて入ってきたアライグマが床面にある銀板を踏むことで出入り口が閉まるという構造。
それと箱罠に閉じ込められたアライグマが暴れて箱が倒れると逃げられる恐れがあるので、金属製の棒を突き刺して固定。(金属製じゃないと喰い切られるため)
これで準備OK。
あとはアライグマは引っ掛かるまで毎朝確認しに行きます。
毎日確認するのは、この時期炎天下でアライグマが死んだ場合、死後数時間で、ハンパない死臭を放つため。だから放置できないんさ。
で、捕まえたら役所に連絡入れて獣医さんに薬殺してもらいます。で、死体は役所が引き取ってくれます。
(ちなみにハブ1匹捕獲に付き報奨金がもらえる沖縄とは違い、アライグマは無報酬。まあ、死体処理してくれるだけ良しとしたい。)
さて、はたしてアライグマは捕獲されるのか?
――――――
アライグマの被害はここ数年爆発的に増え、捕獲数も急激に増えているらしい。
隣の飯能市ではすでに100匹を超えるアライグマが捕獲されているという。
入間市も今年に入って9匹が捕獲されてるから、油断できない。もしかしたら、捕獲数が少ないだけで、頭数だけならかなりの数が生息しているかもしれない。
被害がこれ以上広がらないためにも、確実に捕獲していきたいと思います。
人の一時的なペットブームで日本に連れてこられた挙句、飼い主の無責任な行動で野生化。
そして繁殖して害があれば駆除される・・・。
日本に輸入されなければ、アライグマはこんな運命にならなかったのにと、アライグマを哀れずにはいられない。
2012年07月10日
この良い気分で枝豆『湯あがり娘』の定植をしようと、育苗箱を持ち上げたら・・・↓
ネズミの野郎が巣くってました(怒)
しかも、巣穴の横には大量の枝豆の苗が散乱(怒)
なんか発芽率がいつもより悪いな~とか思ってたら、ネズミの野郎が喰ってたのが原因かよ!!!
・・・今まで、俺はハウスの中じゃ出来るだけ生き物を大切にする「ナウシカ」っぷりを発揮していたけど、これには頭に来ましたわ。(怒)
と、いうわけでハウスの中のネズミ一掃大作戦を決行しようかなと企んでおります。
大作戦は雨降って仕事が少ない時にでも仕掛ける予定。
どんな仕掛けをやってやろうか。フフフ(ニヤリ)
さて、梅雨の晴れ間は今日までだから、出来るだけ種蒔きしないと。
じゃ、今日も気合い入れて頑張りますか!!
2012年06月12日
2012年6月現在、俺が苦手としてる昆虫ベスト3!
第3位
カメムシ(苦手ポイント50点)
臭い。とにかく臭くて嫌い。嫌いになったきっかけは薄暗い中、朝どりしようとトウモロコシを握ったら、トウモロコシについていた十数匹のカメムシを握り込んでしまって、もうどうしようもないくらい手が臭くなったから。
ちなみにありとあらゆる夏の果菜類の害虫で、消毒でやっつけようにもすぐに飛んで行ってしまい、効果的な防除は防虫ネットで囲うしか手がない。だから害虫としても大嫌い。
第2位
スズメバチ(苦手ポイント60点)
特にオオスズメバチが苦手というか、怖い。何なの、あの「ブオオオオオん!!」って尋常じゃない重低音の羽音は?しかも超好戦的だし。
ちなみに、俺、車で走行中、全開だった運転席の窓から顔面にクリティカルヒットされ、対向車と事故りそうになった経験アリ。あの恐怖は忘れない。
そして、ブッチぎりの第1位は・・・
毛虫(苦手ポイント98点)
2位のスズメバチに30点以上の差をつけて一番苦手なのが毛虫。もう、どんな種類の毛虫もダメ。
これは過去にエライ目にあったから(詳しくは過去記事→こちら)。
毛虫ってやつは、特に6月に色んな種類の毛虫が発生します。そして油断すると刺されます。
ここ最近だとお茶の木にいたチャドクガの毛虫にやられて湿疹を伴ったかゆみで苦しんだし。
もうね、とにかく存在が苦手。
そんな毛虫が大嫌いな俺だからなのか?この時期になると奴ら毛虫はそんな俺の視界に非常に入ってくる。
気がつくと奴がいる。奴らはいたるところにいるわけです。
そして俺はつい先日、防虫ネットにしがみついてる、ものすごい「かぶいて」らっしゃる毛虫を発見しました。
それがこいつです↓
どうです?もう前田慶次や織田信長も裸足で逃げ出すほどのかぶきっプリでしょ?
見た目どっちが頭だか分かんねーっしょ?(下が頭です。)
もう、かぶきっぷりが洗練されすぎてて『得体のしれない宇宙生命体』って感じ。
俺の主観ですが、『茶色』『黒』『白』の3色の毒毛をもつ、三毛猫ならぬ『三毛虫』はヤバいです。
多分こいつはハンパねー毒もってるハズ。
これからドンドン毛虫が発生してくる。当分の間、俺は神経すり減らして奴らと対峙して生きたと思います。
あ~マジで毛虫なんとかなんねーかな(汗)