上原農園の野菜

2014年04月10日

本日、一発目のキュウリの定植が完了しました!

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これから5日程度で完全に活着するまで株元にジョーロ潅水やって、活着したことを確認したら2週間半ほど潅水を中断します。これは根を下のほうまで張らせて、樹勢が必要以上に大きくならないようにするため。
これやっとくと、後々樹勢調整が楽になるし、結果、実もよくなるようになります。

で、収穫の一週間前から潅水を始めて、収穫となります。
今回定植したキュウリの収穫が始まるのは5月下旬を予定。

それまで遅霜に注意しながらしっかり管理していきたいと思います!



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 22:31│コメント(0)トラックバック(0)

2014年03月24日

ども、ご無沙汰してます。A-GYOです。

まずは近況報告。
先日倒壊したハウス2棟の解体も目途がつきました。
「国や県が撤去費用全額負担!」的な報道がありましたが、実際は5分の1ほどの助成になりそうです。
でも、全額自己負担も覚悟していたので、5分の1でも助成してくれるのは非常に助かります。
参考までにパイプハウス1㎡あたり自己解体だと110円、解体業者に委託すると290円、国や県が負担してくれるようです。
また、農家仲間同士でハウス解体互助会の場合でも1㎡あたり290円の助成金が出るそうです。
それと先日、県の農林部長さんが言われていたのですが、「今回の大雪で被害に会われた農家の方、どのような支援を望むのかを農林振興センターにどんどん意見を伝えてほしい」とのこと。
県も実際の現場の声から有効な施策をするようなので、今回の大雪で被害を受けた方は各地の農林振興センターへ連絡とってみることが良いと思います。


さて、近況報告はこれくらいにして、本題。
今日から雪の影響で遅れてた栗の剪定を始めました。
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(写真の栗畑は苗を植えてから3年目ってことこです。)

本当は2月中旬~末の間に栗の剪定を終わらせるのがいいのだが、今年は雪の影響でのびのびになって、今日からようやく剪定を開始できました(汗)

1年ぶりの栗の剪定、やっぱり難しい。
先日、栗の剪定の勉強会をしたのだが、やはり数こなして慣れるしかなさそう。
明日、終わらせられるように頑張ります!




A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 23:48│コメント(2)トラックバック(0)

2013年11月13日

木枯らし一号が吹きまして、一気に冬になった気がします。
ども、昨日から「ももひき」を装備しだしたA-GYOです。
これで「ももひき」は来年4月までは手放せなくなりましたwww


さて、久しぶりの更新です。
現在ブロッコリー祭り絶賛開催中なのですが、次の祭りもスタンバイほぼOK。
次の祭りはキャベツ。今のブロッコリーが国を挙げてのお祭りなら、キャベツは地域挙げてのお祭りぐらいの規模ですが、ちょいと変わったキャベツも育ててます。

まずは、サボイキャベツ↓
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葉がシワシワしているキャベツ。生食はもちろん、ロールキャベツや汁物具材にもおすすめ。
寒さが一回当たった今くらいから非常に甘みが出てきます。

お次は紫キャベツ↓

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ソフトボールを二回りぐらい大きくした球状の紫色のキャベツ。
こちらはコールスローなど生サラダ系の料理に向きます。

寒さが徐々に厳しくなってくると、野菜たちの甘みがグッと増す。冬野菜、これからが本番です。




A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:26│コメント(0)トラックバック(0)

2013年10月09日

台風が次々と発生して、天気予報とにらめっこしてしまう10月。
ここ数年は10月に台風が来ることが珍しくなくなってきているとはいえ、台風の影響による高温や雨などに気を付けながら種まきや管理には気を使う。

で、これからは「暑い秋」と「寒い秋」両方を想定して、暑さが得意な品種と寒さが得意な品種を同時に播いて、どっちの天候で来ても全滅ということにならないような品種策定と作付け計画が必要なんじゃないかと思うわけである。

今年は小松菜でそれを試してみようかと思う。大体暑さが得意な品種と寒さが得意な品種は同時に播いても数日ではあるが収穫日に差ができる。
つまり品種の成長差を利用して、同時に播種して収穫期間をずらせば、悪天候などで種まきできる日が限られれても、一度の作業で実質的に収穫期間を長くでき、しかも採り遅れんが防げるので収量も増えることが期待できる。

秋冬作なんか特に差が出そうだから、面白うそうだなと思っている。

さて、久しぶりにうちの野菜の様子。↓

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大根収穫開始。寒冷紗をかけていたので、害虫による葉の食害が極めて少なくて、葉付き大根で出荷中。

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ニンジンはまだもう少しかかりそう。あと3週間ほど経てば収穫できるかな。

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そして秋のメイン作物の一つ「ブロッコリー」。
今年は約15,000株。多分11月はブロッコリーの収穫に追われること確実(汗)

たまに暑い日もあるけど、季節はもう秋。
これから農繁期に突入するので体調管理に気を付けねば。



A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 07:18│コメント(2)トラックバック(0)

2013年10月03日

本日は葉大根についての雑感。
俺は葉大根が大好きである。胡麻和えもおいしいし、みそ汁の具にもいいし、油との相性もいい。
もちろん生産者として俺も葉大根は大好きな品目だ。

播種から収穫までの生育の早さ、防虫ネット(0.8mm)使用ならば無農薬で栽培可能。
葉物の品目の中でもピカイチの栽培が簡単だと思われる。

数年前から色々な品種を試してきたが、昨年からメインの品種はタキイ種苗の葉大根の品種『ハットリくん』している。『ハットリくん』の播種から収穫までの
生育期間は驚きの21日間。

種代のコストをもサカタの品種よりもリ
ーズナブル。
しかも味も美味いので、夏の品種はこれでほぼ決まり。

今季の秋
冬は某種屋さんから勧められた中原種苗の「青緑大根」と「ハットリくん」同時に播種し、生育調査してみて、もし『ハットリくん』のほうがメリットが多ければ、通年で『ハットリくん』で確定。

葉大根って各メーカーが育種に力を注いでいないの
で、当分の間は新品種は期待できないから今後数年は『ハットリくん』で決まりかな。


さて、俺がこんなにも葉大根を押しているのに、みんな意外と葉大根のことをなめているようで、「葉大根なんて作ってんの?プフフww」的は反応をされることもあるんだが、お客さんには葉大根の評価は相当高い。

夏の価格だけで言えば、ほうれん草
>葉大根>小松菜(もちろんこれはスーパーと直接取引価格での話だけど。)って感じなのだが、夏の需要だけをみたら葉大根>小松菜>ほうれん草の順なのである。


葉大根は鮮度劣化が激しい作物だから、あまり市場流通には向かない品目。だが、お客さんの需要は相当高い。

都市近郊で消費地が近い生産者ならば、葉大根も十分メインの栽培作物になりえると僕は思っている。


ま、ぶっちゃけね、ただ金を目的に都市近郊で農業するなら、葉物、特に小松菜を周年栽培するのが一番であるという結論は数年前に気付いているのだが、それをやらないのは「自分が楽しめねー」という点が大きい。
昨日のブログでも書いたが、一つのことをただひたすらに極めるってのは、俺には向いてないらしい。
まあ、早い話、飽きっぽいんだわな、俺。多分小松菜だけずーっとやってたら頻繁に現実逃避の旅にでそうな気がするw

長く農業することが俺の夢を実現することにつながる。
長く農業するには、色々な要素があるけど、一番は楽しむこと。
自分にあった経営が徐々に見えてきた気がする2013年秋。




A-GYO(エイギョウ)agyonoudennki at 06:30│コメント(2)トラックバック(0)